遭難猫・山狩り・発見・ミステリーだよね | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

こんにちは。

先日、我が家の入り口付近に捨てられている子ネコを発見しました。

24時間大雨を降らせた台風の日に捨てられたのでしょう。

一匹の子ネコを保護した時,全身ずぶ濡れでガタガタ震えていました。

カラスやタカまでもが狙って辺りをグルグル飛び回っていたのです。

たぶん発見されなければ鳥達の餌食だったでしょう。

現に一匹はやられていました。

他にも逃げたネコがいると云う目撃者の証言で探していた所、

夕方にもう一匹捕まえるも、その時に見たもう一匹は捕まえられませんでした。


翌日、レスキューしてすっかりなついた子ネコを連れて外へ出ると、

こちらの鳴き声に反応する声が山の方から聞こえて来ました。

もう一匹の子ネコだ、と直ぐにそう思ったのです。

それからどうやって救出するか考えました。




昨日は時々声が聞こえる辺りを周りから山狩り状態です。


何しろアケビの蔓や野バラや背の低い灌木や、あれやらこれやらがひっ絡まっている所ですから、


一歩進のも大変なんです。

鎌でガンガン叩き切りながら道を作って進んで行くので、

もしネコが元気なら何処かへ逃げていくでしょう。

運が良ければその時の音が聞こえるかもしれません。

自分が鎌で大きな音を立てているのだから難しいけどね。

それでも辺りの物音に耳を澄ませ、

時々ミャーミャ-と呼び声を発したりして反応を見ながらの捜索です。


それが、夕方になって意外な所での発見となりました。


鎌を振うのに疲れて一休みしようと小屋の前まで来ると、

近くでか細い子ネコの鳴き声が聞こえます。


耳を澄ませるとどうも私の目の前につんであるコンクリブロックの間に誰か潜んでいるようです。



私たちが山狩りした場所はちょうどその上方にあたります。


上でガサガサやったので怖くて下りて来たのでしょう。


ジッとその気配の前で待っていると、


耳をピタッと平らにしたネコの顔がコンクリの間から出て来るじゃないですか。

見た事の無いネコの顔でした。


やっぱりここに逃げ込んでいたようです。


ネコがゆっくりと頭を突き出しているのを見るとその穴はずいぶん小さいのでしょう。

真上に構えていて這い出して来る所を捕まえる事も出来たかもしれません。


でも何の用意も無い状態でそれは無謀です。


一回捕獲を失敗すると次が難しくなりますからね。

もっと警戒心が強くなる。

で、そのまま行動を見ていたら、子ネコの目がくるりと回って私のそれと出会いました。

その途端に小屋から飛び出ると全速力で小屋の裏の崖を這い上って

草薮の中に隠れてしまったのです。

一瞬の間だったけど第三のネコは元気そうに見えました。


少し安心です。


もし何も食べていなければ命に関わるのではないかとそれが心配だったのです。



この辺りにじっとしている事も判ったのでそれも安心の材料になりました。

これならゆっくり呼び出す事も出来るでしょう。


けれどもその後、つれ合いとの間で微妙な食い違いが出て来て私たちは少し焦りました。


というのも、

二匹目を保護した時に三匹目を目撃したのはつれ合いだけでしょう。


それによると白にグレーの縞模様がとびとびあって家のペトラのような色だったと云うのです。


ところが私が見た子ネコは黒が片目にかかり背中全体が黒いネコでした。

二人の目撃証言が違います。

これは一体どう云う事?

どちらも夕方にチラリと見た記憶なのではっきりしませんが、

二人の見たネコは同一だったのかちょっと判らなくなってしまいました。

それに私の見た黒い背中はなんとなく保護したネコ達より少し大きかった気がするのです。



そういえば、一昨日の夕方第一発見者である友人が来訪し、

その帰りに私に電話して来ました。

帰ろうと思ったら子ネコの声が聞こえるんよ。

まだいるのかもしれないから見てみなと彼がそう云うのです。


場所はずぶ濡れのネコを発見したのと同位置。

おかしいな。


そんなはずはないわ。


だって子ネコは小屋の裏に移動したはずです。


第一発見の場所は家の玄関を出て50メートル程の私道を歩いて車道に出た所。

その私道の入り口が発見場所で、

そこから30メートル程家に寄った所に小屋が有ります。

同じネコがその間を行ったり来たりしているとはちょっと考えられません。

私たちは,もしかしたら別のネコを追いかけていたのではないでしょうか?


ということは?

誰かがもう一日着捨てて行った?

その可能性について勘考する以前に先ず私道の入り口までいってもう一匹のネコがいるかどうか調べる事が先決でした。

私たちは走ってその場所まで移動すると缶詰をおとりに呼び寄せようとしました。

が、しばらく待っても何の反応もありません。

子ネコが3、4日飲まず食わずで生きられるでしょうか?



私は翌朝に子ネコの声を聞いて、第三のネコがここまで歩いて来たものとばかり思い込んでしまいましたが、


この状況で誰がそう思わずにいられましょうか。



w川・o・川w

それにしても、


これ、どう云う事?


ミステリーだよね。




子ネコの遭難話、長くなったので「明日に続く」にしますわ。


😣


だって良いお天気だから外へ行ってお日様の光りを浴びて来ます。


それではまた後で・・・


今朝には意外な展開が・・・・・

次回はそのお話です。






























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