畑でケンカ☆その訳は・・・ | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

こんにちは。

洗濯機の様子を見に行ったら畑でかがんでいるつれ合いの姿が見えました。

何をしているのかと思って行って見ると、

ジャガイモの葉についているテントウムシダマシの幼虫を捕獲しています。

すでにビンの中にはかなりの虫がいました。

私も一緒になって目の前の葉の裏をめくって見ると、

(((゜д゜;))) いる、いる。


あっちにもこっちにも、

黄色の幼虫が、黒いトゲトゲを身につけてジャガイモの葉っぱを食っている食っている。


あーあ(^^ゞ


二筋有る畝の向こう側のジャガイモがやられているなと気付いてはいましたが、まあ大丈夫と油断していました。

こちらが高を括っているうちに向こう側を食いつくし、ついにこちら側にまで

被害が及び始めていたのです。


食欲おう盛なこのもの達には本当に驚きますよ。

食べるスピードの速い事と云ったらありません。

見る見るうちに一枚の葉っぱを食べ尽しますからね。



今年はジャガイモが割と上手くいっていると見ていただけに、

ここへ来てイモがグンと生長する時期に葉っぱをやられるのは痛いです。





そう云う考えで虫を捕獲しているのだろうと思いました。

だから手伝ったのです。

炎天下でジャガイモの葉っぱをひっくり返し、丁寧に虫の有無をチェックします。

虫がいれば

「あった、あった」と云ってビンを呼びそこへ落とすのです。

たいていどの葉っぱにも黄色の虫が付いていました。

これでは数日のうちに丸裸かもしれません。

今やらないと今年も小ちゃなジャガイモか(_ _。)

夕方もう一度虫チェックの必要がありそうです。


この時期少しの労働でも滲む汗を拭きながらふと反対側のニンジンの畝を見て、

今年はまだあいつが表れていないなと、私は一人ほくそ笑んだのでした。

口にも出したくないあいつの名前。

胸に秘めていたはずなのに、



次の瞬間。

うっとりと何かを見つめているつれ合いの顔が視界に入ったのです。

「なに?」

と身を乗り出して視界の先を見ると、

ゲ,

( ̄□ ̄;)


あいつが、

あいつが、

あいつが、

それも4匹も一本の葉っぱに付いている。

あいつの正体はこれだ。

$星の輪ネットワーク


ニンジンが大好物なんだ。


ビューティフルな蝶になる、

芋虫ちゃんですよ。

ニンジンの葉っぱが大好きな芋虫ちゃんは、

これまた旺盛な食欲で、

我が慈しみのニンジンの葉っぱを丸裸にしてしまう憎いヤツ。

と私は思っているんですね。

凡人極まりない(〃∇〃)





さっきあの幼虫を捕まえていたんだからねー、

これも捕ってよ。

と、凡人は云いました。

するとあなた、

どんな返事が返って来たとお思いですか?




「この芋虫は凄くきれいなチョウチョになるんだよね」

「つかまえたくないなあ」




ってさ、

じゃニンジンはどうなるの?

「きれいなチョウチョの為ならニンジンの2.3本。構わないよ」

とおっしゃいますが、

ヽ(*'0'*)ツ

私はニンジン食べたいぞ。




けれども、

このニンジンを作る為に苦労を重ねているのは私ではなくて彼なのです。


チョウチョの為にニンジン育てているのか?


なんて、

悪態は付くもんじゃないですよね。


この仕打ちを、

「まるで聖フランシスコ様のようなお人柄」と崇められるようになれば良いのでしょうか?

が、結局、

彼も半分私の意見を尊重してくれて、

半分残して半分は移動させる事になりました。

そして様子を見ながらニンジンを守りつつ、臨機応変で対処すると云う所に話が落ち着きました。

無農薬で作物を作ると云う事は本当に手間がかかります。

でも作物がその手間に味で応えてくれるのを知ると、やりがいも出て来るのです。

そうやって作物と作り手が良い関係でいられ事がまたエネルギーアップに繋がるから面白いのだよね。



ケンカしながら枝からラズベリーをもぎってたべると、

口の中に甘酸っぱい味が広がって、

今までの事は忘れてしまいましたとさ。(@ ̄Д ̄@;)


























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