ルームシューズ3作目途中♪ | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

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こんにちは。

雲が広がってすっかり空いっぱいになってしまいました。


先ほどまであんなにいいお天気だったのにね。


ルームシューズの3作目製作中ですが、

どんどん進化していくので楽しくてо(ж>▽<)y ☆


安易な接着芯を使わずに、

手間のかかる方法をあえて選んだ結果、


裁縫のテクニックに「ハ刺し」と云う物が有る事を知りました。

これは熟練を要する技術です。


というのも、

普通、どんな所にこの技術を駆使するかと言うと、

高級な紳士服とか、

婦人服の襟や見返しなどです。

紳士服の場合、

肩から前見頃の裏などに

型ちを保つ為に芯が貼られています。

その芯を表地に縫い止める方法なのですが、

本当に熟練の者は、

布目一つを確実に拾い上げて芯地の布目一つと縫い重ねる事が出来るらしいです。

芯地は布目に対して対角に置かれていて、

その格子の交わった一目を針ですくって止める縫い方のようですよ。



もの凄い世界がここにも有りました。


この細やかな針使いでは、針目を外に出す事無く、

しかもどんな激しい身体の動きにも美しい型ちを保つ事が出来るそうです。


カシミヤの襟にハ刺しをする動画を見たましたが、

裏襟に施したハ刺しがシルエットを決めているのがよく判りました。


私はハ刺しをするのは初めてです。

持ち前の行き当たりばったりな性格を発揮して、

初めてのハ刺しをしたのは、

右脚の甲の部分でした。

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木綿の太口手縫い糸を使って、結構メチャクチャです。


初めての事で頭の中で考えている事が、

全く別の形で出て来るので最初はこんがらがってしまいました。

でも直ぐに慣れました。

動画の襟のハ刺しを見ていたのでそれを参考にして、

丸みの出る部分には細かく刺し、あまり力のかからないと思われる部分には大きく大雑把です。

あと、かかとは足の出し入れで動きが多いと考えて、

脇や前とは方向を変えて立てに細かく刺しました。

丈夫になるでしょう。

底はイタリア製の紳士服地でウールです。

キャラコを2枚合わせた底布をハ刺しでウールに縫い付けました。

こちらもかかとの部分や足の力の入る部分には細かく刺してあります。


左側のハ刺しをする時に、

使う糸を変えてみました。

今度のは細いミシン糸です。


どうしてそうしたかと言うと、

太口木綿糸の残りが少なくなって来たからです。



茶色のミシン糸でまず甲の部分を刺してみました。

そうしたら、

木綿の太口で刺した右足と感触や風合いが全然違ったの。


驚いた(@_@)

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ミシン糸は細いのでハ刺しをした布も柔らかく、

木綿糸の方がかっちりと出来ています。

底布も木綿糸で縫った方が厚く感じますね。


ただ、

木綿糸で縫った底は縫い目がが表布に出てしまい、

自分的にはそれでも良いかなって思っていたけれど、

ちょうど底を縫っている時に立寄った友人が、

糸目が出ていると切れる、

底布には出来るだけ糸目を出さない様に気をつけた方が良い、
とアドバイスがありました。


その通りかも知れません。


なので、左側の底はなるべく糸目を出さない様に気をつけて縫ってあります。

なんと云ってもハ刺しは手間がかかりますが、

その分、芯貼りの仕事が終わるとあとは裏表を合わせるだけなので、

仕上げまでは早く感じます。



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この写真ではまだつま先が開いたまま。

かかとのゴムを入れたり、左足の内底布をつけて足先をまつると出来上がり。


まだ幾つか完成までのステップが残っています。


明日はパーティーの予定です。

出来たら今日中に仕上げたいな。( ̄ー☆























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