朗読☆伊藤左千夫☆姪子☆ | 星の輪ネットワーク

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山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

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この前、島崎藤村の「足袋」を朗読するお話を書きました。

「朗読を聴くにあたって」

朗読するにあたって、

イントネーションの問題に一番頭を悩ませます。

伊藤左千夫の「姪子」と云う話の中に、

あさくさがり、とありますが、

浅草狩り、と聴いてしまえば、もう

「何それ?」で頭がいっぱいになってしまいます。

正確には「朝草刈り」なんです。

伊藤左千夫は明治末期から大正時代に生きた人ですから、

その人の描く日常は当時の日本人の日常です。

それも農村に暮らす民衆の日常。


この頃の人は放射能の心配が無くていいですね。

それだけでもうらやましい。



私はこの話を音読すると涙が滲んで声が詰まってしまいます。

おじさんが姪子を訪ねて百合餅をご馳走になるってだけの小さな話ですが、

当時の日本人のシンプルな暮らし様が見えて、

自分にもこんな日本人の血が流れているだって、再認識させられる程直接的です。

歌人でもある作者の言葉のセンスでしょうか。


私にとっては小さなダイヤの原石がたくさん詰まっているような一篇です。

美しい日本人の心に触れ、思わず胸キュン。



この刺激、

脳にいいです。

朗読、音読、おすすめです。

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原発の勉強の合間に、心の居何処を確かめる為に、

時々こういうの読んだ方が良い。ニコニコ




























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