6月15日に可決された「私的違法ダウンロード刑罰化法案」。これまでも違法にアップロードされた物と知..........≪続きを読む≫
とんでもない法案が可決してしまいました。
この事を、殆どの人が認識していない事に驚きます。
知り合いにこの法案の事を話しても、えーそんな事知らなかったと云う人が大半です。
私自身、法案が審議されている事自体は知っていましたが、
きちんと向き合わないうちに決まってしまいました。
ヨーロッパ人のつれ合いは、
日本の人がこの法案に反対の声をあげる事も無く簡単に決まってしまった事にショックを受けています。
ヨーロッパでは、多くの若者がインターネットの規制に反対の声をあげているのに、
日本人は本当に何も言わないです。
自分んも含めてですが。
決まってしまってからこんな事をいっても無駄かもしれません。
でも、
この法律が施行されるとどんなことが起こるのか、
今頃になって気が付いた恐ろしい現実を皆さんにお知らせしたいのです。
私たちは知らず知らずのうちにいろんな物をダウンロードしていますよね。
けれども、
これからは気をつけ無くちゃね。
うっかりダウンロードして、それが違法のものだったらそれだけで２００万円以下の罰金か、
刑務所にいれられます。
これは本当に怖いです。
わずか１曲をダウンロードしても罰金。
それより何より怖いのはニュースの話題にもなっている別件逮捕。
もし私がakbの曲をこっそりダウンロードしたことがあるとしましょう。
その私が例えば反原発のデモに参加して、
警察や当局ににらまれるような存在になった時、
邪魔な私を葬る為に、無理矢理なこじ付けで私のPCを調べこの違法ダウンロードを見つけて、
別件逮捕するとういう事でもあるのです。
これは、
国民を簡単に犯罪者にする事のできる悪法です。
メディアがもっと、この法案の抱えるリスクを声高に伝えて、
国民がもっと真剣に議論できるような下地を整えてくれれば良いのに、
彼等が実際にしている事といったら、
国民をないがしろにし、
目を欺く為に，その力を使っているのです。
その法案が審議されている頃、ちょうどオリンピックの候補者選びの時期と重なっていたような気がします。
テレビは連日、五輪出場の話で盛り上がっていました。
ニュースの中でたまにダウンロード禁止法の事を聞いたって何の事やら判らないから、
今日も持たずに聞き流す、
そう云えば何か言ってたわね、と法案が決まってしまってからこの騒ぎ。
それにしても、当初の民主党案にはこんな厳しい刑罰はついていなかったといいます、
それを自・公民が刑罰を付けなければ法案を通す事まかりならぬ，とケチをつけ、
民主党は「ああ、それならば刑罰つけましょう。その代わり消費税アップの法案は通して下さいね」
なんて、
ウラで取引があったのではないですか？
と私はにらんでいます。
刑罰は必要か、
ならばどれ程の刑罰か、
十分な議論もないまま、わずか５日で刑罰付き法案が可決してしまったそうです。
政治家が自分の目指す政治を行う為にこのような取引を行うのはもってのほか。
やってはならない事なのです。
一つ一つの法案が、真に国民の為の物であるべきなのに、
この法案は、
音楽業界や映像メディア関係の業界にとって利益になる為の物と言えるでしょう。
日本人の何でも聞き入れる素直な心持ちはある面大変美しいですが、
聞いた言葉の真意を勘考し、
異論があれば声に出して言える勇気と土壌を育てるべきです。
ダウンロード禁止法、
何とかならないかしら、
世界中をみてもこんなに厳しい国、他に無いぞー。ヾ(｡｀Д´｡)ﾉ
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