ボディーソニックチェアーをご存知でしょうか?
インターネットで調べてみても、あまりポプラーではないこの言葉なんですが、
我が家にはこのチェアーがあるのです。
もう15年以上前の事、お正月に友達から電話があり、
いらないイスがあるから欲しけりゃあげるよ」というのです。
聞けばただのイスなんかじゃなくてボディーソニックチェアーです。
これを貰わない手は無いとばかりにすぐ飛んで行きました。
それ以来我が家にあります。
多くは座布団置き場になっていますが、たまに使いますよ。
お客様に使ってみせたりね。
ボディソニックって何って所から話さなきゃならないのですよね。
皆さん知らないから、
ボディソニックって、体感音響装置といいます。
体で感じる特別の音響装置を仕組んだイスなんです。
リクライニング式になっていて、イスに横になってヘッドホンで音楽を聴きながらリラックスできるのです。
低温が体に響いて音の振動でマッサージされるようなくすぐったいような、
不思議な体感が得られます。
ボディーソニックについて書かれた物の中にこんな文章を見つけました。
「 我が国は'80年代、ストレス社会に突入し、心身症、神経症、不登校児の増加、過労死など、ストレスに起因する病を多発させた。
心療内科領域での受容的音楽療法の臨床例は、うつ状態に音楽療法的接近を試みた一例、過敏性腸症候群に対する音楽療法、摂食障害患者の過食衝動に対する音楽の活用の試み、不登校症例に対する音楽療法の活用など、数多い臨床報告がある。方法としては、リラクセーション効果のある椅子形のボディソニックを使用している。こうしたことからリラクセーション用のボディソニックが使用されるようになった。」
これを読んで、
主題から外れていますが恐ろしい現実が見えて驚愕しています。
この記事からすると我が国では80年代にすでにストレス社会に突入していたのです。
心身症や神経症、不登校児の増加、過労死など、ストレスに起因する病を多発させたと、
30年も前から問題視しているのです。
なのに、30年以上もこの問題を解決できないばかりか、
その傾向が増々大きくなっているじゃないですか。
人間の叡智をかけて人々の幸福のために考えようと言う動きはあまり活発化して来なかったようですね。
30年間も、
多発する病の解決策が見つけられず、
それを拡大する事ばかりがもてはやされて来たのでしたね。
なんと愚かでしょう。
ボディーソニックはその治療の目的で作られた技術だったのですね。
それが家にあるのです。
ボディーソニックの事で本当に話したかった事は次回にします。
それにしても今日は、
ボディーソニックの生い立ちを知る事が出来て良かった。
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