今日は風が強い日ですよ。
とっても良いお天気のように見えるのですが、寒いです。
実家から戻った翌日、長野県茅野市に行ってきました。
茅野市と云えば、有名なのは縄文のヴィーナスと、仮面の女神。
何の事か判らない人もいるかしら、
これですよ、これ。
コチラが縄文のヴィーナスの横顔。
コチラは仮面の女神と呼ばれています。
縄文時代の土偶で、この辺りの遺跡から発掘されました。
20年から30年前の事です。
縄文時代には、八ヶ岳の麓にたくさんの縄文人が住んでいたらしく、
この辺り一面から、多くの土器が出土しています。
昨日は発掘された土器の、一部を展示している美術館へ行きました。
以前からの念願が叶った事になります。
私にしたら4つ目の縄文美術館。
ここに展示されているのは国宝です。
縄文のパワーには、いつも圧倒されます。
土器の展示室に入った途端に感じる、あのみなぎる力は、なんでしょうか。
5000年も前に作られた物が、
つぎはぎで修復されてそこに有るだけなのに、
言い表す事の出来ない感動が胸に湧いて来るのです。
縄文のヴィーナス、仮面の女神、
共々レプリカの展示です。
ですが、その像に対峙した瞬間に感じる形の美しさは、
迫力満点です。
思わず、息を飲みました。
コチラは後ろ姿です、
真正面の写真は照明が邪魔して、上手く撮れなかったので、割愛します。ね。
それよりも、興味の有る方は美術館に足を運んで下さいな。
凄いですよ。
仮面の女神は、どうも墓のような遺跡から出てきたらしく、
珍しい物なので、たぶん豪族の墓などに、
死を司る神とか、死後の世界で守り神となるものとして、埋葬されたなどと考えられている様です。
縄文のこういった土器の類いは、本当に興味深いですよね。
およそ1万年間、続いたらしいですよ。
平和な時代を1万年も続けられるって、凄い事ですよね。
現代人が戦いばかりしているのは、一体どういう事でしょう。
縄文の土器も色々写真に撮ってきました。
![星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/05/a2/j/t02200165_0640048011865260312.jpg?caw=800)
![星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/c6/d3/j/t02200165_0640048011865260311.jpg?caw=800)
![星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/f8/da/j/t02200165_0640048011865260310.jpg?caw=800)
小さな土器も数々あって、
おままごとのセットのようです。
それがみな、土で出来ていて、しかも5000年も前に作られたというのですから、驚きですよね。
その模様は、実に簡単な仕組みで作られているのです。
館内では、
実際に縄文の人が使ったと思われる道具を再現して、
粘度に模様をつけて遊んでみる事も出来ます。
![$星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/fe/0f/j/t02200165_0640048011865257104.jpg?caw=800)
これはそんな道具の一部ですが、
10センチくらいの棒に縄を撒いて、それを横に転がすとか、
竹の細枝の先を半分丸く削ったり、
極々身直に有るものを使って、シンプルな道具を作っているんです。
知れば知るほど、縄文のカルチャーって凄いですね。
![星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/ed/aa/j/t02200165_0640048011865257103.jpg?caw=800)
![星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/89/ca/j/t02200165_0640048011865257102.jpg?caw=800)
![星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20120321/14/mikobuchi/09/8a/j/t02200165_0640048011865257100.jpg?caw=800)
この時代には驚くほど多くの土偶がつくられているんですよね。
中央自動車道の釈迦堂PAはすぐ側の縄文美術館と繋がっています。
あそこで休む人は行ってみると良いでしょう。
縄文の顔がいっぱい見られます。
これらの土器がどれをとって見ても、素晴らしい。
完璧な形なんですね。
どれもみな、とても美しい。
模様も、形も独創的です。
縄文の優れた作品に触れて、鋭気を養う。
すばらしい、
一言につきます。
で、
素朴な疑問がわきました。
縄文時代のものって、みんな芸術品ばかり?なのって。
聞いてみると、
そうでもないんですってさ。
下手なのもあるらしい、
それを聞いて安心しました。
ほ。(-^□^-)
![にほんブログ村 健康ブログへ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fhealth.blogmura.com%2Fimg%2Fhealth88_31_lightred_2.gif)
にほんブログ村
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fimage.with2.net%2Fimg%2Fbanner%2Fm03%2Fbanner_br_sakurabird.gif)
人気ブログランキングへ
ランキングに参加しています。