那智の滝を見てきました。
日本一の滝だと云われています。
133メートルの高さがあるそうですが、今年9月4日の台風に依る大雨で大きな被害を受けました。
その当時はニュースで何度も見聞きしたのですが、
3ヶ月も経つと遠くに住む私たちには遠い過去の出来事になってしまいます。
ところが、実際に那智の滝まで行ってみると、
その道すがらあちらこちらに災害の爪痕が残っていて、
土台だけを残して後は空っぽの家とか、半分崩れた家とか、
まだまだがれきの残る川や、大きな石がごろごろ転がっている川床をみると、
凄いことが起きたのだと思い知らされます。
案内してくれた友人は、災害の後片付けのボランティアもしていたので、
直後の現場はこんな物ではなかった、あの時に比べれば、今のこの光景なんか何事もなかったかのようだよ、と云ってました。
途中、大きく崩れたままの駐車場がありました。
那智の滝の下にも大きな岩がごろごろ。
この岩はどこから、どんな風に落ちて来たのか、
それが私たちの疑問でした。
後で聞くと、上の滝口から、大きな岩を含んだ濁流が、横に飛んだらしいです。
ものすごい量の水鉄砲が飛び出してくるようなものですから、想像するだけで恐ろしい光景ですよね。
那智の滝から少し歩いて、青巌渡寺と那智大社へ行きました。
このお寺の屋根の高さと、比較的新しく建てられた三重塔の高さは那智の滝の高さと同じなんですって。
お寺はかなり古い物ですから、その時にどうして高さを同じにする事が出来たのか、
不思議の一つらしいです。
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