リンゴの葉摘み | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

リンゴ農園では、リンゴの葉摘みという仕事があるのをみなさん知ってますか?

収穫間際のリンゴは、最後の仕上げとして、木になっている実の周りの葉っぱを掻き落とします。

それが葉摘みの仕事です。

どうしてそんな仕事をするかというと、

それはリンゴの実に日を当てて、色を出すためなのです。

昨日までこの仕事をしていた若い人が寄ってくれました。

はね出しのリンゴと、梨をいっぱい持ってきたので、家のトマトと交換。

お茶お飲みながら果樹園の話を聞いてたら、

なんだか今日書いた話に似ているなと思いました。


彼が話した葉摘みの仕事の事です。

「リンゴの周りの葉っぱを落として、太陽の光を当てるんだけど、今年みたいなこんな強烈な太陽が当たると、3時間でリンゴが茶色っぽくなって、柔らかくなっちゃうんだよね」

「それって表面が煮えちゃうってこと?」

「まあ、そういうことかな」

「本来寒い国で育つ果物だから、トロピカルな太陽光線には弱いってわけね」

「ウン、それにリンゴって直射日光で甘みを出すわけじゃないんだよね。

葉っぱから栄養分が行き渡って成分が構成、蓄積されるから、甘みも、うま味も葉っぱがあってこそなんだ。

ジャなかったら、収穫前にみんな葉っぱを落としてしまえば簡単でいいようなものでしょ。」

「そーね。ならどうしてわざわざそんな仕事を作ってるの?」

「それがね、リンゴは赤くないと売れないからなんだよ」

「ホントは、葉陰になってるリンゴの方が味は良いんだって、生産者はみんな知ってるよ。

だけど赤くないとかってもらえないからね。」

「えー。それって変ジャン」

「変だけど、そうなってるんだよ。」

「おいしいリンゴをわざわざ味を落として出してるの?」

「まあ、そういうこと」

Σ(・ω・ノ)ノ!


驚きの真実。

これはスペルト小麦が、普通小麦に改悪されたのと似ていると思いませんか?

この場合、消費者がアホという点も加算されてます。

ていうか、

まあ消費者は無知と訂正しておきましょう。

m(_ _ )m

が、しかし、

大体皆さん、頭で行動しすぎ。

私の言ってる意味わかる人どれほどいるだろうか。

リンゴは赤くなければ、と同じように

これはこれでなければ、

あれはあれでなければ、

すっかり頭で決めてしまっている、

食べ物に関しても、

人間がが持っている、味覚、という感覚器官を使って判断していない。

情報や、

評判や、

科学的な根拠を持つ糖度を示す数値や、

頭から入ってくる知識、言語を通して味わっていることがどれほど多いでしょうか。

これは、資本主義の結果として起きている事のように思えます。

人間不在、経済優先の資本主義ワールドの先頭を突っ走ってきた国々の末路については、またこの次にお話します。

リンゴ農園も、葉摘みの仕事をするためにアルバイトを雇いますから、

その経費を

リンゴの価格に乗せざるを得なくなり、

消費者はその分も支払わなければなりません。

ここにも資本主義がうんだ、マイナスのスパイラルが・・・

資本主義の悪口はここまでにしておきましょうか。(*⌒∇⌒*)



先日、「木漏れ日が体に良い理由を話そう」

という記事を載せました。

宇宙のルールに拠れば、

もちろん葉陰のリンゴの方が断然おいしいということになりますね。

近頃では

「葉かげリンゴ」を

ブランドにして、本当に味のわかる人にはこれ。

見たいな売り方をしているみたいですよ。

さてさて、

どこまで行くのか資本主義。

たとえば

次に来る ○○主義。

「愛」が流通貨幣になるような

やさしい時代であったらいいナ





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