残暑厳しい日が続いていますね。
胸鎖乳突筋のトリガーポイントがバランス感覚にも影響していることは、前回お話しました。
この筋肉はもともと頭を前に傾けたり、首や頭を回したりするために働いています。
頭が前にガクッと落ちないように支えていてくれるんですね。
だから、頭を一定方向に動かしたまま仕事をしたりすると、この筋肉にコリが出来てしまいます。
私は、横笛を吹くので、首を少し回した状態で固定して長時間吹き続ける、という事を長い間やってきました。
結構首は凝っていると思う。
胸鎖乳突筋は、鎖骨につながっているものと、胸骨につながっているものとに枝分かれしています。
鎖骨につながっているものは、バランス感覚や、顎の関節などに影響を及ぼしますが、
胸骨につながっている筋肉は、目にその影響が及んでいるのだそうです。
視界がなんとなくはっきりしなかったり、形がぼやけて見えたり、二重に見えたりするのも、この筋肉に出来たトリガーポイントが関係していると言うのです。
ギョ、
実は私、お月様を見ると二つの月が重なったように見えるんですよね。
原因はここにあったのか・・・
それに、目の周りには眼輪筋という筋肉があるんですね。
これも胸鎖乳突筋と連なっています。
まぶたが痙攣したり、まぶたが垂れ下がってきたりするのも、胸鎖乳突筋のトリガーポイントが原因となっているケースも多いのです。
眼輪筋が衰えてくると、目元がだらけた感じになり、老けて見えるらしいですよ。
眼輪筋を鍛えて、目元パッチリ、目力を上げると、アンチエイジングにもなるそうです。
眼輪筋を鍛えるマッサージもあります。
また、本を読んでいると文字が踊って見えたり、涙目になりやすかったりするのも、この筋肉のコリから来ている事があります。
思い当たる節のある方は、病院へ行ったり、薬を使う前に胸鎖乳突筋のマッサージをして見てください。
私も、自分自身の視力のためにも4,5日前から胸鎖乳突筋のマッサージを始めています。
挫骨神経痛の事などあるので、つい腰やお尻のマッサージに時間をとられがちですが、
笛を吹いていたという、実績もあるので、胸鎖乳突筋にはトリガーポイントがたくさんあると思います。
それが、目の問題を起こしているかもしれないんですね。
やってみましょう。
自分マッサージ。
胸鎖乳突筋の話はまだ続きます。
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