それまで、連日３５度を超える猛暑で、キュウリもやせ、私も夏やせで、ぐったりする日々が続いいました。
ところがある日季節外れの寒気がやってきて、それ以来世界が変わったようです。
一昨日、一日中大雨が降り、気温はその前日より１０度下がりました。
昨日も雲が多く、気温もそれほど上がらず、
なんとツクツクボウシが鳴き始めたのです。
ゲッ、
未だ７月だよ。
ちょっとまってよ。
こんなに早くツクツクボウシが鳴くのは、
私がせみの鳴き始めを気にかけるようになって以来、初めてのことです。
この辺りでは、たいてい、立秋の頃から鳴き始めます。
７月中に鳴き始めるなんて。(｡＞0＜｡)
ツクツクボウシの声を聞くと、
なんとなく夏も終わり、秋の始まり
というイメージがあります。
で、遊びに来ている友に、「そろそろ秋の気配か」
と話すと、
「そんなこと信じられない、夏は始まったばかりだし、これから１ヶ月はまだ夏は続く」
というのです。
アメリカ人ですから、その方。
立秋を過ぎると朝晩の空気がひんやりするようになって、
それまでの暑さとは一味ちがってくるのが、彼にはわからないのですかね。たしかに、
まだまだ暑さは続きます。
が、
日本人の私には、季節の変わり目が
目に見えないところで進んでいくのがよくわかります。
虫の音や、草花、鳥、風。
そういった自然の風物は、いつだって時の流れを教えてくれるのです。
こういった細やかな自然の采配。
外国の人はなかなか理解できないかもしれませんね。
『僕は信じない、夏はまだ終わらない、僕は信じないよ』って、
何度も言われちゃった。
イエス。
夏のような暑さは引き続きやってきますよ。
安心してください。
アメリカのお方。
今日も、ミンミンゼミに混じって、ツクツクボウシが朝からにぎやかです。
いやー。
どうしても、
この声を聞くとそろそろ秋の始まりか・・・・・・
なんて、
無意識に思っちゃうんですね。
これも条件付けでしょうか。
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