節分 | 星の輪ネットワーク

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山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

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節分は季節を分けるという意味です。

明日は立春ですから、今日は冬の最後の日なのかな、と思っていたらウィキペディアにはこう出ていました。

各季節の始まりの日の前日のこと。

各季節と言うのは立春、立夏、立秋、立冬のことです。

特に立春の前日を節分と言うようになったのは江戸時代以降だそうです。

でも

各季節の始まりの日の前日は各季節の最後の日、ではないのかしら?

それとも昨日が最後の日で今日は冬と春を分ける日なのでしょうか。

季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていて、その邪気を追い払うために豆をまくのです。

何故豆なのか、それはまめが「魔滅」に通じるからなのだそうですよ。

それを聞けば、節分の日は冬でもなく春でもなく、季節と季節の間の日、なのかも知れませんね。

季節と季節の狭間に一日を当てると言う考えは、一体いつの頃から日本人の頭の中にあったのでしょうか。

矢で鬼を払う中国の風習である「追な」という行事が706年に行われたという記述が『続日本紀』の中に書かれてあるそうです。

その頃からすでに鬼とか魔物度下の概念があったのですね。

光源氏で有名な「源氏物語」の中にもこのような考え方が伺える記述がたくさん出てきます。

源氏物語を読んで面白かったのは、当時の人々のそういった物事の捉え方、考え方などですね。

節分の意味をあらためて考えてみたら、思考が思いもかけぬところに飛んでいきました。

それもまた興なり。

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冬の最後の日。我が家の畑の風景です。
 



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