二人でそれまで暮らしていたベルリンから日本へ移住して早20年。
猫のいない生活は一時もありませんでした。
今の山の暮らしを始めたのがかれこれ17年前。
その始めからカーリーというステキな黒いネコと暮らしてきましたが、去年なくなりました。
20年間に飼った猫はカーリーだけではありません。
何匹のネコと暮らしてきた事でしょうか。
今いるのは8ヶ月くらいのオス猫、ユーキという名の雉トラです。
その他に、体は真っ白で右目がブルー左目がグリーンのシュネー。
こいつがどうもこの辺りの親分です。
それと白に体半分グレーの縞模様が入ったグレー。
いたずら者のミケ。それとユーキの姉妹のシャイン。
大体この5匹が家のご飯を食べに来ている猫たちです。
![$星の輪ネットワーク](https://stat.ameba.jp/user_images/20100105/10/mikobuchi/ce/72/j/t02200165_0615046110365128079.jpg?caw=800)
この子はシャイン。
久しぶりに見かけました。
どうもシャインは裏山で暮らしているようです。
一応、家のオフィシャル猫はユーキとシャインでして、あとのネコはどこから来るのか知りません。
野良猫なのかそれともどこかの飼いネコなのか?
家出をしたシャインを偶然見つけて、つれて帰ってきてからもう2ヶ月はたつのですが、シャインは決して家に入ってこようとしないし、ユーキのことも相変わらず拒否しているみたいです。
餌だけは食べにきているようですが、それも裏からこっそり縁の下を通ってやってくるので、お目にかかることはめったにないんです。
野良と思われる、ミケやつれ合いに可愛がられているシュネーなどは私たちの目を盗んでは家の中に入り込んでいたずらをしたりするのですが、
帰ってきてほしいと思っているシャインは一度も家にはいったことがないのです。
そんなに人間が嫌いになってしまったのですかね。
それにあんなに仲の良かった兄弟ネコのユーキのことだって本当にすっかり忘れてしまったのか、いまだに信じられないのです。
今でもユーキの方はそれが誰なのか覚えているのか、シャインがご飯を食べにきているときにはそばでながめていたりするのです。
縁台の下に餌が置いてあるのでシャインの姿は直接見えなくても、ユーキがそちらの方向を眺めている姿で、シャインが来ているなとわかります。
ほかのネコのときは反応がぜんぜん違うのでわかりやすいです。
ユーキはシャインと遊びたいのにね。
ユーキとシャインの運命を振り返ってみるとどうしてこんな風になってしまったのか、悲しくなります。
シャインは女の身で、まるで世捨て人のように裏山で人にも会わず暮らしています。
それに比べてユーキは人間に甘えて、ごはんをせがんだり、ストーブのそばでぬくぬくとあったかな暮らし。
見てくださいこのリラックス状態。
姉弟でこんなに違う暮らしをしているんです。
本当に運命の不思議さを感じます。
![にほんブログ村 猫ブログ 兄弟猫・姉妹猫へ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fcat.blogmura.com%2Fcat_brother%2Fimg%2Fcat_brother88_31.gif)
にほんブログ村