みーこです
主な登場人物
私・・パート主婦57歳
ダンナ・・嘱託社員63歳
娘・・在宅自営業29歳
息子・・結婚して近くに住む
姑・・認知症84歳
ダンナの弟(義弟)
親戚(60代ダンナの従兄弟)
姑の友人(80代年下)
姑がデイに通い始めてから早2年半
週に4日も通ってるので
もうすっかり「ヌシ」になってます
慣れてきてるというのは
行くという行為だけであって
実際は自分の支度ですら
まともにできません
今日も朝から目覚ましを何度も慣らし
起きたと思ったら
「みーこちゃん!体温計ない?壊れたんだけど」
デイに行く前には体温を測って記入する
そのために姑用に簡単で文字の大きなものを
以前買ってあげたのです
「壊れたって、そんなに古くないでしょ?
電池じゃないの?」
「え?これ電池なの?
壊れて捨てようかと思ったよ」
使い捨てなわけないだろ~
そして誰が買ってやって
捨てたら誰が新しいの買いにいくんかい
そうやって押してみたら
フツーにつきました
スイッチも入れられないのかい・・・
そんな自分のこともできないのに
迎えに来るスタッフには態度がデカい
唯一そっけなくて冷たい人が1人いるのですが
その人には何も言わず顔色伺い
そう、昔から強いモノにはへつらって
弱い人は上から目線で責め立てる
そこは変わっていません
今日のお迎えの方も優しい人
それをわかってるので態度がデカい
自分がいつもノロノロしてるくせに
スタッフが連絡帳をチェックしてるうちに
「今見てたんだけどさ~」といつものセリフ
↓
「今日の送迎バスはこっちに停めたのよ」
連絡帳をチェックしながらスタッフが言うと
「あ、そう。じゃあ先に行ってるわ!」
知ったかぶりして行こうとします
「あ、ちょっと待ってて!」
連絡帳をカバンに戻そうとしたスタッフにひと言
「早くしなよ!デレデレしてると行っちゃうよ!」
おい、お~~~い!!
何だよ、その言い草
いつもお前が散々待たせてるだろうーがっ
お前の書類チェックしてんだよ!
おまけに
「○○さん、カギを閉めて!」と言うと
「私、出ちゃったからアンタが閉めてよ!」と
首から下げたカギをスタッフへ
おい、お~~~~~い!
何のために私がいるけどカギを閉めてもらってるんだよ
お前が忘れるから自分の手で閉めるように
お願いしてるって言うのに!
優しいスタッフなので
言われたまま玄関のカギを閉めてくれました
このやり取りを
モニター付きのインターホン越しに見る私
本当に申し訳ない気持ちでいっぱい
こういう婆さんには
いくら仕事でも認知症でも
優しくしなくていいです
優しさを受け止めるような人間じゃないですよ
優しさにつけあがる人間です
はぁ、私、送迎スタッフ無理かも~
きっと張り倒しちゃうかもしれないので