さくらんぼの季節ですね
新品種の紅王と迷ったのですが
今回は紅秀峰を
紅秀峰は、佐藤錦より大玉で
はじける食感、果汁もたっぷりで
みずみずしく、食べ応えもありました
もちろん、甘かったですよ
私は、子供の頃
九州北部で育っているのですが
割合近いところに
苺、桃、葡萄、梨、柿の産地があり
いつも新鮮でおいしい果物が
溢れていたような気がします。
また、両親が
すいかや柑橘類の産地の出身だったので
親戚から送ってもらって
おいしいものをいただいていました。
子供の頃の我が家は
一日おきに夕飯後にデザートを
いただくという習慣があり・・
今考えれば毎日じゃないのが残念ですが
公務員で子供3人育てるのは
大変だったのでしょうね。
でも、見事に
我が家のルールになっていたので
ただただデザートが楽しみでした
母がゼリーや牛乳寒天を
作ってくれる日もありましたが
季節のフルーツの日が多かったです。
ガラスの器に
5人分を均等に分けるのが私の役目で
余ったら、私が貰うという特権もあり
のいい役割でした
もう15~6年ほど前ですが
果物の皮を剥くのが面倒なので
果物は食べない人が多くなったという
ニュースが報道されました。
私には信じられないことでした。
あんなにおいしいのに・・
面倒より食べたさが勝つわ
でも、東京である友人に聞いたら
「私もそのタイプ、面倒」って言ったので
身近にいた・・と驚きました
来年度からは
厚生労働省が健康増進法に基づいて
果物の1人1日当たりの摂取量は
200gとなったので
健康のために
積極的に食べなくちゃですね
新鮮でおいしいものを
楽しみに頂けていたという
子供の頃の経験は、今も残り、
私の食の基本にもなっているように
思います。
全然余談ですが
子供の頃、母がパイナップルを1個
買ってきたのですが
母も切り方がよく分からなくて
ちゃんと処理していなかった為
ピリピリ・・おいしいんだけど辛い
みたいな経験をしたので
しばらくパイナップルは遠ざけていました。
時は流れて、20代後半
タイのバンコクで1年ちょっと
生活することに・・
南国なのでパイナップルは溢れていて
露店でマジックのように早業で
パイナップルの皮を剥くお兄さんがいたので
じ~っと見入って観察し
パイナップルの皮むき、習得しました
(今はネットで調べれば
すぐわかりますけどね)
イガイガは並んでいるので、
それを線にして斜めに切り取って行きます。
パリでは
フランス料理の学校に通ったのですが
パイナップルを剥いてって
突然シェフに言われて
上のように剥いたら、
シェフに褒められました
人間、どこで何が
役に立つか分かりませんね
びっくりです・・
ありがと、バンコクの露店のお兄さん