ふと、実家処分にまつわる不思議な出来事を

思い出してしまいました。

 

 

もう10年くらい前の話なのですが・・

 

 

私の実家は地方都市にあり

子供たちはそれぞれ

違う場所で生活していたので

母親が亡くなったら、

実家は処分することにしていました。

 

 

母は、その町の司法書士に依頼して

遺言書を作っていました。

 

 

母は元気だったのですが、

風邪がもとで急激に弱り

突然、亡くなってしまいました。

 

 

それからです・・

 

 

実は、母が亡くなるとき

私はたまたま実家に帰っていて

母の死に立ち会うことができました。

 

 

すぐに、葬儀の準備をしたり、

各方面の方に連絡したり

バタバタでしたが・・

 

 

連絡した中には

司法書士の方もいたのですが

 

電話した時、司法書士は

地域包括支援センターの方から聞いて

母が亡くなったことは、すでにご存じでした。

 

 

確かに先に地域包括支援センターの方に

連絡したけど

センターの方がすでに

連絡してくださっていたなんて早いな・・

と思ったのですが・・

 

落ち着いたら司法書士事務所に伺う約束をして

話し終わりました。

 

 

数日後、事務所に伺ったら

不動産の売却をどうするかという話になり

 

司法書士が

「家屋は価値がないですね。

この辺りは1㎡の単価が〇万円くらいだから

土地だけで〇万円くらいですね。

知り合いの不動産会社を紹介しますよ」

と言われたのです。

 

 

実家がある町とはいえ

不動産会社を知らないだろうから、という

親切心からの言葉だったのかもしれませんが・・

 

 

私は、司法書士が提示した金額が

あまりにも安かったので疑問に思い、

一旦お断りしました。

 

 

 

・・というのも

それ以前に私は土地売買をしたことがあり

公示価格と販売価格(実勢価格)は

違うことを知っていて・・

 

 

 

司法書士が提示した金額は

なんと、私が思う金額の

1/3の価格だったのです。

 

 

どういうこと~?

安い価格の上に不動産会社を紹介するって!

 

 

不動産会社紹介までの話が

あまりにも早すぎて・・

私、不信感で一杯になりました。

 

 

本当に疑ってはいけないけど・・

 

 

地域包括支援センターからの・・

司法書士からの・・

不動産会社が、もしかして繋がっていない??

 

 

本当に疑ってはいけない・・

特に地域包括支援センターは疑ってはいけない

と思う・・

 

 

でもね、司法書士の先生は、

センターからの紹介だったんですよね・・

 

 

不信感が募りますガーン

 

ラベンダー素敵♪

ちょっとブレイク ラベンダーの写真で落ち着けて、と自分にいう

 

 

それから、自分が信頼できる

不動産会社を見つけなければと探し回って

とても信頼できそうな会社に出会えました。

 

 

その不動産会社の担当の方は

私と同じような考え方の方で

販売価格は、私が思っていた金額と

ほぼ同じでした。

 

 

幸い、割合早く買い手が決まり

いい条件も出してくれたので

少しお値引きをしましたが、

それでも満足の行く価格で取引できました。

 

 

 

例の司法書士が

相続等の手続きをしてくれますし

司法書士には、相続額の〇%の手数料を

支払わなければいけないので、

後日、事務所に伺うことになり報告したら、

 

 

 

売却価格にびっくりして

「高く売れましたね。

東京式のやり方ですね」って!

(私、東京在住です)

 

 

いや、違うって!

全国共通!

地元の不動産会社にお願いして

売買したんだから!

 

 

不信感だらけ・・

不信感はさらに膨らみ

想像力が掻き立てられ・・

いらぬことを考えてしまいますよ

 

 

 

司法書士が知り合いの不動産会社に

安く土地を紹介し買う・・

 

不動産会社は、それの何倍もの価格で売る・・

 

司法書士は、見返りを貰える??

 

司法書士、不動産会社、WIN、WIN??

(司法書士は、私が支払う手数料よりは

多く入るのでは?)

 

 

 

たまたま土地売買の経験があり

実家を売ることも早くから分かっていたので

実家の土地の売却価格を想定していたから

司法書士の提案が怪しく思えたのであって

 

 

評価額の違いを知らなかったら

小さな土地ではあるけれど、

私にとっては大変な損害だったと思います。

 

 

先生のいうことだから、

信じちゃいそうじゃないですか・・

 

 

司法書士には手数料を支払って縁は切れたので

その後、連絡を取ることはありませんし

思い通りの取引はできたので

もう、忘れようと・・今日まできました。

 

 

不動産にまつわる黒いものは想像つきますしグラサン

突き詰めるのは怖いことですし・・ガーン

 

 

今も高齢者を狙った様々な事件がありますが・・

 

 

私が経験したことも

高齢者とお金にまつわる

ひとつの事件ではないかと

実は、密かに思っています。

 

未然には防げましたが・・

 

 

 

高齢者の周りには危険がいっぱい

怖い、怖いアセアセ