第87話【ウィリアムの高次の力】 | みこの冒険日記-リターン-

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シェイクスピア『お父様…力を貸して下さると、即決して頂き、感謝します』







ウィリアム『フン。感謝される事でも無い。

私は私の為にしているまでだ』







ウィリアム『こっちの宇宙(ゼノン銀河)に、邪神族の行き場も殆んど無い。

復興の余地も無いのだから、別宇宙に移住するしか無かろう』








ウィリアム『そして…シェイクスピアよ。

お前も脅威に感じている、その十帝とかいう連中…そいつらに少しだけ興味を示した。

我が力で、そいつらを葬ってやるわ』










オウ『では、確認だが…。邪神 ウィリアム、そして…女神 リリン。

お前ら二人の勢力、我々、Xファミリー…死の惑星 DESUの為、共に戦ってくれると約束してくれるのだな?』








ウィリアム『ククク…シェイクスピアが、私に楯突かない限りは、お前らには害は及ぼさんと約束しよう』








リリン『ウィリアムの考えが変わらないうちは、ウィリアムと共に行動させて貰うと約束するわ。

その…十帝という奴等と戦うことになったとしても、返り討ちにする自信も有るしね』








オウ(頼みの綱は…シェイクスピアか)









オウ『感謝する、そして…ウィリアムさん。

あんたにお願いしたいことがあるんだが』









ウィリアム『何だ?

本来なら、貴様のようなコア系なんぞの願いは聞く義理は無いが、シェイクスピアのよしみで聞いてやる』










ラスト(あの野郎…。邪神族の親玉だからと、俺達コア系を見下してやがる…)








コッ君(…!ラスト…、落ち着け…)









ラストが、微々たる物だが、殺気を放っていた事に

コッ君は、気付き、静止した。









コッ君『邪神族にも…色々な奴等が居る。

ロキ様や、カーリヤさん、ミカドさんのように良い邪神も居れば、シェイクスピアの親の、あいつのように悪い奴も居るという事だ…(ボソッ)』








ラスト『……。』










オウ『頼みは2つ。あんたは、シェイクスピアの話では、かなり特殊な高次の力を操ると聞いている』








オウ『先ほど、リリンさん達をワープさせた技もそうだ』









ウィリアム『あれが、私の必殺技だ。あの能力は、最強の力だ。

故に、私は、邪神族の中でも最強の10名…エキスパートクラスに序列入りも果たしたのだからな』








コッ君『ロキ様は、序列入りを認められるだけでも、偉大なることだと言っていた。

それが、エキスパートクラスとなれば、かなりの物だろう…』









ウィリアム『コア系にも邪神族への理解がある者も居たか。そういう事だ』










オウ『本題だ。ゼノン銀河には…最も珍しい、属性コア、”ミストコア“が居ると伝説がある。

あんたの能力なら、ミストコアを探す事も可能だろう?』









ウィリアム『フン。コア系なんぞに興味も無かったが、その程度の事…造作も無い』









オウ『もう1つは、我々のボスに当たる…X様は、十帝の第1席によって、瀕死の状態になった。

X様の傷を、あんたなら治すことも出来ると聞いた』









ウィリアム『そのXという奴の状態にもよるが…。

ただ治すだけなら、私の力を使えば一瞬だ』









コッ君(みーでも、治せないXさんの傷を…。

こいつなら……)










ウィリアム『良かろう。力を貸してやる。

まずは…ミストコアの場所だな?』









ウィリアムは…ミストコアの場所を発見し。

それをオウ達に伝えた。









オウ『オズ、シェイクスピア。

俺、コッ君、ラストは…ケンペイと属性コアも連れ、次はミストコアの探索へ向かう』








オウ『ウィリアムさんの言った場所を当たってみるよ』









オウ『お前達は、DESUに戻り。

X様の治療をした後…十帝との戦いに備えてくれ』








オウ『ウィリアムさんや、リリンさんの紹介も…他の連中に頼むよ』









オズ『分かったよ』









シェイクスピア『ええ…』











ウィリアム『おい、1つ聞きたい』










オウ『何だ?』










ウィリアム『当たり前だが…。お前達には、最低限の協力のみ行う。

その、Xとかいう奴や、DESUとかいう惑星の奴等と仲良くするつもりは無いし、命令を聞いたりもせん。

分かっているな?』









リリン『それに関しては、私達の勢力もよ』









オウ『それに関しては、勿論。

X様や、アトカリプスさんも理解はされるだろう』









ラスト(調子に乗ってやがんな…。こいつら。

本当に、これで…少年A…、あいつら、十帝に勝てんのかよ)











。。。










(DESU)









ウィリアムの力で、Xは完全に復活する。









X『まさか…。完全に治るとは』








みーにゃ『X様、良かったです…!』










ヨゾラ『X君…!』










X『みーにゃ、それに、ヨゾラさん…。

心配掛けて済まなかった』









X『そして…シェイクスピアの父親、邪神 ウィリアム。

感謝するぞ』









ウィリアム『フン、貴様が、Xファミリーとやらのボス…Xか』










ウィリアム(こいつ…。言うだけの事は有りそうだ。

かなりの強さを秘めてやがる。

こいつが瀕死にされた相手…それが、十帝か…)







ウィリアムは、Xの力を評価し

更には十帝との戦いも、案外楽な物ではないと、この時に悟った。










アトカリプス『天上の世界の住民…。みー君なら、何か知ってそうだな?』








みー『はい…。天上の世界は、ビッグバン・ゴッドギャラクシーにおいて、高次の力を持つ、神々にのみ許された、神界とされる場所と聞いたことが有ります』









アトカリプス(だが…。コッ君達も、こいつらを引き入れたが。問題は。

ウィリアム、リリン達の勢力が、本当に我々の助けになるかという事だ)








アトカリプスは、若干警戒していた。







だが…Xが回復した後、みんなを集めた。










アトカリプス『みんな、聞いて欲しい。

新しい仲間が加わってくれた、その紹介をする』







ここで…アトカリプスは。

DESUに所属している住民全てに

今回、移住という形で行動を共にする…ウィリアムとリリンの勢力の紹介をした。








ウィリアム『邪神 オズ、邪神 シェイクスピア。

この二人にとっては、親に当たる。

邪神科学局・残党の首領…邪神 ウィリアムだ』







X(成る程…。ただの邪神という訳でも無さそうだ。こいつは、かなりの曲者だな)








ペペノム『オイラが、邪神 ウィリアム様の弟子。

邪神科学局・残党 護衛幹部の一人。

毒の邪神 ペペノム』







トト『同じく…護衛幹部。邪神 トト』







カカシ『邪神 カカシ』







レオン『邪神 レオン』







ブリキ『邪神 ブリキ』








?『邪神 アーサー』








?『邪神 サンタクローズ』









オズ(アーサーさん、サンタクローズさんは、僕とシェイクスピア…ゾキさんよりも更に前に、メロス様の弟子をしていた邪神。

僕とシェイクスピアにとっては、先輩にも当たるね)







オズ(特に…アーサーさんは、当時。準エキスパートクラスの候補にも言われていた実力者だ)








シェイクスピア(お父様の弟子…ペペノムさんに至っては、元準エキスパートクラスだった筈…)








ウィリアムの勢力からは、これらの人物。

強力な力を持つ邪神達だろう。









リリン『では、次は私達ね。

ウィリアムの真似をする事になるけれど…私達は、元天上の世界の住民。

天上の世界の住民・残党と言った所かしら?』








リリン『ここにも…天上の世界について理解の有る人物も居るようだけれど、私達は、宇宙における神界から今は追放されている身なのよ』








リリン『私は一応…リーダー格を名乗らせて貰っているわ。

大創造突然変異主神。リリンよ』








みー『みーにゃ…あの人…今』








みーにゃ『うん…!リリンさん。

あなたは…創造突然変異主神の更に上という訳ですか?』








リリン『まぁ…そういう事になるわね』









みー『創造主神や創造突然変異主神が、最高神じゃなかったんだ…』








リリン『一応…住民に伝えられている、言い伝えとしては、創造主神が最高神な筈だから。

あなた達の見解は間違ってはいない筈よ。

分身体ちゃん達』








みー『…!』








アトカリプス『みー君。あの者も、只者では無さそうだな』








ハペランテ(化け物揃いかよ…。けど、これなら、十帝にも対抗出来るかもな!)








リリン『私の配下として動く、天上の世界の追放者達も紹介しておくわ』








シュレディンガー『では、私から。

天上の世界の科学者。シュレディンガーと申します。

過去に、別次元の宇宙…ゼノン銀河の研究をしており、それをリリン様に提案したのは、私ですよ』








ウィリアム『要するに…お前らがアルトチェーロに封印される事になったキッカケという訳だな』








ルリ『シュレディンガー様の試作品。天上の獣人 ルリです〜!』








?『天上の道化 ボーム』








オズ(道化師か…。近しい雰囲気を感じるね)









?『古代の竜王の肩書きを持つ。アノという』








?『ナマリよ。檻の番人と呼ばれているの』








?『天上の怪鳥 グリュプス』








?『私はアノとは対を成す存在。竜姫 カナンです』









?『シュレディンガーの協力者。

天上の悪魔王 アリトン』








?『天上の世界における、氷の女王。エリザベートよ』








?『天上の魔術師 マーリン』









?『シュレディンガーの協力者の一人。俺も科学者だ。ヘンペルだ』








?『天上の猫神 タマだにゃ〜!』








?『天上の妖精神 モルガン』








?『同じく妖精神 オベロン』








X(あの二人…気の波長が全く同一の物だな。

何か秘密が有りそうだ)








オウ曰く…リリンの配下達は、レギュラーにも匹敵すると評価だ。










X『オズ、シェイクスピア。オウ達は?』









オズ『オウ達にも、戦力に関して当てが有る。

幻の属性コア…ミストコアの探索さ』









X『ミストコア…』














次回へ続く!

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