第22話【ゴルノプスとディスランスの本気】 | みこの冒険日記-リターン-

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更新頻度は、低めになります。

魔人『ば…馬鹿な!? ブーさんが!?』






ユウト『あとは君達だけだね』







魔人『いや…まだ十帝の一角、ゴルノプスさんとディスランスさんが居る!
二人の力は魔人ブーさんをも上回る!』








オウ『そのゴルノプスとディスランスとかいうのが何れだけの強さかは知らんが、みーにゃと榊夜が相手をしている…負けるのはお前たちだ!』






ミレイ『そうよ!みーにゃちゃんと榊夜は、滅茶苦茶強いんだからね!』






オウ(お菓子にされていた奴が結構偉そうだな…(笑))








ゴルノプス『…やはり、暗黒界の魔人や魔獣共では期待できなさそうだな』







ディスランス『問題は有りません。
私たちはソレイユ様最強の側近…十帝なのですから』






ディスランス『十帝に勝てる奴なんてこの宇宙には存在しない道理!』







めこ『試してやろうか?』







むこ『十帝…君たちの事は聞いているよ。
けど、僕らは君たちを倒す自信はちゃんと有る!』







むこ『本気を出そうか?みーにゃさん』







めこ『榊夜。あんたもだ…俺たちは決勝戦でやり合う。
互いの力量を測るのも兼ねて良いだろう』







みーにゃ『分かりました…元々ゴルノプスさんとディスランスさんを殺せなかったのは私たちの失態とも言えますから』






榊夜『Xファミリーのレギュラーが扱う最強の殺し屋の力を使ってやろう!』







みーにゃ・榊夜『「Xパートナー」!!』







ゴゴゴッ!!!







みーにゃと榊夜は、レギュラーだけに許された本気…Xパートナーを発動。







ゴルノプス『出たな…Xパートナー!』







ディスランス『大した力です。しかし…我々には通用しません!』







ディスランス『大会の時は少々あなた方の力を見くびっていました。
ですが…我々十帝の本気を見せてあげますよ!』








ゴゴゴッ!!!







ゴルノプスとディスランスも、気を解放する。







ゴルノプス『俺は…十帝の第10席、宇宙恐竜ゴルノプス!』






ゴルノプスは、体に“10”の数字を刻んでいた。







ゴルノプス『「ハイパーゴルノプス」!』







ドーン!!







ゴルノプスは、更に巨大化していた。







みーにゃ『お…大きい』







むこ『宇宙の恐竜か……凄まじい迫力だね』







ゴルノプス『お前らはこの俺様に食われる運命に有る!』








ディスランス『私は十帝の第9席、魔剣士ディスランスです』







ディスランスは、“9”の数字を持っていた。








めこ(10と9……要はこいつらでさえ十帝の中では下の部類という事だな?)







ディスランス『「ルーンセイバー・ナイト」!』






カアアアアッ!







ディスランスは、更に神聖なる力を纏っている鎧を身に装着していた。







ディスランス『私こそ、宇宙最強の剣士です!』







榊夜『ほう…』







めこ『魔剣士ディスランス』







むこ『そして、宇宙恐竜ゴルノプス。
あんた達は強い』







むこ『だが…!僕とめこ君は五界におけるダイヤの所持者!
その力に懸けて宇宙の凶悪である君たちを倒すよ!』







むこ『「オーバードライブ」!!』







めこ『「スペクタクル」!!』







ゴゴゴッ!!!








みーにゃ『これが…!』






榊夜『むこ、めこ…君たち、五界のダイヤの所持者の力という訳だな』







みーにゃ『榊夜さん…ダイヤの所持者。
ガルムさんが気にかけている理由も納得は出来ましたね』






榊夜『そうだな』








むこ(ガルム…?誰のことだ?)







めこ(みーにゃと榊夜…奴等はダイヤの所持者についても知っていたのか?)







ゴルノプス『…!ダイヤの所持者……』







ディスランス『闇の皇帝ソレイユ様が最も警戒を成されていた…!
ダイヤの所持者!!貴様らを葬れば、私たちはソレイユ様から高い評価を得られる!』







むこ(ん…十帝と闇の皇帝ソレイユ。
奴等もダイヤの所持者についてを…?)






めこ(闇の皇帝ソレイユ…一体、どんな奴だと言うんだ?)








ゴルノプス『ぶっ潰す!!「テールクラッシュ」!!』







ブンッ!!








むこ『おっと…当たれば大ダメージだ』







みーにゃ『けど…巨大化してパワーが上がった分、スピードは遅くなりました!』







ゴルノプス『馬鹿野郎が!そんなのはデカさでいくらでも対処は出来るんだよ』






むこ『デカイ=強いって訳でも無いよ』







ゴルノプス『ほざけえぇ!』








ディスランス『「ルーンソード・スラッシュ」!』






めこ『「ミラークナイブレード」!』







キンッ!!








ディスランス『ほう…私の本気の魔剣に渡り合うとは』







榊夜『そこだ!』







ブンッ!!








榊夜『「流星脚」!!』








ディスランス『「魔法の盾 ルーンシールド」!』







バーンッ!!







榊夜『ぐっ…流星脚をガードするか』







ディスランス『私は騎士…。ルーンセイバー・ナイトです。
ルーンシールドは、ルーンソードと同等の威力を誇ります!』







ゴルノプス『この世は弱肉強食だ!
ハイパーゴルノプスとなったこの俺様は弱者を食らう強者!』







ゴルノプス『宇宙の生態系においてこの俺様に勝てる奴なんて居ねぇ!』







ゴルノプス『「ダイナソーインパクト」!』







ドーンッ!!!








みーにゃ『うわっ…』








むこ『くっ…破壊力だけは本当に凄まじいな』








榊夜(やはり苦戦か……どうする?Xパートナーのリミットブレイク、あれも使うか?)






榊夜(しかしX様の宿願の時までに温存をしておきたいのが本音だ。
リバーンさんの情報によると、死の神アトカリプスと邪神ロキの仲間に当たる連中の力は相当な物だと聞いている…!)







みーにゃ(…しかし。ここで私たちが負けてしまえば、それこそX様の望む宿願への影響が……)







めこ『フン!』







パリンッ!







めこは、2つの鏡を出現させた。








めこ『「反射鏡」と「屈折鏡」』







榊夜(鏡忍者のめこ……彼の力に懸けてみようか?)








むこ『「パーフェクトドレイン」!』







むこは、大気の生命エネルギーも吸収した。







みーにゃ(森の民のむこさん…あの人の力なら!)







ディスランス『何ですか?その鏡は…?』







めこ『俺は鏡忍者の里長だ。
俺は…反射と屈折、両方の鏡を使いこなす!』








ゴルノプス『てめぇ…まだそんなエネルギーを引き出せるんだな!』






むこ『僕は生命エネルギーを吸収したり自在に感じたり…コントロールすることのできる特殊な種族、森の民の最後の生き残りだ!』









十帝 vs 森の民むこと鏡忍者めこ






最終決戦!












次回へ続く!
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