最終話【結成!親衛隊】 | みこの冒険日記-リターン-

みこの冒険日記-リターン-

オリジナル小説を中心に更新してます‼
更新頻度は、低めになります。

ジョニーウォーカーはユウトに親衛隊の件を話す。




ユウト『成る程…絶対の神オージャと親衛隊ね』





ジョニーウォーカー『あんたはどうやらオージャからも実力者と認められているようだ』





ユウト『俺の力はバトルフェスタを公開し、それに優勝し続けて来たという事で宇宙でもそれなりに広まってるだろうからね』





ユウト『力を貸すのは構わないよ』





ジョニーウォーカー『親衛隊の件…引き受けてくれるか?』





ユウト『ああ。ただ…惑星アスタリスクのバトルフェスタを常時空ける訳にはいかないから、一応所属はしているという感じの扱いにして貰えると助かるかな』





ジョニーウォーカー『そこはオージャに尋ねてみるが、問題は無いと思う』





ユウト『分かった。よろしく頼むよ』





ジョニーウォーカー『こちらこそだ』





ユウトを親衛隊として迎え入れる事に成功した。





ユウトは、その事情をヘカテリスに話し、惑星アスタリスクを留守にする時も有ることを伝える。






ヘカテリス『成る程…分かりました』





ユウト『ありがとうございます。ヘカテリスさん』






ヘカテリス『ただ…絶対の神オージャはあまり良い噂を聞きませんね。
ユウトさんなら大丈夫だとは思いますが、気を付けて下さい』





ユウト『…仮にも惑星アスタリスクはノスタルジアの管轄ですから心配は要らないかと』






ユウト『俺についても心配は要らないですよ』






スッ。






?『ユウト。私達もそれは行った方が良い?』






ユウト『レイナ…』






レイナという女性はユウトが協力関係にしている人物。




ユウトの元々の出身は惑星アスタリスクではない…。




ヘカテリスもそれは知っている。




ただ、それが判明するのはまだ暫く先である。






ユウト『いや…レイナ達は残ってもらうよ。
俺が留守にしている間、バトルフェスタを回せる人材も要るからね』





レイナ『そう…それなら、分かったわ』






ヘカテリス『…。』






スッ。






?『ヘカテリス…』





ヘカテリス『スズナさん…』






ユウトとレイナが話し終えた後、ヘカテリスにも別の人物が話し掛けた。





黒コートの少女…スズナだ。




スズナはノスタルジアの一員でもあり、ヘカテリスと少し協力関係になっていた。






スズナ『絶対の神オージャとビヨンフットは、ノスタルジアも警戒はしている世界だ。
ユウトを通して何か情報が分かったら教えて貰いたい』





ヘカテリス『ええ…勿論ですよ』






スズナ『…。』






ユウト『…。』






スズナとユウトが少しだけ顔を合わせる。




この二人も少し関係が有りそうだが…?






。。。






そして…





(ビヨンフット)





オージャ『…ついに。10人の親衛隊が揃った!』





トリガー『はい』






レイン『…。』




神の惑星アフラクトラルの実力者…6角を率いるレイン。





スタッカート『…。』





惑星BEASTの支配者…生態獣を手懐けるスタッカート。





ボリーザ『…。』





惑星ボリーザの宇宙の帝王…ボリーザ。






クラン『…。』





遠い星エーリアの王、クラン。






ククル『…。』






惑星セラフの吸血鬼の女帝…ククル・ツペシ。






水仙『…。』





黄泉の星への扉を司る領域の使徒のリーダー、水仙。
創造主官ノスタルジアの一角でもある。






ネヤロ『…。』





暗黒界の魔人…脳食ネヤロ。






シャーナ『…。』





紅世の星の種族…フレイムイレイズの女王、シャーナ。






ユウト『…。』





惑星アスタリスクのバトルフェスタにおけるチャンピオンマスター、霧ユウト。






ジョニーウォーカー『…。』





失われし世界のエージェント、謎の組織の執行機関の一人、ジョニーウォーカー。






オージャ『…俺様の作り出した最強軍団に死角は無い!』






親衛隊とのバトルは、スピンオフ作品。
【みしゅ外伝】で明らかに!






パチパチパチパチ!






ベオ『いや~、ついに親衛隊が揃ったみたいだね、おめでとう!』





全能の傍観者と呼ばれるベオが現れ、拍手をした。





オージャ『ベオ…!』





トリガー『ベオ様…』





ジョニーウォーカー(…ベオ…!やはりビヨンフットとも繋がりがあったか)







ベオ『親衛隊が10人揃ったし、トリガー君に僕から特別な任務を与えたいんだけど良いかな?』






トリガー『…何でしょう?』






ベオ『トリガー君には、エクセリオンへスパイして貰おうと思うんだ』





ベオ『オージャも気になるでしょ?
デルトストアの計画』





オージャ『確か…ネオを人工的に作り出すとか何とか言っていたな』






ベオ『そう。無時空としてもちょっと警戒はするんだよね~。
トリガー君は仮にも僕からタロットカードを受け取ったタロット保持者。
僕の言うことも聞いてもらうよ?』






オージャ『…良いだろう。それはビヨンフットとしても、無時空としてもメリットになるだろう』






トリガーは後に術式寺へスパイとして潜り込む事になる。
それが判明するのは後の話である。






ベオ『あっ、そうそう』





ベオ『ここを裏切ったサマーって子の事何だけどさ~』





ベオ『Xファミリーという組織は無時空としても警戒する勢力の1つになったから、何れは対決するかもしれないとだけ覚えておいてね』






オージャ『サマー…!Xファミリーか……』






ベオ『トリガー君と同じタロット保持者をXファミリーにも潜り込ませては居るけど…』





ベオ『ちょっと…厄介な感じなんだよね』






ベオ(大預言者アポカリプス。かつてはウチュウとも協力関係にあったし、タロットカードも渡してやったけど…アポカリプスも取り込んだXって奴は気になるね)





ベオ(それに…生意気にもこの僕を潰そうとしている作戦も有るようだし)





ベオ(今はサマー君っていう、ビヨンフットも差し向ける理由は有るから、どのようになるか楽しませて貰うけど…)









。。。






そして、場面切り替わる。






惑星アスタリスクのバトルフェスタが終わり、榊夜という青年は宇宙の旅を続けていた頃。






榊夜『…。お前達は、バトルフェスタにも居た』





榊夜に接触したのは、Xファミリーのレギュラーでもあるオウ、みーにゃ。






みーにゃ『初めまして。大会では結局話せずでしたから、改めてお話に伺いました』





オウ『我々はXファミリーという組織の“レギュラー”と呼ばれる幹部だ』






榊夜『聞いたことの無い組織だ』






オウ『Xファミリーのボス…X様にとって、榊夜。
お前の力も必要と判断された。
我々の仲間に加わらないか?』





榊夜『悪いが、興味は無いな。
俺は更に実力をつけて、次こそユウトにリベンジする!』





みーにゃ『X様はあなたの如何なる事情も受け入れます。
あなたのパワーアップの手伝いだって、Xファミリーに加われば可能です』





榊夜『興味が無いと言っているだろう!
そのXファミリーに入るということは、そのXとかいう奴に従うという事だろう?』





榊夜『俺は誰の力も借りずして望む強さを手に入れる!
エクセリオンから離れ、独立したのはその為だ』






スタ。






?『成る程。事情は大方予想はついた』






オウ『どうしてここに…!?』






みーにゃ『リバーンさん…!』






現れたのはリバーンという人物。
彼もXファミリーのレギュラーである。





リバーン『オウ、みーにゃ。お前達が少し遅いので様子を見に来たんだ。
榊夜の勧誘に手こずっているようだな』





みーにゃ『申し訳ありません…』






リバーン『気にするな。ここからは俺に任せてもらおうか』






リバーン『榊夜。確かにXファミリーに所属する以上はXの目的に沿う形にはなるが、それ以外なら何をしても自由だ』





榊夜『…あんた達が何者か知らんが、俺は誰かから縛られるのが嫌何だよ』






リバーン『フッ…』





スッ。





リバーンは、榊夜に銃を向けた。






ドドドドドッ!






榊夜『ぐっ…!』






榊夜は、銃に撃たれた。







榊夜『ぐはっ……!』






みーにゃ『リバーンさん…!』






リバーン『大丈夫だ。殺さない程度に威力は手加減している。
だが、もうそいつは動けないだろう…「リバーン・アイ」を使った俺の攻撃は相手の急所に必ず当たる』





オウ『流石リバーンさんだ…』





榊夜『くっ……。強い……』






リバーン『我々のボスに当たるXは俺と同格の力を持っていると言っておく』





リバーン『榊夜。お前が一人の力で何れだけ腕を上げられるかは知らんが、少なくとも俺やXの仲間に付くことでお前の力が更に上がることは間違いない筈だ』






榊夜(Xファミリー…こいつらの仲間に入れば、親父にも……)






榊夜『…分かった。仲間に入ろう』






みーにゃ『やりましたね』








(惑星X)







サマー『「竜王の咆哮」!』






ドラゴンキング『「ドラゴンキングブレス」!』






バーンッ!!!






サマーとドラゴンキングは修行していた。







榊夜『凄いパワーだ…』






リバーン『あいつは俺より前にレギュラーになった奴だが、レギュラーにはXが認めた強い奴のみで構成されている』





榊夜『そのボスのXという方は何処へ…?』





リバーン『今は居ない。監獄に捕まってしまってな』





榊夜『何と…。あんた達の事を疑う訳じゃないが、大丈夫なのか?』






リバーン『心配は要らん。Xは必ず戻ってくる』






リバーン『それまでに俺たちは少しでも多くの戦力を獲得する』






サマー『リバーンさん!』






リバーン『精が出るな、サマー』






サマー『こんだけ強くなりゃオージャや親衛隊達にも遅れは取らねぇ…多分な』






元親衛隊…竜王を従える者サマー。
そして、Xファミリー。




彼等の暗躍も、また別のストーリーで明らかになる。










番外編【親衛隊秘話】(完)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━








(簡単に後書き)


まずは、随分と更新が遅くなって申し訳無いです…。



その影響からだいぶ話にも間が空いてしまってます。




何とかこれで親衛隊の番外編は終わりですが、番外編史上最多になってしまった理由としては登場人物が多いことは勿論ですが




今回Xファミリーという組織をちょっとだけ伏線として登場させました。
そういった要素からも長くなった要因です。




Xファミリーは、まだいつやるかは未定ですが、別の番外編で本格的に出てきます。
それはアメンバーさんとのコラボ番外編となる感じで、最後に出てきたリバーンというキャラはアメンバーさんが考えて下さったキャラに当たります。



リバーンは、ボスのXと同格の力を持っている人物で、この人もXと同じ殺し屋です!



二人の殺し屋が引っ張っていくXファミリーに今後注目です…!






あとは、ユウト、ジョニーウォーカーは【みしゅ外伝】の方でも親衛隊の中で生存しているメンバーで今後も登場するので他よりも気合いを入れてエピソードを回収したって感じです。





元々親衛隊の過去のみを触れる予定でしたが、間も空いたこともあり色々詰め込んじゃいました…笑





長くなりましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました!