私は、アトピーや、その他の一過性の皮膚炎で、プロトピックは極力使わない方がいいと思ってます。
プロトピックよりはステロイド(の方がまだマシ)、そう思っています。
ステロイドを使用しても依存症にならない人がいる事はよく分かっている。身内にもそのタイプがいる。
でも、プロトピックは、まだそこまでの臨床例が無い。
私の、本当に個人的な印象ではありますが、ステロイドよりも身体の奥底に影響を残すような、計り知れない薬、そんな風に感じます。
だから、プロトピックについては、中立でも何でもなく、思い切り否定派です。
でも、一度使って効果を知ってしまうと、なかなか止められないのもプロトピック。
自分がそうだったから分かる。
灼熱感が不快で止めた人は、自分の身体の声をよく聞いているなぁって感心する。
私も灼熱感はあるにはあったけど、それよりも肌が白くなる感動が大きすぎて、体の声より今の自分の喜びを選んでしまいました。
なので、今使っていて、効果を感じている人が、このブログを見る事はあまり無いと思います。
きっと満足しているから。
でも、せっかく、プロトピック体験のメッセージをいただいたので、ここでもう一度私の考えを書いておきます。
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■プロトピックよりはステロイド
まず、今までステロイドを使用していて、脱ステの為にプロトピックを使おうとしている人は、ステロイドでどうにか調整した方がいいと思います。
脱ステだと言いつつ、プロトピックへの切り替えを勧める皮膚科もありますが、それは脱ステではありません。
プロトピックはステロイドの強度に換算したらたいした事ないという話も聞きます。
私もそう聞いて、全身プロトピックを使用するようになりましたが、本当にそうでしょうか?
個人的には、脱プロ中の離脱症状や、その後の肌の安定度で言えば、ステロイドよりも肌の奥深くに強い影響があり、大変強い作用がありました。
全く別な薬で、強度の比較なんてそもそも出来るんでしょうか?
強い弱いではなく、新薬という部分で危機感を持った方がいいと思います。
■面でなく点で塗って
そして、もうプロトピックが手放せないのなら、せめて『点』で塗って下さい。
以前、プロトピックを使うなら、『面』でなく『点』で塗った方がいいと言いました。
私は『面』で塗りました。
手の平に軟膏を何センチか出して、両手でスリスリして、それを顔、体に塗る。
当然、1日で2/3本~1本は無くなります。
月に30本のプロトピックを処方してもらってました。
こんな私も、昔、まだ軽いアトピーでステロイドを使っていた時は、指先でちょんちょんと『点』で塗っていました。
この塗り方の違いの大きさに気付いたのは、脱ステ、脱プロをしてからです。
脱ステプロ直後の離脱の仕方は、使用歴やステロイド注射、内服も使用した事がある私では、正確な比較も出来ず何とも言えませんが、数か月~1年くらい経ち、炎症が沈静化した時の肌の状態が何か違うと思いました。
『点』で使った人の場合は、瘡蓋や大きな皮が剥がれるとすぐにツルツルのキメ細かな肌が出てくる。
『面』で使っていた場合は、瘡蓋や皮が剥がれた後も全面キメが荒くガサガサで色艶の悪い汚い肌が出てくる。
脱皮を何度も繰り返して、普通の肌に少しずつ少しずつ近づく。
そんな風に思えます。
私の周りの数少ない例を参考にこう考えています。
多分、私もプロトピックを『点』で使用していたなら、効かなくなる時期もずっと後になっていたと思います。
体に使わず、顔のみ『点』で塗っていたら、今もプロトピックを使っていたのかもしれない。
それが、必ずしも幸せな事とは限らないし、むしろ今効かなくなって脱プロ出来て良かったとも思う。
でも、『面』でベタ塗りしてしまった事は、私の数少ない『人生の中で本気で後悔している事』です。
■予防塗りは不要
それから、予防塗りは止めて下さい。
プロトピックって脱プロした時の離脱も遅れてくる事が多いようです。
あくまでも「多い」と断定はしませんし、専門家では無いので、これが確実な答えだと信用されると困りますが、私自身と私の周りの人達がそうでした。
塗って炎症が治まったら、しばらくは引っ込んだままだと思います。
そこに予防的に毎日塗るのは無意味どころか、逆効果だと思います。
出ていないところに、何となく塗る、出たら困るから塗るという理由で塗るのは止めて下さい。
正常なお肌の細胞まで少しずつ変わってしまうように思います。
■体には塗らないで
最後に先程も書きましたが、プロトピックは体には使わない方がいいです。
汁の出方が半端ないです。
胴体全面からドクドクと音が聞こえるようにあふれます。
それは胴体にもべた塗りしたからだと思いますが、体は面積が広いから、効かなくなった時、感染した時の広がりが半端ないです。
ホラーです。
顔全面から汁はもちろん辛いです。
でも顔も体も汁だくは、もう絶望しそうになります。せめて体には塗らないで。
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そんな訳で、まだプロトピックを使った事がないなら、このまま使わないように、手放せないなら、少量を指先で点々とつけるようにお勧めします。
いや、お勧めはしたくありません。
最悪使うなら、どうしても、どうしょうもなく必要で、プロトピックが無いと生きていけないくらいに思っているならという事です。
これ、私一人、こっそりと思っている事かと思っていましたが、プロトピックの事を書くようになってから、メッセージをいただきました。
了承をもらったので、ブログもリンクさせていただきますが、ぴみこさんです。
ブログはこちら↓
≪がんばれぴみこ!負けるなぴみこ!≫
彼女も、私と同様にプロトピックを手の平でべた塗りしていたそう。塗っていたのは顔と首。
病院の先生の指示に従い、真面目に毎日べた塗り。
予防塗りも勧められたそうです。
私にも記憶がありますが、最初の数年は治ったかのように効いたそう。
5年くらいで効きが悪くなり、四苦八苦しながら、10年使ったとの事。
プロトピックを長期間うまく使えている人はいるんだろうか?
以前の記事で、そんな事を書きましたが、私の疑問に対してのお返事で、詳しい体験談をいただきました。
予防塗りを含め毎日べた塗りだと5年が限度なのかな?
はっきりとは覚えていないけど、私もそのくらいでだんだん効かなくなった。
そして、6~7年程度で本格的に効かなくなって脱プロした。
そんな私達に対して、12年間コントロールされている方もいた。
また別な方の情報ですが、こちらの方もメッセージでいただきました。
彼女は、症状の出ていない時は塗らず、いわゆる予防塗りをしていない。
ステロイドとプロトピックを両方使用しているけれど、薬は効いているし、うまくコントロール出来ているとの事。
この方については、これ以上はお話出来ないんですが、うまくコントロール出来ている例として、簡単に紹介する了承だけいただきました。
身の回りの数少ない例です。
でも、何か感じませんか?
プロトピックに予防塗りが必要なんだろうか?
いや、プロトピックに限らずです。
塗り薬は、症状がある時に、症状がある1点のみ、指先でちょんちょんと付けるだけでいいと思います。
コントロール出来ている人も。
有名な皮膚科、人気のある皮膚科は何件も行ったけれど、そういう病院に限って予防塗りを必ず勧められました。
私は、有名な先生の言葉だけを信じて、自分で考える事をしませんでした。
自分の体なのに、先生に丸投げしていました。
でも、薬を使うも止めるも自己判断、自己責任なら、その使い方も、病院の先生の言いなりではなく、自分自身で考えましょう。
脱薬方法にも色々あり、先生からアドバイスをもらっても、結局脱薬して苦痛に耐えて、四苦八苦しながらもやり遂げるのは自分次第なんだって事と一緒です。
過去の私の失敗談が、小さなヒントになればと思います。
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追記です
(2012/5/13)
はまっこさんもプロトピック体験の記事を書かれていて、リンクの了承をいただきました。
<はまっこのブログ アトピー完治への記録>
プロトピックに飛びついた理由が全く一緒です(笑)
赤みを抑える薬。ステロイドのように副作用も、止めた時のリバウンドも無い薬。実際は違いましたが。
そして予防のように何もない皮膚にも塗っておくこと、これって色々な病院で勧められてるんですね。
私は、「正常な皮膚には吸収されないから塗っていいよ」と言われました。