脱ステを始める前、始めてから、色々な人とブログを通してお話して、励みにもさせてもらいました。

それは、いつか書きたいと思ってますが、今回はプロトピックについて、ちょっと書きます。




私が脱プロを始めた当初は、脱プロをしている人のブログがあまり無かったんですが、幸い(?)1回目阪南入院でお向かいのベッドだった『みなちゃん』が脱プロ中で、入院期間が重なっていた事もあり、辛いながらも寂しさを感じないで過ごす事が出来ました。




なので、プロトピックに関しては、誰かの体験談を参考にするというより、みなちゃんと話をしながら、基本的には自分の体の経過だけを見つめてきました。




あ、でも、みなゆきちゃんとは、途中からプロトピックの話をするようになりました。

私の中では、みなちゃん、みなゆきちゃんが、脱プロ初期の同士というイメージです。

二人とも私のアメンバーです。




そして、脱ステ脱プロから1年半も経てば、体調もある程度落ち着いていたんだけど、この脱プロに関しては、何とな~く簡単じゃないなぁと、ずっと思ってまして・・・、そんなこんなで去年の感染による膿地獄。




何となく、ステロイドの影響というより、プロトピックの影響のような気がしていました。

単純に勘なんです。




一見丈夫になってきたように見える肌色の皮膚。

いや、鳥肌ではありますけどね。痒みもあるし。




でも、どこかおかしいんです。この感染しやすさ。

細胞レベルでうまく動いていないというか、なだめて普通の姿に見せているけど、ちょっとしたことで不安定になります。




今回の就活中、就職後の症状にしてもそうです。

感染には気をつけているし、そこまでの炎症も、ストレスも無いので今は大丈夫ですが。

やっぱりこのプロトピックというものには、一言では説明出来ない何かを感じていて、その複雑な思いは最近になってどんどん強くなってきました。




薬が体内から物質として抜ける事自体は、本当に数ヶ月もあれば済んでいると思う。

ステロイドも、プロトピックも、保湿剤も。




でも、その薬の影響が、細胞の深い部分を壊していて、元の状態に修復されるには時間がかかるんじゃないかと思うようになりました。

その時間というのが、プロトピックは私が思っているよりずっと長いのかもしれない。




もう3年経つから、運動もいいや、毎日飲み会だー、深夜のDVDって映画館みたいで楽しいよね、なんてやってたら、細胞達がざわめき出すんじゃないか。




よく、薬が抜けても、『何度も離脱症状のようなものが訪れる』『数年後に来る事もある』のは、薬を使っていた影響で、元の正常な細胞では無い、変性してしまった皮膚細胞が、何かの影響を受けて、暴走しちゃうって事じゃないかと思うようになりました。




私の場合は、暴走=感染のように思います。

そして、その暴走が、プロトピックを使用した肌に起こりやすいように思います。

この薬は、ステロイドよりも、肌の細胞への影響が長期間に渡って残っているように思います。




佐藤先生が言う、細胞記憶とは、微妙に分けて考えているんだけど分かるかな?

記憶だけじゃなく、細胞の何かが変わってしまった。




細胞の性格とか、そういうイメージね。

今まで素直で礼儀正しい細胞くんだったのに、何かと突っかかっては暴力を振るう細胞くんになったような。




毎度の事かもしれませんが、私が例え話をすると分かりにくくなってません?分かるかなぁ。

まぁ、それが、去年の私の細菌感染による劇悪化なのではないかと思ってます。

あんな些細な事で感染するなんて、元の肌なら考えられない。




数年後の悪化は、『薬のリバウンドが数年後にも来た』という説、『元のアトピーの悪化したんだ』という説等があるようですが、私にはやっぱりそうは思えません。

元の私のアトピーは去年のアレではないし、今のコレでもない!断言出来る。




この、細胞レベルで何かが変わってしまった、正常に機能せずに止まっているか暴走しているという考えは、あくまでも、私個人の考えです。

今、現在の思いなので、また数年で変わってくるかもしれないし、それは分かりません。




何にしろ、こう考えるようになったからには、肌の細胞が元の健康な状態に戻るまで、正常な機能を取り戻すまで、それまでは、ただ気楽にしているだけではなく、頭の片隅で、きちんと体の事を考え労わっていかないといけない気がします。

これは、時間の経過とともに、感じるようになった事です。




そして、そんな私のプロトピックに対する一言で言えない微妙な考えに、限りなく近く、しかも分かりやすく説明されているブログがあります。

一方的に限りなく近いと言っているだけかもしれないので、図々しい言いぐさですが(笑)




そのブログを読んでいると自分の考えが整理されるし、とっても参考になってます。

そして思慮深い人なので、読んでいて単純に面白いです。

次回は、そのブログについて。




最後に、私が去年感染によって転がり落ち、少しずつ、これからについての意識が変わってきた事は、個人的な経過なので、この記事に書いた事も、全て個人的な思いです。

お医者さんに相談した訳でも無ければ、どこぞの論文を読んだとかじゃありません。




個人的には、勘と自分の肌の根拠を持ってこう考えてますが、世間的には何の根拠も無い事です。

3年経つのに、まだ気を付けなきゃならないんだとか、だったら何年かかるんだよとか思わないようにお願いします。




経過については、体質や環境で個人差があって当たり前。

考えについても、自分の体調の変化を自分自身で感じれば、多少は考えに違いが出て当たり前です。




なので、脱ステ脱プロ中の人達には、色々なブログを読んで参考にしたりしたとしても、自分の脱薬については、自分の体調を『感じ』ながら、自分に合う方法を選んでほしいと思ってます。

自分の体や頭や心で感じる『勘』って結構大事です。