基本的に吉野さんフィーチャーなメモ。

自分の記憶だけを頼りに綴っているため

細かいところは実際の言葉とは異なります。

ふんわりざっくりと、で。

 

 

2023.2.10

19:00開演(A演目)

 

影ナレ担当は

草尾さん、中井さん、そして追加で新垣さん。

 

どうやら影ナレは3人が基本になるらしい。

事前告知では前日(2/9)のみ3人設定で、ほかはすべて2人のみだったけど、毎回誰かサプライズ?で投入されるのかな、という予感に変わった回。

 

やたらテンションの低い中井さんw

どうやらこの日の1演目めのキャスティングに不満らしい(笑)

 

草尾さんという大先輩と一緒の影ナレにもかかわらず、不満wとテンションの低さを隠さない辺り、正直なことに誠実なのであろうw

草尾さんはなだめつつ、新垣さんは励ましつつ、な影ナレだったw

 

前日から始まった、影ナレの途中から松野さんが前説で登場し、影ナレメンバーとの絡みトークもあった。

 

 

◆裁判◆

 

そんな中井さんがキャスティングに大不満の本演目。

「被告人・中井さん」

 

初日は岸尾さん、2日めは吉野さんが被告人であったこの演目

罪名が「台本偽造罪 および行使」(正式にはもう少し長かった)であることから、自分が被告人にされたことに大変ご不満の様子(笑)

 

裁判長(川島さん)から呼び込まれても、舞台袖から不満をずっと述べているだけでなかなか登場しないwww

ようやく登場してもずっと不満を言っている中井さんw

 

「何か披露してもらいましょう」

という段取りになって、岸尾さんから「ゾロやって!」か「ゾロで!」と声がかかったのもありw

いや、実はちゃんと用意をして来たとおぼしき、覚悟を決めた中井さん(笑)

 

次々にご自身が演じたキャラクターの名台詞を繰り出し、会場からは「キャー」という声も。

あまりに数が多くて何キャラやったのかわからないw

「ONE PIECE」ゾロ、「銀魂」土方さん・・・までしかわからない素人でごめんなさい💦

 

とにかくずっとずっとキャラクターのセリフを言い続け

 

そんな中井さんを

後ろで楽しそうに嬉しそうにずっと見守っている岸尾さんw

(「いい加減止めてもらっていいですか?」って中井さん言ってたっけ??)

(※被告人にとっては敵となる検察官が岸尾さんだったからw)

 

「どうぞどうぞ(続けてください)w」

と続きを促す岸尾さんw

 

最後は中井さんが担当されているナレーションの番組についても触れていて

「『60秒で学べるNews』もナレーションやってるんですけど、『相棒』の裏で(視聴率)苦しいのでみなさん見てください!」

と言ったところがおもしろかったw🤣

 

(最後、岸尾さんに助けを求めた?中井さん。岸尾さん「ナレーション1本譲ってくれたらいいよ」みたいなコト言っていたのもおもしろかったw)

 

中井さん単独ライブwが終わると

今度は岸尾さん、弁護人役の草尾さんに対して

「僕の中で”花道”はあなたしかいないんですよぉ!花道でお願いします!!!」

 

「ほんとそれ!!!」

と心の中で岸尾さんに感謝したよね・・・!

草尾さん、快く「桜木花道」で演じてくれて・・・感無量

 

さらに岸尾さん

「トランクスでお願いします!」

とムチャぶり(笑)

 

にわかに「ふぁっ!?」と声なき声が客席から漏れる中

草尾さん、トランクスの声で台本読み始めたーーーー!🤣

感動・・・!

 

すると今度は岸尾さん

「次はチビトランクスでお願いします!」

 

これにも乗ってくれた草尾さん、なんと「チビトランクス」でも台本を読んでくれた!!!

いやぁ~大先輩なのにムチャぶりする岸尾さん強いw感謝!

 

草尾さん「オレ、いつまでコレ(チビトランクス)でやってれば(台本読んでいれば)いいの?w」

と途中ぼやくも、自分の長台詞終わるまでそのままやってくれた。

 

「(今でも)やれば出来るもんですね」

と言ったのはご本人だったか・・・?

 

そんな中

被告人・中井さんに対する証人は誰になるんだろう・・・???

ワンチャン、この演目には今回配役されていない吉野さんの可能性もある・・・?

 

と思っているところへ呼び込まれた証人・吉野さんw🤣

 

これを受けて中井さん、ちょっと安心したように?

「吉野くんはこっち(アドリブで被害を受けている側)の気持ちわかる人だから(安心)」

のようなことをおっしゃっていて、私は衝撃を受けた(爆笑)

 

中井さんの認識の中では、吉野さんは同じ側の人なの・・・?(笑)

 

前日の同演目で散々「被告人=アドリブ加害者」で裁判にかけられていたw吉野さんのことを、中井さんはアドリブで被害に遭っている仲間だと思ってらっしゃることを知れたのはとてもおもしろすぎた🤣🤣🤣

中井さんとご一緒の日はそうだったのかもしれないけど、吉野さんもまぁまぁ(以下略)

 

初日、2日めでは証人は

とにかく被告人のアドリブがひどすぎる!!!

と主張する場面。

 

さて

吉野さんは先輩・中井さんに対してどのような告発?をするのか。

(先輩には常に敬意を表している吉野さんだけど、台本通りに行くのか?注目の場面)

 

吉野さんの主張を要約すると下記のような内容だった。

 

中井和哉は確かにアドリブをする。

(吉野さんが?誰かが?)アドリブを吹っかけても、最後にアドリブでスマートに返してくる。

かっこいい!悔しい!そんな男なんですよ、中井和哉は!!!

 

めちゃくちゃ怒り口調でべた褒めし始めて笑ったwww

(こういうところ、やっぱり吉野さん素敵だなと思ってしまうw)

 

私はオーバーアクションでキレ芸しながら褒めまくる吉野さんがおもしろくてずっと吉野さんに注目していたから知らなかったけど、この時中井さんが手を口に当てて嬉しそうにしてらしたらしいwかわいいじゃないか🤣

 

そして最後に

吉野さん「『月曜の蛙、大海を知る。』(中井さんナレーター番組)観てます😊ニッコリ」

中井さん「あ、ありがとうございます😊テレ」

 

なんだよこのかわいいシーン🤣🤣🤣

ごちそうさまでした!!!

いやぁ~おもしろかったw

 

そういえば吉野さんが主張していた中で

「Twitterで、誰がこんな名言を言った、みたいな『bot』。声優で『中井和哉bot』があるのは中井さんくらいだよ!」

って言ってて気になってしまったw

 

『中井和哉bot』も気になるが

吉野さん、この証人喚問の前に中井さんのことめちゃくちゃ調べたんだわ~って思うとキュンキュンする🤣w

 

最終的に

弁護人から「何か披露してもらいましょう」のターンで、すべてやりきってしまったと言う中井さんが繰り出したのが

両手を振りながら全力での

「こーーーんにーーーーちはーーーーー!」

(お笑い芸人・錦鯉さんのネタwww)

 

からの~

「ソワレだよ!」

って自分で自分の頭をはたく

 

めちゃくちゃ笑った🤣おもしろすぎたw

この演目、だいぶカオスになって来ましたよ~!w

 

ちなみにこの中井さん被告回が一番台本通りでしたwww

 

 

◆伝言◆

 

母親役を富永さん、息子・圭太役を新垣さん。

富永さんのお母さんがとても優しい声。

 

そしてここで新垣さん演じる息子のお芝居を聴いて気づく。

 

この演目、内容的には

母の死後、残された留守電メッセージを聴きながら、その時わざと電話に出なかったことを悔やんでいる息子が、メッセージに合わせてリアクションしていく、というものなのだけど。

 

前日のこの演目の息子役は岸尾さんで

最初からすごく悲しげに演じていたのもとても印象的だったけど、もっと印象に残ったのが、岸尾さんは明らかに最初からそれが留守電のメッセージであることを感じさせるようにお芝居をしていた。

 

でも初日の息子役・草尾さんも、この日の新垣さんも

リアルタイムで会話をしているテイで演じられていた。

 

役者さんによって、やっぱり解釈とか表現方法がこんなにも違うんだなぁ~と、改めて「お芝居っておもしろい」と思った回でした。

そう思うと、この演目に吉野さんの配役がないのがちょっと無念。

 

 

◆AI失格◆

 

香盤表では

本日の吉野さんのご出演はこの演目のみでした。

 

でも1演目めの「裁判」に出ちゃってたので、結果的に本日2演目めw

(追加?で出演してくれるのは本当に嬉しい)

 

今回は主役のスティーブ!

吉野さんがスティーブを演じる回、とても楽しみにしていた!!!

 

 

吉野スティーブは

まるで海外ドラマ(のパロディ?)を見ているような、軽妙なやりとりでAIたちと流れるように会話を進める。

日本人にはほとんどないと思われる、ジョークとユーモラスを常に身にまとっているような、スティーブの仕草や語り口。

 

余談だけど、「SKET DANCE」ボッスン役で、吉野さんのコメディなお芝居のテンポ感とか間の取り方、ツッコミのタイミングなどなどが素晴らしく、本当に大好きだったので!!!

これには惚れ惚れした~!

 

コメディ要素を強めに!前面に出したお芝居。

オーバーなボディランゲージも入れつつ(海外の方はたいていオーバーアクション)

 

セクシーシーンでは

ピンクの照明が入った瞬間の「えっ!?」って驚いてあたりを見回すところからの~

セクシーボイスに嬉しそうにパンツのチャックに手をかけるところまで(爆笑)の流れと

「差して・・・抜いて・・・差して・・・」というセクシーAIに対してまたしてもオーバーアクションでノリノリに全身で演じている吉野さん。。。

最高すぎた🤣w(かわいかったとも言うw)

 

あと

吉野さんスティーブはアドリブを入れて来た・・・!

 

Alexa役の松野さんが登場しているタイミングで

「昨日の最後の演目で、一緒に登場する人と舞台袖にいたら、その人『出るところ間違えちゃった』って戻って来てw本当は中段から出るのに、一番高い段から出ようとしてたんだよね~それで演出している大将に怒られるかなぁって思ってたら、大将は大将でその時楽屋で、最後の挨拶の時に着るTシャツがない!って大騒ぎしてたから~(大丈夫だった)」

 

大将:松野さん、台本で顔を隠しながら笑ってたwww

 

その後、松野さんたちと入れ替わりに入って来たアルファ役の麻生さんに話しかけるシーンでは

「な、アルファ。昨日は出るとこ間違えてびっくりしたよな」

ってぶっ込みw麻生さんも台本に隠れて笑うというw

 

(昨日の最後の演目で吉野さんと掛け合っていたのは麻生さんだったw)

 

(※青字は追記)

トーマス役は岸尾さん。

トーマスへのアドリブは難しそうかな、と思っていたら

吉野さん「おまえはゴードンだ!いつも問題を起こすゴードンだろ!」

と突然の「機関車トーマス」ネタをぶっ込みwww

 

一瞬時が止まったように見えた岸尾さんだけど、そこはやっぱり岸尾さんだったw

自分の台詞を森本レオさん風に読み始めたwww(めちゃくちゃ似てるw)

 

(なんのことかわからない人にはわからないと思うけど、実写?版が放送されていた時ナレーターが森本さんだったwww)

(実写?版の機関車トーマスは1990年から放送されていたらしいw今はアニメが放送されているけど昔はこっちが有名だった)

(トーマスからのゴードンからの森本レオさんを連想する岸尾さんが天才的すぎるw🤣)

 

これを普通に台詞の合間に差し込んでくるの、天才すぎるw

(メモしてたのかなw)

おもしろかった・・・!

 

 

そんなコメディな前半から打って変わって

 

後半は絶望的状況に陥ったがために、このAIたちを作り上げた世界的権威であるスティーブ・モーガン博士がスティーブ自身であることが判明するストーリーに一転。

家族だと思っていた人たちも彼が作ったAIであり

彼の最高傑作は、AIと融合したスティーブ自身、であることをAIたちから知らされて絶望・絶叫する

 

という急転直下なストーリーの中で見せる吉野さんの

コメディから全力絶望的なお芝居へと落ちていく激しい落差に、打ちのめされ。。。

 

ラスト

心理的に追い詰められたスティーブの

精神的回路が崩壊してゆくシーンで

 

機械音声が壊れていくような、電子音的な無意味な音を強弱つけながら台詞に織り込みつつ

完全機械音声での

「スミマセン、ヨクワカリマセン」

の完全AIスティーブな吉野さんのお芝居が衝撃的すぎた・・・!

 

↑このラストのお芝居

とても言葉では書き表すことは出来ない

(言葉で表現しなきゃいけないから書いたものの、うまく伝わる自信は皆無)

それを実際に聴いた人しかわからないものなのですよ。

 

過去、Kiramuneのリーディングライブ「パンプキンファームの宇宙人」で

吉野さんが宇宙人・マロン役をやった時にもこのようなお芝居を出して来て、大注目を浴びていたことがある。

 

👇その時の私のメモ。吉野さんの衝撃的お芝居についてうまく表現出来ていなくて、やっぱり語彙力なくしてるの我ながら笑ったw

 

それと

今回のお芝居の、楽→絶望・・・という落差の激しさが本当に素晴らしくて・・・!

私が吉野さんに出会うことになったゲーム「VitaminX」清春くんの時もそうで、そこに落とされたのだけど、やめてくれ何度沼に引きずり込むつもりだw(知らんがな)

 

前半のコメディスティーブどこ行った!?って迷子になるし、寒暖差に風邪引きそうだよw

 

 

◆手紙◆

 

草尾さんの一人芝居。

・・・というよりも一人「朗読」。

 

ずっと気になっていたのだけど

草尾さんは「朗読劇」ということで、観客に物語をまっすぐに伝えることを大事にされているのかな?と個人的に感じた。(個人の感想です)

 

なんというか・・・自分のお芝居の力量を載せて来る、というよりも語り部的な感じに思えたので、「一人芝居」というよりも「一人朗読」という言葉がすごく合う気がする。

観客が好きなように受け取れる「手紙」もまた素敵。

 

 

◆断捨離◆

 

大御所・三ツ矢さんと富永さんの二人芝居!

豪華すぎる!お2人のお芝居を生で拝見出来る日が来ることを、子どもの頃「タッチ」と「魔法の妖精ペルシャ」を観ていた当時の私に教えてあげたいw

 

断捨離の「男」役は

とにかく「はい」という台詞が多い。

 

人それぞれ、いろいろな「はい」で表現されていたけど

三ツ矢さんが最初のコメディパートで返事をした「はぁい」という、聴く人によってはちょっと間延びとも取れてしまいそうなこの「はぁい」ですべての感情を表現されていたの、とても衝撃だった。

 

 

◆雨のシャボン玉◆

 

主役の弟役に河合雪之丞さん。

演目の世界観的に、雪之丞さんとても似合う・・・!

 

おどろおどろしい世界観の中、ゆらめくような雪之丞さんのお芝居でさらに恐怖感を煽られる感・・・!

 

そして

初日、同じ役を緒方さんが演じられていて

緒方さんは最後、恐ろしげな狂気の笑いで締めていたけど、雪之丞さんは悲しげなラスト台詞で締めていらした。

 

緒方さんの回の時に”狂気の笑い”という演出に変わったのかな??と実は気になっていたので、ココはやっぱり演者さんの表現次第である、ということが知れて、やっぱりお芝居っておもしろいな~と思う瞬間でした。

 

実は吉野さんが過去に弟役を演じられた時も、1人だけラストを狂気の笑いで終わらせていた。

当時、どういう受け止め方をすればよいか迷っていたこのラストシーン、吉野さんのお芝居が個人的に一番腑に落ちた瞬間だった。

 

なので緒方さんも同じく狂気の笑いで終わっていたので、もしかしたら緒方さんと吉野さんのお芝居に対する発想力?はわりと似ているのでは・・・?と気になることが増えた😂w

 

 

◆明日を待つ子どもたち◆

 

三ツ矢さんの70才孝司役が

実におじいちゃん(昔の時代設定の高齢男性)で素晴らしい。

 

そして富永さんの孝司母のお芝居

妹や姪を思う涙の叫びに、全私が泣いた😭😭😭

 

麻生さんの美しい歌唱にも心洗われた~😭

 

 

 

 

この日の東京は数日前から雪予報。

 

当日ちゃんと帰宅出来るのか

雪がひどすぎたら会場までたどりつけないのではないか

と様々な心配があり

 

吉野さんが1演目のみご出演だったから

最悪欠席も視野に入れていたものの

無事に雪も雨に変わり、何のトラブルもなく幕が開いてよかったし。

 

この日、改めて吉野さんのお芝居が好きだと思い知らされ

吉野さんのお芝居にぶん殴られた(笑)私。

 

「AI失格」の演目が終わってしばらく意識を失っていたよねwww

 

今日1演目しかないし~

とか気楽に思っていた夕方の私を叱りたいw

 

そんな3日めでした。