以前、吉野さんがご出演された「あぶな絵、あぶり声~薫~」以来のカナタ観劇。
確認したら2018年だったらしい。
前回の時は東京・大阪公演とあって
あれ?私、大阪行ったっけ・・・?記憶がまったくないな、と思っていたら行っていなかった(ごめんなさい)
代わりに(???)東京4公演行っていたらしい。
一応👇当時の私の記録
あと、前回の東京公演も「ニッショーホール」って書いてあって、あれ!?と思ったけど、今回とは違う「ニッショーホール」でしたw
今回の元ヤクルトホール、STA☆MEN内ユニット「ガッツ」のクリスマスイベントで来たことある会場で、めちゃくちゃ懐かしさいっぱいな気持ちになってしまったー!!!
吉野さん的カナタは
前回の公演の後
10周年記念公演にご出演予定だったのだけど、時は2020年4月。
イベントが総崩れしていた時期だったのでカナタももちろん延期になり、その後クラファン経て開催されたけどスケジュールの都合が合わなかったのかご出演予定にお名前がなく・・・
という経緯だったので
久々のお呼ばれ、個人的にも嬉しかった!
公演中に岩田さんもお話されていたけど
前回公演が「あぶな絵、あぶり声」シリーズで、男女の恋愛を扱う作品だったけど、今回は恋愛ものではない、というところにまずびっくり!(観劇し始めてから知った、というか気づいた)
3人とも白シャツの衣装でとても爽やか~
吉野さんは前髪を一房サイドに残して、あとはまとめ髪でとってもおしゃれ。
カナタ•アイビー、無事に終演いたしました。
— 岩田光央 (@mitsuo_iwata_77) May 15, 2022
ご来場頂いた皆様、配信をご覧の皆様、本当にありがとうございました。
これからもカナタは上質な大人の愛交物語を伝えていきます。#カナタ #カナタアイビー #吉野裕行 #細谷佳正 #白石涼子 #岩田光央 pic.twitter.com/TKHan2l3Gj
1公演観た後にパンフを買ったので、そこでやっと気づく。
パンフと同じ髪型と衣装だし、なんなら髪型に関しては吉野さんのターンのお話とリンクしていた。
そういえば
事前に公開されていた岩田さんと2人でのトークの中で、「当て書き」うんぬんの話をしていたっけ。
【カナタ トライアングル ~アイビー~】
— カナタ (@Kanata6Info) March 31, 2022
ゲストの吉野裕行さんより、メッセージをいただきました✨
ありがとうございます☺️
現在各プレイガイドにて二次先行受付中!
お申し込み先は引用しているツイートをご参照ください。#カナタ #トライアングル #岩田光央 #吉野裕行 https://t.co/yr6YRpa0ee pic.twitter.com/xOrlW8rUBF
どこまでが「当て書き」なのかは定かではないけど。(髪型のくだりだけなのかそれ以上なのか)
吉野さんが演じたのは
(たぶん)30代前半?くらいのSEの青年。
生まれる前に父親を亡くしている。
あぶり声シリーズの時も
1人ずつ登場して自分が担当する作品を朗読して、終わると次の人と入れ替わる、というシステムだったのだけど
今回も(ほぼ)同様で
吉野さんは順番的には3番手で登場。
最初に描かれた話とリンクする話だとすぐに気づき、その後、2番目の話にもリンクされていく仕掛けになっていて。
なるほど~!
先に見た2作品にそれぞれ伏線があったね!
という点を拾えるのは楽しい作業でした♪
今回の「アイビー」は配信もされていたので、現状まだアーカイブもあるし、いわゆる電子書籍だというエムカードというものも販売されているので。
内容についてはあまり触れず、にしておきます。
視聴チケットの販売も視聴も、5/22までらしい。
パンフとエムカードは👇
前回公演のCD付き絵本も買えるよ!
と思ったけど吉野さんのやつ、売り切れになってたw
(たぶん今回も会場で販売してたからかな?)
(在庫復活することもあるのかな??)
パンフはさっきちょっと書いた通り
衣装とヘアメも本番と同じで。
それぞれちょっとしたインタビューと
一問一答的なページもあって。
パンフに書かれていた
吉野さんの「パワースポット」話には
グッと来てしまった
エムカードはまだ確認出来ていないw
今回も
いろいろな場面で
「こういうところ好き!」
ってときめくシーンがあったけど
そのひとつはスマホ。
作中で2回、電話がかかって来るシーンがあって。
パンツの尻ポッケにつっこんでいたであろうスマホを取り出す吉野さん(演じる彼)。
通話開始時と
通話終了時
長い親指を画面にスライドさせる瞬間が必ず発生していて、「そういうとこ!!!」ってなった
実際にスマホ端末(実機)は登場しない。
あくまで、スマホを手にしている風、電話でしゃべっているテイのお芝居なのだけど。
そういう細かい動作を必ず入れてくるから、ちょっとステージから遠いと「あれ?実際にスマホ持っているのかな?」と勘違いしてしまいそうになる。
わりと”あるある”なんだよね~
着信音が鳴ったら耳にかざすだけで話が始まるパターン。
それはそれで全然気にならないんだけど、吉野さんのこういう細かいこだわり見ちゃうとね~素敵だな、と。
吉野さんが魅せるそういうちょっとしたこだわり、とても好き!と今回も思ってしまった。
2回目の電話では、母親が(おそらく)ぎゃんぎゃん言っている声に思わずスマホを少し耳から遠ざけてうるさそうな表情を見せるところも。
最高かな
通話後にスマホでニュースを見る流れなので、その架空のスマホをスクロールするような操作も忘れないところとか。
スマホの話だけでどれだけ書こうとするのだ私は!?!?w
と我ながらツッコミしてしまうくらいには大大大好きな場面でした♪
あと、作中に何度か段差やベンチに腰掛けるシーンがあるのだけど。
これまでのドラマCDなどでも大好きだったのが、吉野さん演じるキャラクターが腰掛ける前後の息!!!
ちょっとしたその動作で生まれる息がいつもめちゃくちゃリアリティが高くて、今回もそれが堪能出来た。
電話で話しながら少し前屈みになった時は、それ相応の声と息が出ているとか、最高かな
吉野さんが腰掛ける時と寝転ぶ時、起き上がる時の息芝居、最高です!
(なんかめちゃくちゃマニアックな話をしている気がして来た・・・)
もうひとつ付け加えておきたいことは
幼なじみと会話するシーン。
完全に客席に対して自分の体の向きを垂直にする(お客さんからは横顔になる)
吉野さんにとっては舞台袖となる方角に向かって友と語らう場面で。
明らかに
今あなたたち(観客)に語っているのではなく
友達と話してますよ
と知らしめる体の向き。
あそこもとても好きだった。
友達と話し終わると
スっと観客に向き直るさりげなさとか
とても自然に、でもはっきりと今誰に対して言葉を届けているかということを見せてくれていて
とてもよかった。最高。
最終公演のアフタートーク(アクタートークとも聞こえたんだけど結局どっちだったんだろう???)でも話題に出たのだけど。
今回、吉野さんからの「細谷くんと一緒にやりたい」という要望もあって叶った今回のキャスティングでのカナタ。
ストーリー的には2人がからむシーンがなくて残念そうだったけど。
せっかくトライアングルというシリーズになったのなら、ぜひお芝居の掛け合いも見てみたい!!!
と切に願います
ソロ朗読だとしても
その日、その回の空気感だったりとか
演じる側のコンディションとか
回を重ねるからなのか
いろいろな要因があって、毎回ちょっとずつ違う(ように聞こえる)お芝居が楽しめる、というのが私は大好きで。
それを楽しみに行っていると言っても過言ではない。
これが複数人での掛け合いになれば
またその回だけで生まれる、掛け合わされる空気感もあったりするから、それはぜひ見たい!!!
細谷さん
少し前に、岩田さんと吉野さんでやってた番組「ガレベ」にゲストで来た時とか
浪川さんと一緒にMC?やってるKiraカンにもゲストで来た時に見聞きした人となりのまま
自分が納得いかないことは絶対「ハイ」と言わないところ、とても好感持ちました
3人とも兼ね役もやっていて、それらは事前に録音されたモノが流れていたのだけど、「生でやってみる!?」と岩田さんが振って来ても
「ここで『やる』なんて答えられない」
って回答していたの、とても印象的だった。
ほぼ9割以上の人はここで「やっちゃいますか!?」とかノリで言いかねない場面だから。
兼ね役も生で声を当てたりした場合の、自分のメインの役どころへの影響とか、相手が構築して来たお芝居に与える影響の高さとか、いろいろ一瞬で考えて答えたんだろうなぁと知れて。
しっかりした考えを持っている方で好感~!
細谷さんが先にNoを言ったから
吉野さんも何も言わなかったよね~
これが「Yes」になっていたら
たぶん吉野さんも何かしら意見を言う場面が訪れていただろうなぁと思う。(やっぱりメインの役どころへの影響もあるだろうから・・・)
そういう意味では
似ているお2人だし、もっとお話聞いたりお芝居の掛け合い見たりしたかったなぁ♪
またいつぞやにそんなチャンスがあることを祈る
今回は
とても繊細で、心模様がいろいろ移ろいゆく青年の心情を表現する吉野さんのお芝居、たっぷり堪能出来ました♪
改めて感謝
今回の会場も久々だったけど
手前に懐かしい会場もあったw
スペース☆ダンディの試写会?か何かやった会場!
(ただのスペースつながりというだけのw)
次の記事で
主にアフ(ク?)タートークの内容を
大まかに残してみようかなと思ってます~
日曜日公演分は配信もあるんだよね~
と思ってしまったから
気が緩んでいて記憶が怪しい・・・
最後
ピアノ生演奏とともに
スタッフロールが流れるのだけど
映画館だとか
そういったところでスタッフロールの中にある吉野さんの名前を見るのが大好きな私
毎回流れゆく文字を目で追ってしまった。
あの瞬間がとても大事。