5/12,13
カナタ 東京4公演を
観に、聴きに、行って来ました。

カナタ公演自体も初めてで
大阪公演の参加も見送ったので
初参加でした。


吉野さんの朗読やお芝居が大好きで
つい先月も作品イベントで朗読を聴けてたところで
再びお芝居に触れられるチャンス。

純粋に嬉しく

女性限定とか
18歳以上
という条件だとか

吉野さんも意見を出してる話を耳にして

ソワソワ ワクワクで参加しました。

その時の記憶というかレポはまた別記事に残すつもり。


まず「?!」と思ったのが
キーボードの生演奏だったこと。
ピアノの音がとても好きなので
生朗読に生演奏
とても贅沢だなぁと思ったり。

3人の誰がトップバッターかも知らない状況で
最初に姿を見せた吉野さんに
なんでかうるっとしてしまった(・∀・;)

吉野さんの声で
淡々と紡ぎ出される物語に
ドキドキが止まらず

いわゆる愛交シーンでは
思いがけず目の前に吉野さんが移動して来てしまって
(端っこのブロックだから油断してた)

体硬直
体温急上昇(笑)

耳と目だけは釘付けでw

そのまま熱が出るかと思うほど
刺激的すぎて倒れそうだった(・∀・;)

そして吉野さんのターンのエンディングでは

吉野さんの悲しみの表情に
ボロッボロ泣いてる自分がいて

舞台から捌けてしまっても
涙が止まらなくて。

静かすぎるからバッグからごそごそハンカチ出していいものやら迷った(出したけど)

そこで物語が終わるのか別のシーンになるのかもわからなかったし。

結局両日とも2公演目は耐性ついて?比較的冷静に見られる自分もいたけど
日曜日の1公演目も相当体温上昇したw
つまり赤面してたのだろうか??

そして同じくエンディングで泣いた。

4公演を続けて見たのもあって

1公演目は物語を知り
2公演目は物語を理解し
3公演目は細部のちょっとした違いに目が留まり耳を傾け

4公演目ではそれまでのすべての気づきを確認しながら

反芻しながら楽しめて
4公演見たからこその
何かが見えた聴けた気がして

とても有意義で贅沢で
いろいろ考えさせられたり
幸せな空間と時間でした。

エンディングで涙が出る理由についても
3公演目辺りから気づいた。

そのシーンまでは自分が彼女側、または第三者の視点に立って見ているのに
吉野さん演じる男性の中に生まれたモヤの原因が判明する段階で

私は男性に感情移入していた。

本来なら女性視点になってもおかしくない状況で
男性側に共感してる自分がいて

すごく不思議な体験だったけど
もしかしたら吉野さんの表情に感情が引っ張られたのかも、とも思う。

吉野さんが目線だけでまわりの人の動きを演出していて
ちょっとした仕草や動かす指先までも神経を使って
表情ももちろん
情景や感情を表現しているから

目が離せなかった。
朗読劇なのに
舞台だった。

ラストシーンで
男性演じる吉野さんが後ずさりのまま消えていく時

羽多野さんはそれをリハで見て
「行かないで!」
と思ったというお話をしてくれてたけど
(ということは羽多野さんは女性目線なんだな、と知った)

男性が自ら去っていく様子を表現していたり
向き合ってしまった現実の気持ちに耐えられずに逃げてしまったような
そんな葛藤まで見えた気がして

とても好きなシーンだった。

ラスト公演後のトークで
そこは吉野さんの発案というか
こだわりたかった部分だと知って
すごく感激したし

吉野さんがそれについて
「岩田さんはそれをやらせてくれるから本当にありがたかった」
と語っていて

岩田さんがカナタの2回目公演から吉野さんにオファーをかけて来た話を聞いて

私たちからも
岩田さんありがとうございます
しかなかった。

ラスト公演後のトークは
本当にいろいろなエピソードが聞けて
内容盛りだくさんで
全部覚えてる自信もないけど

出来うる限り
これからも覚えておきたいから
別記事にてちょっと書き残しておきたい。


話の構成、というか
順番というか
吉野さんの演じるストーリーが最初で
その後に時間軸を戻して
最後には未来へのハッピーエンドを感じさせて終わるところも
おもしろいなと思ったり。

悲しみ→少しの救い→幸せの予感
みたいな流れだったから
1人の女性にまつわるストーリーではあるけど
本来全然違った話たちで
でも構成をそうすることで一貫性のある内容になるんだな、と
すごく納得したり。

キャストのお3方はもちろん、演じ方・表現方法が違うから
同じ女性のはずだけど全然違う女性3人の物語にも思えてしまうのが
最初はちょっと「??」だったりもしたけど。

立場や性格が違えば、同じ人でも見方も変わって
1人の人なのに接する人みんなが違った印象を持ったりもする現実もあるから

そんな点も
とても興味深いな
これもありなんだな
とも思いました。


つまり
楽しかった!
(結局それwとも思うけどとても大事な気持ちと思う)


ちなみに来月には朗読CD付きの絵本が一般発売される。
(なぜ私が宣伝しているのかwまわし者ではないw)

もちろん?私は会場の先行販売で買わせていただきました♪


朗読劇は
ピアノの入り方とか照明の当て方にも随所にこだわりを感じたり
生演奏も朗読に寄り添ってたり
最後の公演のラスト演奏はだいぶアレンジが変わっていた気がして(たぶん)。

吉野さんも何度かお話されてたけど
本当に「生モノ」だなぁ
と思うし
羽多野さんも「この回は過去に縛られすぎた(笑)」
とお話されてたように

各公演ごとに誰もがちょっとずつ微妙にニュアンスが違ったりするのも
また楽しくて。
1時間半とか2時間びっちり朗読だったら聞く方も相当な神経と体力を要する気がするから

オムニバス的に短編3話というのは
とても集中しやすくて
聞きやすかった(*´ω`人)

トークコーナーでは
先輩の岩田さんをいじってて
時には「泳がせて」w
昔からの付き合いありきの、仲良しだからこそするツンも出ていて(笑)

ちょっと冷たい対応する吉野さんに岩田さんが
「吉野ぉー!おまえオレのこと好きだろぉ?!なんでそんな冷たいんだよぉ~オレ泣くよぉ?」
って甘えてたのもなんか楽しくて。

こういう姿もちょっと久々な気がする♪

そして最終公演の最後の挨拶も終わった岩田さんに向けた
無邪気で愛情いっぱいな優しい笑顔が見えてしまって

ときめきが止まらなかった(*´-`*)
ツンデレだなぁーもー!!!w

吉野さん本人が絶対語りたがらないエピソードを
お2人が話してくれて
照れくさそうに下手な(失礼w)ごまかし方してるところも
思わず声出たくらいかわいらしくて

隣で見ていた、趣味嗜好が9割方同じ友達も
同じ瞬間に同じ声出てたのが最高におもしろかった!
同志よいつもありがとう(笑)

またカナタに吉野さんがゲストに呼ばれたらいいなぁ。
素敵な朗読の場に触れられて

本当に幸せで楽しかったです。
極上の時間をありがとうございました!


レポはまぁそのうち。