セミナー最終日に
外見の褒め言葉をもらえなかった私は
スタイリストになることをあきらめかけていました
でもどうしてもあきらめきれなかった私は
ふと思いついたある方法を
試してみたのでした
スタイリスト養成コースのセミナー最終日に
外見の褒め言葉をもらえなかった私は
一時期、スタイリストになることを
あきらめかけていました。
でも、やっぱり私は、
ファッションや洋服のことが大好きでした。
スタイリストになることを
どうしてもあきらめきれなかった私は、
ふと思い付いて
クライアントさんにしているカウンセリングを
自分にもしてみることにしました。
「セルフスタイリング」
クライアントさんにするように、自分自身に対し
カウンセリングをして服選びをするように
してみたのです。
すると、不思議なことが起こりました。
あれだけ、外見に対する褒め言葉が欲しいと思ってももらえなかったのに、
少しずつ、「綺麗ですね」「おしゃれですね」などという褒め言葉を言われるようになったのです。
「どうして?」
不思議に思った私は、服選びで、以前と何が違うのかを振り返ってみました。
以前は、その時のトレンドや人からの印象を考えて選ぶようにしていましたが、セルフスタイリングをするようになってからは、そういったこととは関係なく、自分が好きでいいと思ったものや、自分に合う色やサイズの洋服を買うようにしていたのです。
自分らしく、
自分の「好き」を表現するスタイリング。
そんな風に変わっていたのです。
そうしたら、褒められるようになりました。
おしゃれだと言われるようになりました。
「綺麗ですね」と
外見を褒められるようになったのです。
そうすることで、私は少しずつ少しずつ、
自分に自信を持てるようになっていきました。
他人の目を気にすることなく、
まずは自分が好きでいいと思うものを選んでいく。
自分が納得できるスタイリングが
できるようになっていました。
自由にファッションを楽しめる
自分になっていたのです。
その時私は、自然と「パーソナルスタイリストになろう」と思えている自分に気が付きました。
そんな私を見て、友人が私にショッピング同行を依頼してきました。
それがとても喜ばれたこともあり、
そのことがきっかけで、
2020 年にパーソナルスタイリストとして
活動を始めたのでした。
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