こんにちは、福祉専門社労士の三木です(*^^)v
GWまっただ中という事で、休み気分にはなっています。
自営業なので関係ない!と思いつつ世間の流れには影響されています。
どっちかに振った方が良いですね(汗
休むなら休む、関係ないなら関係ない、という感じで。
中途半端はいけない!仕事しようと思います。
まずはブログ更新から。
本日は、「就業規則」について。
このブログでも何度か書いてますが、
就業規則を定めるにはいつの時期が良いのか?という事。
法律的には、従業員が10人になったら、作成して役所に届け出の義務があります。
ただこれは法律のルール上の話です。
実務的には、
本気で作成するなら早い方が良い!
本気で作成しないなら、10人でもまだ早いかも。
という事のように感じます(*^^)v
どういう事かというと、
組織と言うのは、規律をもって機能させようとすると、一定のルールが必要になります。
これは、以前にもブログで書きました→ルールの必要性
ただ、堅苦しいルールなど必要ない、と考えている方が、
経営者側だけでなく従業員側にも存在するものなんです。
経営者が、あまり早い段階で就業規則などのルールを整備するのを
ためらう、というのは一般的によく見受けられます。
規則を定めると、会社がルールに縛られる、労働の法律に定められたルール
どおりに運用していける自信がまだ持てない、そういった事が主な原因でしょうか。
これも少し違うんですが、今回は言及しないでおきます。
従業員の側が、規則などの制定を嫌がる場合、
自由な雰囲気が好きだったのに、会社の空気が変わってしまう、
そのように感じてしまうからではないでしょうか?
規則などなくても自分はちゃんと仕事はしている、
ルールに縛られるのは嫌だ、と感じる方は従業員の側にも存在するんです。
一般的には年配の方に多いですが、若い人にも見られます。
若い人の場合は、少しルーズな人にこのタイプが多いですね。
都合の良い時だけルーズで、トラブルが起こると急に権利を主張しだす、
職場に思い当たる人いませんか?
就業規則を作成した途端、従業員が辞めてしまった、、
このような事が、実務上は起きるんですよ(汗
職場の風土や空気感が変わるのを敏感に察知されるんですね、
これはある意味致し方無い事なのかもしれません。
勿論、わかっていて放置するわけにはいきませんので、
そのような事が起きないよう、注意をしながら作成はします。
組織が前向きに変革しようとするときに、どう対処すれば良いか、
基本的なルールをしっかりと制定しないと、いつまでも組織レベルが向上しない、
若い能力がある人が定着しない。
かといって、昔からいる人に辞めてもらっても困る、難しいところですね。
ある意味、組織の膿みが出てくるのです。言い方は少し悪いですが。
急にベテランの方が何人か辞めたり、辞めるところまでいかなくても、
規則制定当初はギクシャクする場合があるかもしれません。
ピンチを迎えますが、乗り越えた時に、新しい組織風土が生まれてくる、
そのような事例も幾度か見させていただきました。
素晴らしい事ですが、ピンチを一旦迎える事には違いないわけで。
早めに規則や社内ルールを制定すればするほど、
このようなリスクは回避できるのです(*^^)v
労働法を最初から守る事をリスクと捉えるか、
あとで作成する方が大変と捉えるか、
考え方ですが、どうせ後から、規則を定めて守らないといけなくなるのなら、
出来るだけ早い段階で、会社に都合のよいルールを合法の範囲で定めた方が良い、
というのが私の考えです(*^^)v
軋轢が少なくて済みますからね。
逆に、労働法を守っていては会社は成り立たない!と考えておられる場合は、
10人でもまだ早い場合が殆どです。
義務があるから仕方なく就業規則を作成しても、従業員にあまり見られたくない、実際に
見せていない場合も見られます。(見せないと勿論意味はないのですが)
この場合には、大きな労務トラブルが実際に発生してからでないと、
必要性に気付かない、この場合が多いです。
就業規則は、組織として活動していく上で、規律が必要と感じた時に、
時期や人数に関わらず作成しましょう、
シンプルにこれが答えです(*^^)v言い切ります。
「労働法守れるかな、、」
組織を大きく発展させる上で、乗り越えなければいけない部分なんです。(本当に大変と察しますが)
確かに、有給や時間外の決まりなど厳しい面も有りますが、工夫していきましょう(*^^)v
本日はこの辺で失礼いたします!
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