みなさま、こんばんわ🌜
今日の大阪は上着がいらないほど暖かかったです😄
📖 友達の作業所移転シリーズ
- 障害者の不遇(2022年3月27日)👈 ココ
- もっと優しい人間を目指して(2022年6月28日)
- 作業所の見学日(2022年7月23日)
- 進行性難病の苦しみ(2023年10月18日)
1 | 身体障害者の友人 |
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私には車椅子ユーザーの友達がいます。
彼女は進行性の神経難病の患者さんで、私たちは定期的に会っています😉
頭の回転が速くとても賢い女性なので、話しているとテンポがあってとても楽しいです🎵
今日は久しぶりに、その友達といっしょに遊ぶ日でした😄
メンタルに難があるけれども身体介助が得意な発達障害者と、メンタルはしっかりしているけれども身体介助が必要な身体障害者は、お互いに補え合える良い組み合わせなのです😉
2 | 友達との食事で |
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行きつけのお店 |
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友達とはよくいっしょにごはんを食べています😄
私たちの行きつけのお店は、ショッピングモール内の某ファミレス。
ドリンクバーもあって長時間いられるし、障害者に優しいお店で安心してごはんが食べられます😉
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友達が通う就労継続支援B型の話 |
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久しぶりに会った私たちは、お互いの近況報告をしました😄
友達は 就労継続支援B型(B型作業所) に通っていますが、自宅から距離のある遠い作業所に通っているそうで、最近 送迎が打ち切られた そうです。
今は友達のご家族さんが送迎してくれていますが、距離が遠く負担になるので、送迎付の近所の作業所に変更しようか迷っている様子でした。
私は友達に「作業所を変更した方がいい」と言いました。
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就労継続支援B型の工賃 |
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友達が通っているB型作業所の工賃は 時給200円 。
友達は週に4~5日、1日4時間の利用とのことです。
友達の1ヵ月の工賃はおよそ 16,000円。
障害者の賃金はとても少ないのです。
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障害者にとっての社会参加・社会貢献 |
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友達は神経難病があるために筋力が低下し、四肢にハンディキャップがありますが、知能も理解力も高い人です。
元々が優秀な人だったので責任感が強く、コツコツと根気よく仕事をするタイプです。
B型作業所ということで、他の利用者さんは知的障害や重い精神障害の方が多く、割り当てられた作業をきちんとできない方もおられるとのこと。
友達は身体障害があるにも関わらず、自分の作業に加えて、作業が得意でない利用者さんのやり残した分までやり直したりして、人1倍頑張っています。
どうして友達は、安い工賃・短時間勤務という不遇の中で、こんなに頑張っているのかというと、それは 障害があっても社会参加・社会貢献したい からで、社会で役割を得て役割を果たすことが、障害者にとっても生きる意味・存在価値につながっている からです。
友達は社会の一員でいるために、不自由な手で、今も必死に作業を頑張っているのです。
3 | 姪たちへのプレゼントの本 |
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ファミレスで食事をしてから、友達といっしょに同じフロアの大型書店に行きました。
明日、我が家に遊びに来る姪たちにプレゼントする 本 を買うために😄
私は姪たちに 活字に親しんでほしい んです。
私は子どももおらず、子どものことがあまりよくわかっていません。
どんな本を買ったらいいかわかりませんでしたが、最終的に次の2冊になりました👇👇👇
『トムは真夜中の庭で』は、上の姪(新小5)のために選んだ本で、私の愛読書です😄
とっても面白いので、ぜひ姪に読んでほしくて。
「ディズニー・プリンセス」は、下の姪(新小2)のために選んだ本で、姪が好きそうな本を選びました😄
下の姪にちょっとでも活字に親しんでほしくて、何とか興味を持ってもらえそうな本にしました。
私としては姪たちに 活字を読んでほしい のですが、こういうのはただのおしつけではダメで、姪たちの興味をうまく引かないといけません。
子育ての難しさがまた少しだけわかりました😅
4 | 障害者の不遇を知る |
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友達のご家族と話す |
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別れ際に、友達を迎えに来た親御さんとお話をしました。
親御さんは「今相談している計画相談員がちっとも当てにならない」ことについてお話されていました。
計画相談員さんにB型作業所について相談しており、計画相談員さんは新しいB型作業所を紹介してくれたとのこと。
しかし、親御さんによると、「計画相談員さんは友達の病気についてちっとも理解しておらず、全く頼りにならない」らしいのです。
障害者が我慢させられているのは社会からの待遇だけでなく、計画相談員さんの無知 に対してもであることを知り、悲しい気持ちになりました😢
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就労継続支援B型について調べた |
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気になっていた私は、友達と別れて自宅に帰ってから、B型作業所について調べてみました。
計画相談員さんの推薦してくれているB型作業所は、どうも知的障害者専門のようで、車椅子ユーザーのための設備が整っているという情報はありませんでした。
イヤな予感がした私が友達に連絡をとると、友達から「B型作業所の情報があったら教えてほしい」と私に依頼がありました。
私は友達の代わりに、友達が通うべき身体障害者を対象とした 送迎付のB型作業所 についてパソコンで調べてみました。
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時給200円以下の工賃 |
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B型作業所について調べ、目にしたのは「時間額189円」「時間額98円」という最低賃金に満たない 低い工賃 の情報でした。
これでは1日4~6時間、週に6日ほど就労しても、1ヵ月20,000円に満たない金額しかもらえないことになります。
障害者の工賃の低さに改めて驚くとともに、障害者の不遇に更に悲しい気持ちになりました😢
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友達といっしょに新しいB型作業所を探す決意 |
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あまり頼りにならない計画相談員さんの代わりに、私は友達といっしょに新しいB型作業所を探す決心をしました。
幸い私は身体障害がなく、自由に移動が可能ですし、現役の障害者なので障害者手帳も持っています。
時間の許す限り、ひとっ走りして、「私が通所を考えている・・・」と言いながらバッチリ見学することも可能です。
私は友達のB型作業所の件から障害者の不遇を知るとともに、ハンディキャップがあると、ありとあらゆることに永遠に我慢させられる人生になることを知りました。
悲しいことですが、障害者は我慢強くなるしかないのです。
5 | 障害者の自立 |
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友達からのプレゼント |
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友達から今日、お菓子やマグカップなどのプレゼント🎁をいただきました😉
友達は良家のお嬢様でお育ちが良いので、センスがいいんですよね😄
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友達へのお返しのプレゼント |
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友達へのお返しとして、Amazonで本を注文して、友達の自宅に直接送ってもらうようにしました😉
注文したのは、友達と同じ神経難病の方が書かれた本です。
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友達にプレゼントした本 |
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友達にプレゼントした本は『わたしが障害者じゃなくなる日 〜難病で動けなくてもふつうに生きられる世の中のつくりかた』です。
著者の海老原宏美氏は、人工呼吸器を装着されている重度身体障害者の方ですが、様々な障害者支援を受けながら自立して1人暮らしをされているそうです。
友達はこれから先、神経難病のためにだんだんと身体が衰えていくことが予想されており、このままいけば神経難病の専門病院に長期入院を余儀なくされてしまいます。
友達と同じ神経難病で専門病院に長期入院中の別の友人もいますが、彼によると「病院で天井を眺めて暮す毎日」とのことです。
本の著者の海老原宏美氏のように、様々な支援を受けながら自立して1人暮らしができれば、友達は自宅に残ることもできると思うのです。
友達がこれからのことを考えるのにとても参考になると考えて、この本を贈りました。
キレイごとですが 重度身体障害があってももっと自由に生きられる社会の実現を と思わずにはいられません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋
📖 友達の作業所移転シリーズ
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