祈るときそこに神が立ちあらわれる | 御木白日のブログ

御木白日のブログ

学習院大学 仏文科卒業。大正大学大学院文学博士課程修了。
詩人活動をとおして世界の平和に貢献。

哲学者ハイデガーは「存在は時間である」といっています。

人は瞬間瞬間を生きているのです。一瞬一瞬を神に祈り神と共に生きるのです。

神に祈るのも一度でよいというものではなく、その都度その都度神に祈り、神を拝みながら芸術するのが人の自然の本来の姿だと思います。

 

祈るとはどういうことでしょうか。

人は自分の力で生きているのではなく、神によって生かされ生きているのです。

至らない己を常に自覚し謙虚に神を拝み神に祈りながら、神と共に働き芸術することが人として大切なことです。

真剣に神に手を合わせ祈るとき、神はそこに降り立つのです。

神がそこに立ちあらわれ守って下さると私は信念しています。

 

常に神を肌に感じながら芸術する、それが屈託なく力強く生きる在り方です。

祈りもまた芸術なのです。