人の不足思うたり言うたり、またはらたてかんしゃくをおこしたりして、なやみ苦しんでいる人が多い世の中です。
人に対して、いろいろ不足を思うこと、それは他の人の言動にとらわれふりまわされていて、自分のするべきことがおろそかになっているのです。
他の人の言動はその人の芸術ですが、それを素材とするのではなく、ふりまわされていますと、自分自身のよい芸術ができなくなります。
自分のまわりをとりまくものはすべて神業です。神業は芸術の素材です。芸術の素材である神業の不足を思い、それにとらわれてふりまわされていては、よい芸術ができないのは当然です。
自分のなすべきことをみつめ創意工夫して、神業を芸術していくべきです。
「神業にふりまわされないように」とは二代さまのお言葉です。