モーハウスおっぱい相談会で相談にのって下さったのは
電話相談ボランティア団体「よこはま母乳110番」の講師・相談員すずきともこさん。
マンガ家さんで、コウ・カウンセラー、4人の子供を子育て中だそうです。
おっぱい相談会ということなので、
離乳食というよりはおっぱい中心の質問を用意していったのですが、
離乳食というよりはおっぱい中心の質問を用意していったのですが、
今回はたまたま参加者が私一人で貸切状態だったので、
色々なことをお伺いすることができました!
まず私が聞いた質問は
★区役所の離乳食講座に参加したら、授乳間隔をあけるように指導されました。
(3か月検診の時も同じような指導を受けました。)
現在息子は5か月で授乳間隔は1~2時間間隔です。
離乳食もアレルギーが心配なので本人が欲しがるまで待ってゆっくりはじめようと思っていますが、授乳間隔を空けることは必要なんでしょうか?
お答え:
授乳間隔をあけることは必要ありません。ほしがったら欲しがっただけあげて大丈夫。
離乳食についてですが、今指導されている方法は、ほとんどがミルクで育児をしている場合の方法。少し前にミルク育児が流行り、その時期にミルク育児と母乳育児の方法が、混同されてしまったのです。
なので指導している方もそうとは知らず、未だにそのミルク育児の方法を母乳にもあてはめて指導してしまっていることが多いようです。
母乳育児のお母さんは悩んでしまいますよね。
ミルクで育てている場合は異種たんぱくである牛の乳を過剰に摂りすぎることになるので、早めに他のたんぱく質を補ってあげる必要があり、そのために早期離乳食をすすめる傾向にあります。
でも、母乳っ子は人間のたんぱく質を通じてさまざまな食品を摂取することが出来るので、それほど離乳食の開始を急ぐ必要はありません。
母乳育児のゴールドスタンダードというのがあり、それは「6ヵ月間は母乳だけで育て、その後は適切な補完食(離乳食)を食べさせながら2年かそれ以上母乳育児を続けること」をいいます。母乳の場合は離乳食ではなく補完食であるし、開始時期も6か月間以降、赤ちゃんの様子をみながら8か月からでも1歳からでもいいんです。
また、ミルク育児の場合、哺乳瓶で飲んでいるため、もぐもぐ、ごっくんの練習が必要ですが、母乳を飲んでいる子は母乳を飲むときに必ずもぐもぐの動作が必要であり、(飲んでいる様子をみるとこめかみが動いているのがわかるはず)母乳を飲むことでしっかり筋肉を使い、もぐもぐの練習もできているので、離乳食での練習は必要ないんです。
なので母乳育児の赤ちゃんは、時期がくれば、炊いたごはんをそのまま食べられますよ。すりつぶしたりしてわざわざ作る必要はないんです。
そして、ミルクは常に同じ味ですが、母乳は食べたもので毎回味が違うため、赤ちゃんはそれで色々な味を経験できるので、わざわざ離乳食として色々なものをすりつぶして与える必要もないんです。
なるほど!ここまで聞いただけで私は今までの疑問がほぼ解決しちゃいました(笑)
そうか、一生懸命指導してくれていたのは、ミルク育児の方法だったのね~
それなら納得!
そしてうちの旦那さん、独自の理論当たってます(笑)すごいっす!
長くなったので母乳と離乳食4へ続く~