GreTsch 6120と5120を比べてみました | mickey-oのギターブログ

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極論を言ってしまえば、

ギターはしっかりしたネックと天板があれば鳴る 裏板無くても鳴る
しかも、ピックアップを通してアンプで鳴らすならLOG 丸太でOK
レスポールさんが若い時に自作したLOG
角材にネックとピックアップをとりつけただけのギター🎸究極はネックとピックアップ

まあそんな事言っても、ギターは機能がすべてじゃないから
見た目のカッコよさ、これが一番

自分にとって、カッコよくて音が好みどおり
それでいいと思う

GreTschに期待する音は、金属弦が鳴っていると実感できる音
バチバチとパーカッションのような音、シャリーんと響く和音、ミュートした時のポコポコいう音、そんな生な音が好きだからGreTsch♡Love


さて、ここで今日の本題。

【かなり高額な6120とかなり低額な5120ではどちらを選ぶのか?】(約1/4の価格差) 

さあ、どっち

答えはーーーーーー→ 目的によるだろう

当たり前か
どちらも好きならいいじゃあないか
と言うことで、
違いがわからないから悩むわけで、
せっかく実物が揃っているので、比較写真で違いだけレポートしてみたいと思います

左5120           右6120

ボディ形状は同じですね これは

今の時代はCADがあるので同じデータなら同じモノが出来上がりますね

あとブリッジピックアップの位置がかなり前な5120
ミュートシステムが付けられそうなぐらい前にいってる
オールドの6120でも時々前寄りの個体あるけど
謎の位置です

アーチトップの膨らみは格段に差があります
もちろん6120の方が膨らんでいる
しかし50年代製品からするとまだまだ足りないらしい膨らみです
ブリッジ下部のアーチを比べるとよくわかります

5120もそんなに悪くはない
むしろ見た目は同じにしか見えない
6117かと思ってしまうぐらい
もうこれだけで5120でいいじゃん

5120のヘッドも見慣れるとよく思えてくる
しかし、ロゴは太め
でもオールドでも大きさ、太さ、マチマチなのがグレッチだからこんなもんか
そして、意外にでかい6120のヘッド

この1と6弦がかなり長いのが音の伸びとチョーキングしやすさになってるなと思います

5120は50年代前期のデカヘッドですが、GreTsch はなぜこのヘッドにしたのか、よく分かりません
できるだけナット→ペグの弦長を長くしたかったのか ヘッド面積を増やして低音部を強化したかったのか、見た目だけなのか

このヘッドの形と大きさ、ペグ位置が音に対してどう影響するのか理論化されれば、それだけで一冊本が作れると思っています。誰か教えてほしいです ペグ位置理論
裏面は完成度高い

ペグは左のを分解調整してみましたが、やはり安物は安物 しかし調整仕方分かっていればこれでも充分使えます
しかも、18枚歯
※右はGroverのSta-Tite

GreTschにはオープンバックと決めています
ボディ厚は5120が68mcmディープボディ6120が63mmミディアムボディ
ディープボディが欲しかったので満足だ〜

ネックのジョイント
ヒールの形が違いますが、この形のままネック形状なので5120はDシェイプかなと思えるネックです
これはとても弾きやすいです。握りやすいというか Gibsonみたい


fホールのとんがりの先端が尖っているかカットかの違いです
わたしはカットが好きです

ビグスビーはもちろん5120がB60 軽くて見た目がオールド風でいいですね

5120、意外にノブがしっかりしてて嬉しかったです
ピックガードの比較
微妙に違います。


これも年代でいろいろな形があるので何が正解かわかりませんが、何となくこんな形ですわ〜的なアメリカ製の風を感じるひとときでした

5120の仕様は何故か、フィルタートロンのまだ無かった1950年代初期から中期な感じでした

GreTsch のギターのどれが良くてどれが悪いかいいたい訳ではないので、この辺りで比較を終わります

今は型番が同じなら全て同じ品質の製品を望まれる時代(量産、オートメーション)
それが良いか悪いかわかりませんが、同じように見える板でも楽器として良いか悪いか分からないのに、形だけ同じものを作っても、同じ楽器などできないのではないか、と思います

やはり、自分の好みに育てていくのが良い道かもと思ってまして、そういった意味で↓

量産型のギターもいいなと思う今日このごろでした

音の違いは??
ここが1番気になるところ

生音は多少違いがわかるけれど
弾き比べないと分からない程度です

エレキギターの音は、ピックアップと
アンプでほとんど決まるから
ペグ、ナット、ブリッジ、POT、ジャック、配線をいいものにしておけば
ほとんど違いはわからないです

高いギターを弾いているという、
弾き手の満足感ぐらい

それなら、ネックの調整とピックアップの高さ調整と弦のゲージ選びで
太くてきらびやかな音がでます

結論は、
5120いいよ〜弾きやすい
音もよくなるよ〜ピックアップ変えたらね♡