レスポールについて | mickey-oのギターブログ

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はい、今日はレスポール(笑)
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もちろんニセもの
グラスなんとかの安いレスポール
ハードオフで10k¥
定価は多分45k¥

しかし、値段はハードウェアも含めた総合価値なので、ボディは同じでハードウェアを交換していけば結局高くなる(笑)エレキギターでボディ材がどうこう言うのは、あんまり意味がないのかも、と思います
12ピースでも鳴るものは鳴る
歪みが無ければ素材としてはOK!

メイプルとマホガニーのセオリー通りの作り。断面を見ると、ほんとにメイプル?ソフトorハード?シカモア?判らないけど、ちゃんとした厚みあり でした

さて、改造ポイントは?
★1.ペグを国産のklusonタイプに
★2.ヘッドにインレイ アワビ貝
★3.ロッドカバーを加工
★4.ネック裏をサンディング
★5.電気系チェンジ!
★6.'50年代配線
★7.ピックアップチェンジ!
あれ?結構手を入れてる(笑)

では★1.~4.を
ヘッドまわり
ペグ変更。位置がおかしかったので埋め木して穴を開け直しました
本家は1と6弦のラインが真っ直ぐなるように位置決めしていると聞きまして
ネック裏はサンディングしたので、つや消し仕上げ
弾くうちにまた渋く光ってくる
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インレイは、こないだ食べたアワビの貝殻持ち帰り、切って掘って削って製作
ロッドカバーのユリ柄が被るが、まぁいいか。これは100均
ヘッド形状はちょっと大きめだけど、ヘッド大きいのは好きだからいいか
ナットは牛骨ね。溝切りは浅く
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ヘッドをサンディングして分かったのは、つき板が杢入
結局黒にしたけれど、杢を活かしてもいいかも

つづく…

電装系です

今回の最大のポイント。ピックアップ‼
現物を音出しすると、歪はきれいに整っているのにクリーンが平らな感じ。色気も何も無し。何で⁇
開けてビックリ。
カバーに満杯ロウ漬け、ボビンがかすかに見える程度
なるほど!初心者用はクリーン不要、ハウリング絶対しないピックアップなのか
これならクレーム無いなー 、しかし、慣れてきたら不満がでるなー
たしか、epiphoneのfirebirdも似たようなピックアップだった
ロウ固めピックアップ‼
研究用に置いておこう

さて、換装後
フロントはGibson '57classic(ポールピースはマイナスネジ)
これは、素直にGibsonの音、クリーンも歪も素晴らしい!
あの音がします
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リアはYAMAHA SA-2000 の80年代後半製(ポールピースはプラスネジ)
ヤマハのセミアコ用でタップ端子付き(タップは今回不使用)
これが意外によかった!
ノーマルだと普通にきれいな音ですが、きれい過ぎます
そこで、ある改造を施し、分離感のある繊細な音、歪でも潰れない音をねらいました
それは↓
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このネジポールピース下の金属のネジ受け棒
(画像、マグネット横の穴あき細い棒)
これをひっくり返すと二つのボビンが少し外向き、斜めになりボビンが僅かにV型になります
これだけ(笑)
以前ネットで見たのを真似たんですが、そのサイトが行方不明
それは高中正義ファンのサイトで、
"ナゼ高中のハムバッカーはボビンに隙間が空いているのか⁈" から上記のテクを導き出した天才の方の今は無きサイトです
ぜひ、再アップして欲しい

おかげで、普通の優等生ピックアップが好みのツンデレサウンドになりました
繊細な優しさがあるかと思えば、突然のヒステリックトレブリー
リアにはピッタリ(笑)

ハムバッカーとフィルタートロンの中間という、これまたマニアックな音です。満足
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あとは、ギター本体の鳴り調整
ペグをしっかりしたモノにして、ナットを牛骨で隙間なく仕上げ、溝切りは浅く鋭角に点接触するようにして、ブリッジはしっかり固定、テールピースは(画像で確認)やや上げ気味
(ボディ側に締めきるのが普通なようですが、調整できるんですから好みの位置にするのが良いかと)
上げ下げでずいぶん変わります

参考:JBはネック側から通し折り曲げてテールピース上を通し、高めセットしています

これでしっかり鳴ります
チェック方法はボディ裏に耳をあてる、ヘッドに耳をあてる、で響きをチェック‼

弦がからむ場所は調整すると大きく変わります



リアピックアップの音が出ない と
値札に書かれていまして
フタを開けると、ポットの一つがネジ緩み、クルリと回り導電塗料に接触、そりゃ出ないね

キャビティ内はノイズヘルみたいな導電塗料が塗られています

ポットはCTSにしました
ジャックはswitchcraftモノラル
コンデンサはBlack Cat 0.015
配線材は
*アースがbelden8530
*ポット間とジャックからセレクタースイッチ間はWE24AWGブラックエナメル 二本撚り
*ピックアップはフロントがGibsonオリジナル編線シールド リアはbelden8503の自作編線シールド
belden8412をバラした編線を使用
*トーン配線を'50年代配線に
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次の画像がホンモノ'50年代配線
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'50年代配線の目的はトーンを絞った時のモコモコが嫌いだから

最近気に入りの配線は、ピックアップからポットまでは撚り線で、ポットからジャックまでを単線、アースも単線
というパターンやなあー

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