<28/続100> 鎌刃城(滋賀県)とおまけ | カメラ片手に日本百名城巡りのブログ

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2024.02.24

ここの城は難所と聞いていたため念入りに調査。滑落の危険もあり1人で登ることはお勧めしないとのことで、岐阜に住む大学の後輩を連れて登城することに。

旧中山道沿いにある資料館の駐車場に車を停める。少し歩いたところに源右衛門というカフェがあり、続100名城スタンプや御城印を手に入れることができる(ただし、協力金100円が必要)スタンプ押印後、いざ登城開始。名神高速道路の下を抜ける。動物よけの鉄扉を開いて進む。

初めは竹林の中を進む。勾配は緩やかだ。

しかし、だんだん勾配が増し辛くなってくる。さらに一方が谷底。ノロノロ登る(安全のために)通常主郭と呼ばれる城の中心までは40分ぐらいなのだが、時間をかけて登る。

大堀切。深いね!谷の部分が。上までは6mぐらいあるのかな?

途中こんな看板も。道幅も狭く緊張する。

石垣も見ることができる。丸い石をそのまま積んだ“野面積み”が多いが、角は打込みはぎが一部に使用されている。穴太衆の地元ということで、先進的な技術を取り入れていたのだろうか?通常ではこの時代打ち込みはぎは珍しいはず。苔むした石垣が時代を感じつ。

登りきった主郭部分にには、石積みの立派な虎口が復元されている。とにかくここは、幾つもの曲輪と堀切が存在する。今回、南の郭や西の郭は上級者向けということで行かなかったが、曇り空ながらも琵琶湖や遠く比叡山も見ることができた。

主郭の南には、尾根を分断するように堀切が設けられている。尾根傳に攻めてくる敵の防御ラインだったのだろう。

帰りも基本同じ道を帰る。落ち葉がよく滑る。下りキツい。慎重に1時間かけて降りる。

降りた後、もう一度資料館に行く。朝休館だけど午後ならやってるとか?やはりやってませんでした。

鎌刃城の見学はここまでだが、この後後輩とどこ行こうかと相談して、なんと!墨俣一夜城に行くことに。

知ってはいたが、時代考証全く無視の天守閣を作って、中を資料館をしているらしい。何回も言うけど、墨俣一夜城を木下藤吉郎が作った当時は、天守閣という発想ないはずですから。

でも写真映えするよな。後輩は「桜の時期きれいだから、またきてくださいよ」と言ってくれる。

なんだかんだ、滋賀・岐阜のドライブは楽しかった。