数年後に大量に起こる可能性のあるADE(抗体依存性増強)とは | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

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クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
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ここのところ、「インドの感染拡大」の報道をよく目にします。

 

インドのコロナ流行「悲痛の域超える」 WHO事務局長が警鐘

 

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は26日、新型コロナウイルスが猛威を振るうインドの状況は「悲痛の域を超えている」との危機感を示し、支援を急いでいると述べた。

 

インドの累計死者数は世界で4番目に多い19万5000人余り。感染者数は最近になって急増し、世界の新規感染者数を押し上げている。26日の死者数は2812人、新規感染者数は35万2991人と、いずれも過去最多を記録した。 (AFP 2021/04/27)

 

数字だけ見ると、確かに「悲痛の域を超えている」感があります。

 

 

 

しかし、もともとインドは人口の多い国。

 

 

 

「 100万人あたりの 1日の新たな感染確認数の推移」を見てみると、

 

人口比ではインド以上に感染者数の多い国がいくつかあるのがわかります。

 

だからと言って、インドが大変ではない訳ではないですが。

 

このグラフで見ると、日本ははるかに下ですね。

 

 

 

 

 

これと似たようなグラフがありました。

 

こちらは「人口100人あたりのワクチン接種回数」です。

 

 

これら二つのグラフを比べると、矛盾しているようですが、ワクチン接種回数と感染者数は比例関係にあるように見えます。

 

 

簡単に言うと、

「接種すればするほど感染者が増える」

かのようです。

 

 

 

 

一方、先行して米ファイザー社のワクチンを大規模に接種したイスラエルでは、非常に感染者が減少しており、コロナによる志望者はゼロになったというニュースがありました。

 

 

「イスラエル、コロナ死者がゼロに」(4/27/2021 Yahoo!ニュース)

 

 
 
イスラエルでも接種が始まった直後は、感染者も死亡者も増えた時期がありました。
 
ワクチン接種直後は一時的に感染が拡大する時期があり、それを経て鎮静化していくのかもしれません。
 
 
そうなると、まだワクチン接種が行き渡っていない国や地域では「ワクチンを打て」コールが喧しくなるのでしょうが、このワクチンは接種直後だけでなく、数年後に問題が起こる可能性が高いのです。
 
 
この点を指摘する専門家は少なくありません。
 
人によっては、「コロナワクチンは時限爆弾」とさえ言うくらいです。
 
 
そういう記事をご紹介しようと思います。
 
 
書いたのは、アメリカの生化学と分子生物学のバイオテクノロジー企業を経営している方で、記事はまだ接種が始まらない昨年8月に発表されています。
 
 
 
長い記事ですが、重要だと思われるので全文を掲載します。

コロナウイルスワクチンは時限爆弾なのか?

Is a Coronavirus Vaccine a Ticking Time Bomb?
Science with Dr. Doug 2020/08/01
 

これから私が書くことは、必ずそれが起きると断定するものではないが、現在入手できるすべてのデータは、コロナワクチンの見通しについて、非常に注意を払う必要がある可能性が高いことを述べるつもりだ。

 

その理由を説明したいが、まず、新型コロナウイルスワクチンに感染抑制の効果があるかどうかとか、副反応があるかどうか、という問題はここでは脇に置いておこう。

 

私が書きたいと思っていることは、そのことではない。コロナウイルスのワクチンは、抗体依存性増強(ADE)として知られる独特のメカニズムを持つ可能性が非常に高く、それについて極めて危険だと言えることについて書かせていただこうと思っている。

 

ワクチンについての是非や個人の信念とは関係なく、この ADE の問題は、それが存在するということが認識される必要がある。

 

ADE がどのように機能するか、および ADE がもたらす可能性のある将来の危険について説明する。

 

まず、ワクチンが機能するためには、非中和抗体ではなく、中和抗体を産生するように免疫系を刺激する必要がある。

 

中和抗体とは、ウイルスのある領域(エピトープ / 免疫細胞によって認識される抗原の一部)を認識して結合することにより、その後、ウイルスが細胞に侵入したり複製したりしないようにする抗体だ。

 

非中和抗体はウイルスに結合できる抗体だが、何らかの理由で、この非中和抗体はウイルスの感染力を中和することができない。これは、たとえば、抗体がウイルスに十分にしっかりと結合していない場合、抗体で覆われているウイルスの表面積の割合が低すぎる場合、または抗体の濃度が十分に高くない場合に発生する可能性がある。

 

ウイルスの中には、その人がウイルスに対する非中和抗体を持っている場合、その後のウイルス感染により、その人がウイルスに対してより深刻な反応を引き起こす可能性があるものがある。これはすべてのウイルスに当てはまるわけではなく、特定のウイルスだけに当てはまる。

 

抗体依存性増強(ADE)が引き起こされることが知られているものには、デングウイルス、エボラウイルス、HIV、RSウイルス、およびコロナウイルス系統があり、共通の問題となっている。

 

過去の他のコロナウイルスに対する以前の多くのワクチン試験が失敗した主な理由はこの ADE によるものだ。主な安全上の懸念は動物モデルで観察された。ADE が発生した場合、そのウイルスに対する反応は、抗体を持っていない場合の反応よりも悪くなる可能性があるのだ。

 

抗体がウイルスの適切な部分に結合して中和しない場合、あるいは抗体のウイルスへの結合が弱すぎるという理由だけで、それは非中和抗体となる可能性がある。

 

または、中和抗体の濃度が時間の経過とともに低下し、ウイルスの中和を引き起こすのに十分な濃度ではなくなった場合にも発生する可能性がある。

さらに、中和抗体は、ウイルスの異なる株に遭遇したときに、その後、非中和抗体に移行する可能性がある。

 

SARS コロナウイルスのワクチン試験でも ADE が見られた。SARS における ADE の正確なメカニズムは不明だが、主要な理論は次のように説明されている。

 

特定のウイルスでは、非中和抗体がウイルスに結合すると、ウイルスが免疫細胞に侵入して感染するように指示される。これは、FcγRII と呼ばれる受容体を介して発生する。

 

受容体 FcγRII は、私たちの体の多くの組織の外側、特に白血球の一種である単球由来のマクロファージで発現している。言い換えれば、非中和抗体の存在は、ウイルスを免疫系の細胞に感染させるように指示し、これらのウイルスはこれらの細胞で複製し、免疫応答に大混乱をもたらすことができるということだ。

 

基本的に、非中和抗体は、ウイルスが免疫細胞に感染するために役立つことを可能とするものだ。

これにより、過剰な炎症反応、サイトカインストーム、および一般的に、免疫系の調節不全を引き起こし、ウイルスが私たちの肺や体の他の臓器に、より多くの損傷を引き起こすことを可能としてしまう。

さらに、多くの異なる細胞型で発現する FcγRII 受容体によって促進される追加のウイルス侵入経路により、私たちの体全体の新しい細胞型がウイルス感染の影響を受けやすくなる。

 

これを前提として、「コロナワクチンは、あなたの免疫系に対する抗体を産生するメカニズムを与えられるもの」ということになるわけだ。そして、あなたの体が実際の(自然の)病原体に再度感染した場合、ワクチン接種をしていない場合よりも、その感染は、はるかに悪くなる可能性が高い。

 

繰り返しになるが、これはすべてのウイルス、または特定のウイルスのすべての株で見られるわけではなく、科学者が ADE がいつ発生するかを決定する要因の完全なセットについて理解されていないことが数多くある。ADE にはわかっていない面があまりに多い。

 

遺伝的要因と個人の健康状態がこの反応の調節に役割を果たす可能性が非常に高いが、しかし、ADE は、一般的なコロナウイルス、特に SARS 関連ウイルスの持続的な問題であることを示す多くの研究がある。

 

SARS-CoV-2 (新型コロナウイルス)と他のコロナウイルスとの遺伝的および構造的類似性は、このリスクが現実のものであることを強く示唆している。

 

ADE はコロナウイルスワクチンの深刻な課題であることが証明されており、これが多くの科学者たちが初期の研究、または動物試験で失敗した主な理由だ。アカゲザルでも、猫でも失敗している。それについては記事下の参考文献を照会されてほしい。

 

ワクチンが機能するためには、ワクチン開発者は ADE の問題を回避する方法を見つける必要がある。

しかし、これには非常に斬新な解決策が必要であり、それは達成できないか、少なくとも予測できない可能性がある。

 

さらに、コロナワクチンは、時間の経過とともに出現する SARS-CoV-2 の後続の株(変異種)による ADE を誘発するようなものであってはならないし、または毎年循環して風邪を引き起こす他の風土病であるコロナウイルスによる ADE の誘発があってもならない。そのようなことが起きないように開発されなければならない。

 

ADE の主なトリガーはウイルスの突然変異だ。スパイクタンパク質( ACE2 受容体を介して細胞への侵入を促進するウイルス上のタンパク質)のアミノ酸配列の変化は、抗原連続変異を引き起こす可能性がある。

 

これが意味することは、かつて中和していた抗体は、抗原がわずかに変化しているため、非中和抗体になる可能性があるということだ。

 

したがって、コロナウイルスで自然に発生するスパイクタンパク質の変異は、おそらく ADE を引き起こす可能性がある。これらの将来の菌株は予測できないため、 ADE が将来問題になるかどうかを予測することは不可能だ。

 

この固有の予測不可能な問題から、次のようなシナリオが考えられる。

 

コロナウイルスワクチンは最初は危険ではない可能性がある。

 

集団予防接種の努力は、おそらく各国で人口の大部分に施されるだろう。最初の 1、2年は、実際の安全性の問題はないように見えるかもしれない。

 

そして、この認識された「安全性」の中で、時間の経過とともに世界人口のより多くがワクチン接種を受けるだろう。

 

この間にも、ウイルスは激しく変異していく。

最終的に、ワクチン接種を受けた人たちの血液中にある抗体は、突然変異による構造変化のために同じ親和性ではウイルスに結合できないため、中和されなくなる(非中和抗体になる)。

 

時間の経過とともに抗体の濃度が低下することも、この非中和への移行の一因となるだろう。これらの以前に予防接種を受けた人々が SARS-CoV-2 のこの変異株に感染すると、ウイルスに対してはるかに深刻な反応を経験する可能性が出てくる。

 

皮肉なことに、このシナリオでは、ワクチンはウイルスの病原性を低下させるのではなく、より病原性の高いものにする。これは、ワクチン開発者が最初に実際の確信を持って予測またはテストできるものではなく、後で明らかになることだ。

 

このようなことが発生した場合、誰が責任を負うのだろうか?

 

ところで、ワクチン業界はこの ADE の問題について知っているのだろうか?

 

答えはイエスだ。彼らは知っている。

 

以下は、2020年6月5日のネイチャー・バイオテクノロジーニュースの記事からの引用だ。

「それ(ADE)について話すことは重要なことです」と、5月に新型コロナウイルスワクチン試験を開始したノババックス社の社長は述べる。同時に、以下のように言う。「しかし私たちは過度に用心深くなることはできません。多くの人々が(新型コロナウイルスで)命の危険に瀕しています。なので、ワクチン開発に積極的に取り組む必要があるのです」

そして同記事には以下のようにある。

 

「 ADE は真の関心事です」と、バイオロジクス・コンサルティング社のシニアコンサルタントであるウイルス学者のケビン・ギリガン氏は、徹底的な安全性研究をアドバイスしている。「病気を助長するようなワクチンが広く配布されてしまった場合は、実際にワクチンをまったく接種しないよりも悪くなるでしょう」

 

つまり、ワクチン業界はこの問題を認識している。

多くのワクチン開発者はこの問題に気づいているが、一部の開発者は、ADE の問題を「理論」だけの話であり、保証されていないと考えており、動物実験は人間における ADE の可能性に適応できるものではないとしている。

 

ADE の反応は、実際には、先ほど概説したよりもはるかに複雑だ。

 

私たちの免疫系には、ADE 応答に寄与する他の競合する要因と、競合しない要因があるが、その多くは科学的に完全には理解されていない。

 

その方程式の一部は、この応答を調節するさまざまな種類の T細胞(免疫細胞のひとつ)であり、これらの T細胞はウイルスの他の部分(エピトープ)に応答する。

 

ワクチンは、一般的に、ウイルスのごく一部(スパイクタンパク質など)、またはより良性の改変(弱毒化または死滅した)ウイルスが投与される。ワクチンは、免疫系全体を実際のウイルスにさらすことはない。

 

これらのタイプのワクチンは、ワクチンに存在するウイルスの部分を認識する抗体のみを誘発する。

ウイルスの他の部分は、抗体プールには含まれていない。このシナリオでは、ウイルス全体が抗体でコーティングされておらず、ワクチンの開発に使用された部分のみがコーティングされているため、ワクチン誘導抗体が非中和抗体としてレンダリングされる可能性がはるかに高くなるのだ。

 

実際の感染(自然のウイルス感染)では、私たちの免疫システムはウイルス全体に隅々にまでさらされており、そのため、私たちの免疫システムは、ウイルスのさまざまな部分を認識する万能薬のような抗体を開発し、したがってウイルスのより多くを中和する。

 

さらに、私たちの免疫システムは、ウイルス全体の何百もの異なるペプチドエピトープに対する T細胞応答を発達させる。

 

ワクチンでは、これらの T細胞応答の過多は存在しない。

 

研究者たちは、T細胞応答が ADE 応答の発生において協力的な役割を果たすことをすでに知っている。

これらの違いと、ワクチンに固有の歪んだ免疫応答から考えると、自然のウイルスで刺激された免疫系よりも、ワクチンで刺激された免疫系のほうが、ADE のリスクは桁違いに大きいと私は確信している。

 

これは COVID-19 が、その後何年にもわたって進歩(変異)するにつれて確かに明らかになるだろう。

 

多くの人々にワクチンが投与され、多くの人々がウイルスの非中和抗体を体内で開発してしまうと、それを元に戻すことはできないのだ。そして、繰り返すが、これはずっと後になってから明らかになる可能性のある問題なのだ。

 

現在(2020年8月時点)ウイルスの致死率は約 0.26%と推定されており、ウイルスが集団全体で自然に弱毒化しているため、この数は減少しているようだ。

 

ADE によってもたらされる、かなりのリスクを考えると、致死率がこれほど低いウイルスに対して全人口にワクチンを接種することは非常に残念なことだ。

 

ワクチン接種を受けた個人で ADE を発症する場合のリスクは 0.26% をはるかに超えると確信され、ワクチンはむしろ問題を悪化させることになる可能性がある。

 

安全性試験の閾値が非常に低く、ADE が潜んでいる可能性があるワクチンを開発するための、ずさんで無計画で急ピッチなワクチン開発の努力のために、今後数年で、このウイルスの致死率が増加するのを見るとするならば、それは今世紀最大の失敗となる。

 

ここに書いたようなことが決して起こらないことを私は心から願っている。

 

結局のところ、あなたの健康はあなた自身が決定するべきものであり、分子生物学について何も知らない官僚から命ぜられることではない。

(赤字筆者)

 
 
この記事から
「ワクチン開発者を含めて、多くの専門家たちが  ADE のことを知っていた」ことがわかります。
 
そして、それが解決していないことも。
 
これまでのワクチン開発で成功したことはないのです。
 
 
この記事が発表されたのは、ワクチン接種開始前でした。
 
なので、筆者は「今世紀最大の失敗」となるような実用化は止めてほしいと訴えていますが、すでに始まってしまいました。
 
 
 
しかし、幸か不幸か、日本での接種は遅れており、このままのペースだと全国民への接種には7年かかるとか。
 
 
まだ考える時間は十分あります。
 
 
「あなたの健康はあなた自身が決定するべきもの」
です。
 
 
 
最後に、これまでの文脈とは全然関係ありませんが(笑)、
明日からGW。
 
みなさま、良いホリデーをお過ごしください音譜
 
 
 
 
 
 
 
 

♪これからの予定♪

 

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