横浜では桜はとうに終わり、若葉が美しい季節を迎えています。
昨日、友人から「スギナ茶」をもらいました。
自宅の庭に生えたスギナを摘み、干してから炒ったのだとか。
東城百合子さんの『自然療法』によると、
「ひとつかみ程に熱湯1リットル程をさして、しばらく置いて飲む。煎じる場合も長くでなく4〜5分煮立ててしばらく置いて飲む。リウマチ・神経痛・関節炎・肺結核はじめ慢性気管支炎・肺治療にも特に良いので覚えておくとよい」
そうです。
他にも、
「煎汁で洗うとかさぶたや吹き出物、ひょう疽・カリエス・爛れた傷・がん性腫瘍にもよい」
「長く続く鼻血は冷ました煮汁で湿布するとよい」
「止血剤として肺とか子宮・痔の出血にもよい」
「頭のフケは毎日スギナの煮汁で洗い、その後オリーブ油でマッサージするとよい」
とあります。
子どもの頃、「スギナ誰の子、ツクシの子」などと唄って遊びましたが、いろいろな使い方があるのですね。
スギナの後、最近は、道端にヨモギが青々と生えて”春の息吹”を感じさせてくれます。
先日、ヨモギ餅をいただきましたが、これがまたおいしかった!!
古くから使われてきたヨモギ
ヨモギは単においしいだけではありません。
古来から”万病の薬”として使われてきました。
お腹を下したら、ヨモギの生葉を擦って、その絞り汁を飲むと下痢が止まる、
ケガで出血したら、たくさん摘んだヨモギを揉んで汁を出し、その汁を患部につけると血も痛みも止まる、といった働きがあります。
沖縄では、ヨモギを「フーチバー」と呼んで、ご飯に混ぜたり、スープに入れたりします。
沖縄に行った時、市場では山のように積まれたヨモギが売られていて、ちょっとビックリしました。
アイヌでは「地上に最初に生えた草」と呼んで魔除けに使うそうです。
一昨日の五月五日に、端午の節句で菖蒲湯に入った方も多いと思いますが、ヨモギを菖蒲で束ねて家の軒に挿して、魔除けにする地方もあります。
日本だけでなく、中国でもヨモギを薬として使ってきました。
韓国ではヨモギを蒸して体を温める「ヨモギ蒸し」があります。
古代インドやエジプトでも自然療法に使われていたようです。
ヨモギの効能
♪これからの予定♪
「ホメオパシーレメディの使い方講座@鎌倉フェアリーズ」
【日時】4月22日(木)10時〜12時
【会場】鎌倉フェアリーズ
【内容】ホメオパシーに関心はあるが、レメディの使い方がわからないという方向けに、レメディの使い方を基礎からお伝えします。テーマは「外傷」と「花粉症」です。
「ホメオパシーお話し会@アサバアートカフェ」
【日時】5月6日(木)10時〜12時
【会場】「アサバアートカフェ」
【参加費】1000円
【内容】”ホメオパシーはまったくはじめて”という方向けに、ホメオパシーの”最初の一歩”をお話しさせていただきます。
また、参加ご希望の方のご関心に合わせますので、ホメオパシーについて聞いてみたい!という方は経験の有無に関係なく、どうぞお気軽にご参加ください。
・ホメオパシー&フラワーエッセンスによるカウンセリング(健康相談)
・ホメオパシー&フラワーエッセンスによるマタニティケア
・ホメオパシー&フラワーエッセンスによるペットケア
■初めての方に■
・ホメオパシー基本レメディ勉強会
・フラワーエッセンス講座
■ステップアップしたい方に■
・フラワーエッセンス・アドバンス講座
■ちょっと気になることを聞いてみたい■
・ホメオパシー&フラワーエッセンスお話し会