ホメオパシーレメディは一度に一種類でないとダメ? | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

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クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
家庭で手軽に使える自然療法をご紹介します。健やかな時も病気の時も、笑顔で我が子を見守りたいおかあさんのために!

 

 

久しぶりに会った友人との会話、

「元気だった?」

「元気だったよ〜!」

「どう?最近忙しい?」

「うん、忙しいね〜。ようやく”動き出してきた感”があるね」

 

 

春から夏にかけてコロナで自粛を強いられていましたが、

それがここに来てようやく本来の動きに戻りつつあるような感じです。

 

わたしも9月に入って立て続けに「お話し会」や「勉強会」があり、10月も仕事の依頼が多かったのですが、
いずれの時も必ず聞かれた質問があります。


「高い熱があって下痢と嘔吐もしています。
こんな時に、それぞれの症状に対応するレメディをすべて同時に摂ってはいけないのでしょうか?」
というご質問です。




アメリカやドイツなど海外ではよく「風邪」「時差ボケ」など用途に応じて複数のレメディを一つにしたもの(コンビネーション・レメディ)が売られています。



しかし、ホメオパシーの創始者ハーネマンは

「治療の時にはどんな場合でも一度に一個よりも多く、単一ではないレメディを患者に使用することは必要のないことであり、
それゆえそれをするだけでもすでに許されないことである。

よく知っている一個・単一のレメディだけを病気に処方することと。あるいは多くのいろいろな薬を混ぜた混合薬を処方することとどちらがより自然本性に適い、より合理的なのかという疑問が枠ということは考えられない。

唯一、本物で単純な、そして自然にかなった医学、すなわちホメオパシーにおいては、種類の異なった二つのレメディを一度に患者に服用させることは決して許されないことなのである」(オルガノン#273)

 


と言っています。


このハーネマンの考え方と「コンビネーション・レメディ」は明らかに対立していますね。


「コンビネーション・レメディ」の是非については、ホメオパシーの世界でもいろいろ論議のあるところです。



しかし、

「コンビネーション・レメディが効くこともあるが、
適切に選ばれた単一のレメディの方が遥かに効果的である」

ということは研究によって実証されています。


また、あるレメディが他のレメディの働きを阻害することもあるので、異なったレメディを同時に使うのは効果をなくす可能性があります。



しかし、確かに、レメディに関する知識がない時に
「風邪」とか「時差ボケ」、「頭痛」などと書いてあると、慣れない人には選びやすいもの




とはいえ、
前述の通り、適切に選ばれた単一レメディの方が効果的なことは
実証されているので、できれば一種類を選んで使われるとよいと思います。



前述の質問では、「高熱」「下痢」「嘔吐」
という症状がありました。



この場合、まず「高熱」に対してベラドンナを使い、
その後に「下痢」「嘔吐」にアルセニクムを使うといった風に違うメディを時間をおいて使うのはまったく問題がありません。



「一度に単一ではない(=複数の)レメディ」を使用するのが問題なのであって、違うレメディであっても時間をおいて使えば大丈夫というわけです。



これは、レメディを使う上で、誤解を招きやすいところかもしれません。

そのためにしばしばご質問を受けるのでしょう。



あと、「何回くらいレメディを与えたらいいの?」というご質問もよくお受けする質問です。



これは基本的に症状の激しさに応じて頻度が決まります。

39~40度の高熱であれば1~2時間間隔で摂ってよいですし、

1時間に何回もトイレに駆け込むようなひどい下痢ならば、20~30分毎でもよいだろうと思います。


また、5~6回摂って症状の改善が見られなければ、
別のレメディを試します。

”よくなった”感、または”よくなりそうな”感じがあれば、
レメディを摂るのはストップします。


摂る頻度や”よくなる感じ”は人によって違いますし、
同じ人でもその時の状態によって違うので、
市販薬のように「朝昼晩の一日三回一週間摂ってください」という指示はありません。


その分、観察が必要ですし、
ある意味、感覚が求められるかもしれません。


でも、人のからだは機械ではないので、”よくなる””悪くなる”というのは、本来とても感覚的なものです。

ホメオパシーではその本来的な感覚を呼び戻すことが求められますが、それは「直感」と言い換えられるかもしれません。

 

現代の都会生活で忘れられがちな直感を思い出すためにもホメオパシーは有効です。

 

直感を思い出し、それを活用することで人は自分自身への信頼を取り戻していくのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

♪これからの予定♪

 

「ホメオパシー&フラワーレメディお話会@Asaba」

【日時】11月12日(木)10〜11時半

【会場】アサバアートカフェ

【内容】

「ホメオパシーは聞いたことがあるけれど、よくわからない」

「薬に頼らないで、心身の健康をケアしたい」

という方向けに、薬に頼らない健康管理の方法やホメオパシーやフラワーレメディに関する基本的なお話しをさせていただきます。

 

 

*ZOOMによる参加も可能です。お申し込みの際に、ZOOM参加ご希望の方は、その旨おしらせください。

 

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「ホメオパシーお話し会@徳島」

【日時】11月21日(土)13〜15時

【会場】個人宅で行いますので、参加ご希望の方はお問い合わせください。

【内容】”ホメオパシーはまったくはじめて”という方向けに、風の時のレメディの使い方をご紹介しながら、ホメオパシーの”最初の一歩”をお話しさせていただきます。

また、風邪やインフルエンザが流行する、これからの季節のために「風邪・インフルエンザに使えるレメディ」をご紹介します。

 

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「ホメオパシーお話し会@葉山」

【日時】11月26日(木)9時45分〜12時

【会場】個人宅で行いますので、参加ご希望の方はお問い合わせください。

【内容】”ホメオパシーはまったくはじめて”という方向けに、風の時のレメディの使い方をご紹介しながら、ホメオパシーの”最初の一歩”をお話しさせていただきます。

また、風邪やインフルエンザが流行する、これからの季節のために「風邪・インフルエンザに使えるレメディ」をご紹介します。

 

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■スカイプ・FaceTime・ZOOMでも受けられます■
   

・ホメオパシー&フラワーエッセンスによるカウンセリング(健康相談)          

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初めての方に■        

   

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