アメリカで新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験始まる | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

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クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
家庭で手軽に使える自然療法をご紹介します。健やかな時も病気の時も、笑顔で我が子を見守りたいおかあさんのために!

連日、新型コロナウイルスのニュースばかりですが、ウイルスの感染は拡大の一途をたどっています。

 

 

新型コロナウイルスはアジアから世界へ拡大し、昨日26日にはギリシャのほか、ブラジルでも感染者が見つかりました。

 

 

これで新型コロナウイルスは、ユーラシア、アフリカ、北米、南米、オーストラリアの5大陸で感染者が出たことになります。

 

感染者数は、中国国内よりも中国以外の方が多くなったとか。

 

 

「パンデミック宣言」までもうすぐのようですが、

一方、アメリカで新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験が実施されるというニュースがありました。

 

米国で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するワクチンの臨床試験がそう遠くない時期にスタートしそうだ。米Moderna社は、2020年2月24日、新型コロナウイルスを対象に、同社が開発中の新規ワクチン(開発番号:mRNA-1273)の治験薬の最初のロットを出荷したと明らかにした。第1相が実施されれば、新型コロナウイルスの臨床試験としては世界初になるとみられる。

 

Moderna社は、2010年に創業され、メッセンジャーRNA(mRNA)をベースとした治療薬やワクチンを開発している上場ベンチャー企業だ。

新型コロナウイルスを対象に開発中のmRNA-1273は、ウイルス表面に発現しており、ヒトの細胞への感染時に足がかりとなる、スパイク(S)蛋白質遺伝子をコードしたmRNA(mRNA医薬)。mRNA-1273を接種すると、体内でmRNAからスパイク状蛋白質が発現。被接種者の免疫が、スパイク蛋白質を抗原として認識し、スパイク蛋白質に対する液性免疫や細胞性免疫が誘導されることで、新型コロナウイルスに感染しにくくなったり、重症化が抑えられたりする効果が期待される。

これまでの研究から、新型コロナウイルスは、ウイルス表面のスパイク蛋白質が、ヒト細胞上のアンジオテンシン変換酵素II(ACE2)受容体に結合し、エンドソームに輸送された後、膜融合を起こしてヒトの細胞質内へ侵入、感染すると考えられている。スパイク蛋白質は、膜融合前は安定化しているものの、膜融合時に構造が大きく変化することも明らかになっている。

 今回Moderna社は、米国立衛生研究所(NIH)傘下の米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)と協力してワクチンを設計した。mRNA-1273は、膜融合前の安定化した形態のスパイク蛋白質を発現するように設計されているという。

 中国の研究チームが1月中旬、新型コロナウイルスのゲノム情報を解読・公表してから、ワクチンを設計し、Moderna社が臨床試験向けの治験薬を製造するまでかかった期間は約40日程度――。

 不活化ウイルスワクチンや組換え蛋白質ワクチンは、製造用のウイルス株や組換え細胞を樹立するのに時間が掛かる上、安定的に製造できる工程を確立するのにさらに時間を要する。それに対してmRNA-1273は、mRNAベースのワクチンのため、公表されたゲノム情報をベースに設計できることや、人工的に合成できることから、短期間で治験薬の製造に至った。Moderna社が、マサチューセッツ州Norwoodに製造施設を持ち、これまで臨床試験向けに複数品目の治験薬を製造していた実績があったことも大きいだろう。

 mRNA-1273は今後、NIAIDで非臨床試験が行われ、安全性などが確認されれば、NIAIDで第1相臨床試験がスタートする見通しで、実施されれば新型コロナウイルスに対するワクチンの臨床試験としては、世界初になるとみられる。今回の治験薬の製造は、日本など複数の国、米Bill & Melinda Gates財団、英The Wellcome Trustなどが拠出する官民連携パートナーシップである、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)が支援した。

(日経メディカル 2020/02/26)

 

このModerna(モデルナ)社、ワクチンに関して米国立衛生研究所(NIH)との協力を明らかにして1月に株価が値上がりしています。

 

でも、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長によると、

「モデルナの場合、ワクチン候補がヒトに試験できるようになるのは約3カ月以内とみられる」(Bloomberg 2020/1/23)

 

 

この発言からほぼ1ヶ月です。

 

 

「約3ヶ月以内」と言っていたのに、すでに「新規ワクチンが出荷」とはずいぶんと早くできたものですね。

 

 

今回の新型コロナウイルスのワクチン開発は、科学技術の進歩や各国政府による新興感染症に関する研究費の助成拡大によって各国の研究施設は素早く動き出すことができたと言います。

 

今回のスピーディーな開発は、その成果なのかもしれません。

 

しかし、それにしても早い。

 

 

通常、ワクチンの開発からその認可取得段階に達するまでいくつもの段階を踏まねばならず、平均10 ∼ 15年を要すると言われます。

 

 

それを考えると、この新型コロナウイルスのワクチンは(まだ臨床実験段階ですが)、異例の早さに思えます。

 

 

ワクチンが市場に出るにはまだもう少し時間がかかるのでしょうが、新型コロナウイルスの感染に怯える人たちには朗報に違いありません。

 


ただ、ワクチンを待ち望む人は多いかもしれませんが、副作用がはっきりしないまま、市場に出されてはあまりに危険です。

 

 

ワクチンを作るに当たっては、その副作用もしっかり把握し、接種する人に知らせて欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 

♪これからの予定♪

 

 

 

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【日時】3月14日(土)10〜12時

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という方向けに、薬に頼らない健康管理の方法やホメオパシーやフラワーレメディに関する基本的なお話しをさせていただきます。

 

今回は「ノロ・ロタ」に使えるレメディについてお話しする予定です。

 

春先のこの時期は、ノロやロタウイルスに感染している人が多くなります。

 

かかってから慌てるよりも、「転ばぬ先の杖」で対応策を身につけておきましょう。

 

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【日時】3月10日(水)10〜12時

【会場】自宅またはZOOM

【内容】すでにフラワーエッセンスの基礎を学んだ方が対象です。フラワーエッセンスは内面に働きかけるだけでなく、身体の症状に使うこともできます。この使い方を覚えると、身体の症状がどういう感情に起因しているかを知ることができます。

 

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