母親との会話の中でいじめをリフレイム(再枠付け)して、乗り越えたケースです。
母親:「最近、元気がないけど、学校で何かあったの?」
子供:
「う~ん。○○ちゃんたちが意地悪するの。仲間に入れてくれなかったり、私の方を見てコソコソしゃべってたり、無視したり…。」
母親:「そっか。そんなことがあったのね。それで、あなたはどう思ったの?」
子供:
「すっごくムカついた。いやな気分…。」
母親:
「それはそうよね。ママだってそんなことされたら嫌だし、あなたがされているって聞くだけでも嫌な気分だわ。」
子供:
「それでさ、私が『やめてよ。どうしてそんなことするの?』って聞いても何も答えてくれないし…。」
母親:「そうなんだ。ちゃんと『やめて』って言えてすごいじゃん。あなたにできることはきちんと自分の気持ちを言うことだけだからね。」
「自分の気持ちが言えたら100点。後は相手の問題。でもさ、そんなことするなんて、その子達はよっぽど自分を大切にできないのね。」
子供:
「どういうこと?」
母親:「自分を大切にできないから、他の人も大切にできないのよ。」
「人のことをいじめても平気なのは、自分もそうされて当然だと思ってるからじゃないかな?」
「ママは、人をいじめるって、『はい!私は自分を大切にできません!』って言ってるようなものだと思うし、恥ずかしいと思うな~。」
子供:
「そっか。そう言われてみれば、そうかも。それって恥ずかしいよね。」
母親:
「ね~。だから、自分を大切にしている人を見ると、理解できないし、うらやましいし、意地悪したくなっちゃうのかもね。」
「でもそれって、あなたが『自分を大切にできる素敵な人』だからでしょ?ママは、あなたはそのままでいいと思うな。」
「あなたがそのままでいることが、彼女たちにとっては一番おもしろくないんだから。」
子供:
「そっか。私は私のままでいいんだ。分かった。そのままでいるよ。」
母親:
「うんうん。また、何かされていやな気分になったらすぐ教えてね。次はママもパパもみんな一緒に考えるから。」
「どうしてもつらいときはすぐに逃げていいからね。一人で頑張りすぎないでね。」
子供:「うん。」
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自分の気持ちが言えたら100点
お母さんはまず、じっくり話を聞いてあげてきちんと気持ちを伝えたこと(我慢せずに)100点を出して褒めてあげます。
自分の気持ちを伝えて相手の反応がどうかは気にしなくていいのです。相手にどう伝わっていようが受け止めようが関係ないのですよね。
きちんと嫌だと言えた娘さんは勇敢ですね。
それからこの次の言葉が素晴らしい
自分を大切に出来ないから他の人も大切に出来ないのよ
心にズシンと響きました。
私もちょうど息子が気の強い女の子からいろいろ言われたりされたりしていたので
どういう風に言葉を伝えていこうかと思っていたところだったのです。
息子はとても穏やかで優しい子供です。
悪口をいったりからかうにはターゲットにされやすい側面もあります。
息子にはいつも言い返さないやり返さないことを褒めています。ただ自分の気持ちを伝えるのが苦手です。
何度か言ってもまた言われるとのこと。
そんな時にこんなふうに伝えれるって素晴らしくないですか?
自分を大切にすること
ありのままの自分でよい
というメッセージは
ものすごくパワフルです
こんなことを上手に教えれる母親でいたいと改めて思いました
言葉って大切です
言葉は凶器にもなり愛にもなります。
いじめはなくならない根深い問題です
いじめることを楽しく思う子がいて、いじめられたくないから(恐怖で)仲間になる
暴力と暴力はなんの解決にもならない
子供は小さい社会の中で戦っているのですよね。子供さんを責めずにちゃんと最後に逃げ場所、逃げてもいいと伝えてるところも完璧ですね
学校という社会
今のスターシードチャイルドにはキツイですよね
今は不登校のお子さんも増えてるかと思います。
逃げ場所を作ってあげれる親子さんは素晴らしいと思います(大変だと思いますが)
ありのままのあなたでいていいんだよいつでもお母さんは味方だからね
試行錯誤しながらも、
自己肯定感を高め
まっすぐ自分らしさを忘れない子に育ってほしいとおもいます(^^)
最後までお読みいただきありがとうございます😊
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