2024年2月16日〜19日、3泊4日で2歳児を連れてマカオ旅行に行ってきました。
最近、旅行記書く時間が全然取れなくて、12月に行った台湾もまだ書けてないので、このマカオも記事にするのがまだまだ遅くなっちゃいそうなのですが、自分が行く前に情報集取した内容とかなり違うこともあったし、まだ話題に出てない最新の情報で伝えたいものもあるので先にその点だけ記事にします!
ちなみに途中で対岸の中国・珠海にある長隆海洋王国に、中国入国わずか5時間のみで日帰りで行ってきたのですが、コロナ前はノービザで行けた中国も今や高いお金を払ってビザ申請しないと入国できません。
しかしラッキーなことにマカオ=珠海(横琴)の国境は短期観光目的限定でアライバルビザを発行してるのですが、その情報が自分が調べた際には皆無だったので、今回、実際に自分が取得した流れについてもお伝えします。
とりあえず大事なことだけ先にまとめると、
① マカオ空港⇄主要ホテル間のタクシー移動の相場はコタイ地区50MOP・マカオ半島側100MOP!
② 石排灣郊野公園のパンダパビリオン (大熊猫館)、入館無料になってます!時間制限もなし!!
③スタジオシティの中にできたドンキホーテは現金支払いの場合はマカオパタカのみ!香港ドルと中国元は不可!(カード決済は可能)
④マカオ(コタイ地区)=珠海(横琴)のアライバルビザ「特区旅遊(E)ビザ」は2024年2月現在、所要30-40分、費用は1人130元(約2500円)、ビザ用写真はパスポートの写真を自動で転用!マカオ側国境は中国側に移動して、マカオと中国の出入国手続が一気にできます!!
以上4点について、この下で詳しく書きますね。
①マカオ空港⇄主要ホテル間のタクシー移動の相場はコタイ地区50MOP・マカオ半島側100MOP!
大体の人の旅行記見ると、コロナ禍以降は香港かとマカオを結ぶ新しい橋ができて、以前はお高いフェリーでの移動のみだったのが、安価でバスでの陸路入国が可能になったので、香港からの移動の人がめっちゃ多い&たまにマカオ空港着の人がいてもカジノの無料バスに乗っちゃうので、空港=ホテル間をタクシーで移動してる人の情報があんまりなかったんですよね...
今回、到着時は色々トラブルがあって本来タクシー移動でマカオ半島側のホテルに行こうとしてのが結局カジノバスと徒歩での移動となりましたが、
①2日目にマカオ半島側ホテル(ポンテ16付近)からスタジオシティへの移動→90MOP
②スタジオシティから石排灣郊野公園 (パンダパビリオン 大熊猫館)への移動→45MOP
③4日目にスタジオシティから空港への移動→60MOP
と3回タクシーを使った結果、Googleマップで調べて大体車で5-8分の距離だとだいたい50MOP、10-15分の距離だと100MOP位が相場だな、という感じでした。
※各料金には荷物2個(3MOP×2=6MOP)を含みます。
2024年2月8日から初乗り料金は19→21MOPに、空港(フェリーや国境も同じく)からの乗車の場合の追加料金は5→8MOPに値上げになったみたいです!!
② 石排灣郊野公園のパンダパビリオン (大熊猫館)、入館無料になってます!時間制限もなし!!
もともと、1時間たっぷり見れて10MOP(約190円)と、世界一安い金額でパンダが見られる施設だったのですが、、、
10MOP払う気満々で行ったら、無料になってました!!
売店でチケット買うっていう情報を得ていたので、売店の人にチケット買いたいんだけど〜、と聞いたら、チケット必要ないわよ!無料だからそのままパビリオンに行きなさい!と言われて、え????となりつつ、半信半疑で向かったらほんとに誰にも咎められることなくパンダまで辿り着きました
気になったので後で調べたら、2021年5月1日から本当に無料になったみたい。
より多くの人にパンダを見てもらうためらしいけど、なんて太っ腹な...!!!日本の上○公園にマカオのパンダの爪の垢でも煎じて飲ませたいですね!笑
ちなみに行くなら朝イチ(10時)がおすすめです!人も少ないし、パンダちゃんたちのご飯タイムなので4.5頭いるパンダ全員もりもり笹食べてますw
その後11時くらいにもう一度見に行ったら、何頭かは寝てて、団体客や家族連れもちらほら来出して人自体も増えてました。
③スタジオシティの中にできたドンキホーテは現金支払いの場合はマカオパタカのみ!香港ドルと中国元は不可!(カード決済は可能)
今までマカオのドンキはマカオ半島側の左上の方にしかなく、観光客にとっては行きにくい場所にしかなかったのですが、なんと、我々が泊まったスタジオシティホテルの中に2024年2月2日に新しくオープンしたのです!
まだオープンしたてでレポしてる人も皆無だったので、出来る限りの詳しい情報を載せますね。
場所はスタジオシティ内1階の無料シャトルバスの発着場所のすぐ近く。
↓見づらいですが赤い文字でメインエントランス(コタイストリップ沿い)とドンキの場所入れました。
営業時間は
10:00-23:00(日~木), 10:00-24:00(金土)
ここには特に書いてないのですが、旦那さんが買い物した時に香港ドル・中国元は使用不可、現金はマカオパタカのみ、と言われたそうです。
その時旦那さんは香港ドルしか持ってなくてカード(アメックス不可、VISA可)で支払って事なきを得たそうですが、ご存知の通りマカオのカジノではマカオパタカは使用不可、香港ドルのみの取扱なので、まさかカジノが入ってる大きなホテルの中の施設で香港ドルが使えないなんてことがあるとは夢にも思ってなかったのでびっくりでした。
マカオでは基本的にはマカオパタカ:香港ドル:中国元=1:1:1の換算レート(1MOP=1香港ドル=1中国元)の取扱となっているので、現金キャッシングor両替する際に、マカオパタカにはせず香港ドルのみでマカオ滞在の予定の人も多いと思いますので(実際、我々もそうでした)、スタジオシティのドンキに行こうとしてる方はご留意ください!
(とはいえ今後すぐ運用が変わってきっと香港ドルokになるような気もします)
ドンキの隣にはドンキ経営の寿司屋(鮮選寿司)もできてて、18時くらいになると入店待ちの行列が出来てました。
寿司屋を通り過ぎるとドンキ入り口。
フロント(セレブリティタワー側)から向かう途中の免税店エリアにはドンキのキャラクターも鎮座してました。
店内入ってすぐ、日本のお米・食材を使ったおにぎりが売ってます。(店内奥にも同コーナーあり)
その隣に日本のインスタントラーメンが実食できるブース(写真撮り忘れたけど、うまかっちゃんとかキリンラーメンとかあった)と、おでんのブースがあり、その付近には椅子とテーブルもあってフードコート的に使えるようになってます。
そこを通り過ぎると商品が並ぶ通常の売り場ゾーン。
結構手に取ってる人多かったです。
ソフトドリンクコーナー。
豆乳、牛乳もあります。2歳児に助かる!
ちなみにバナナも1本売りしてないかなーと期待してたけど、フルーツはお高そうなイチゴやみかんしかなかったです。箱に入ったやつ。
インスタント麺コーナー。
日本のものが中心だけど、マカオのお土産でお馴染みの香港日清の出前一丁シリーズの北海道一丁も豊富にあります。ただ1袋の個包装売りになってる種類は限られてました。
街中のスーパーよりは種類少なくてお高いけど、コタイ地区にはスーパー自体ないから、時間ない人はここで買えて助かると思う!
あとは本当に現地のものは皆無で、日本の食材ばかり。
特に目新しくはないけれど、例えば子供が体調崩して食欲ない、とかいうときに慣れた日本の味噌汁やレトルトカレーとか食べさせられるのは安心かなと思います。
お酒コーナーは日本のビールはもちろんほろ酔いなどのサワー系も充実。
撮ってないけど、お菓子コーナーが一番売り場面積大きかった気がする。人気なのかな、日本のお菓子。
店内の奥の方にはお惣菜や弁当のコーナーもあります。ひたすら茶色いwww
マカオのもの全然ないなーと思ってたら1箇所だけ、おもちゃ売り場付近にこんなコーナーが。
マカオ限定、アズレージョ(ポルトガルのタイル)柄のサンリオキャラクターコラボグッズだそうです。
ちなみに!目薬!!
ドンキでもどこでも、マカオではメッッチャクチャ高いです。なぜかどこも日本の目薬しかないし。
今回持ってくるの忘れちゃって、行きの飛行機で乾燥しすぎて目が痛かったのでどっかで買おうと思って薬局あるたびに見てたんだけど、どんなに安くてもこのくらいの値段でした...
家に帰ればあるし、目薬にこの値段は出せない...と泣く泣く購入を見送ったおかげで帰る頃にはすっかりドライアイです
マカオに行く皆様、目薬はどうぞ忘れずにお待ちください!!
④マカオ=珠海(横琴)のアライバルビザ「特区旅遊ビザ」は2024年2月現在、所要30-40分、費用は1人130元(約2500円)、ビザ用写真はパスポートの写真を自動で転用!マカオ側国境は中国側に移動して『一地両検』システムが採用されてます!!
これがねー、ほんと事前情報なくて困ってたんです。
マカオとお隣の中国の珠海市の間には何箇所か国境があり、中でもマカオのコタイ地区のスタジオシティのすぐ裏にある蓮花口岸から中国珠海の横琴地区の横琴口岸へ渡るルートは、珠海長隆海洋王国という世界最大の水槽がある水族館に行けるので、せっかくマカオに行くならぜひついでに行ってみたいな、と思ったものの、もともと日本人はビザなしで入国できた中国もコロナの影響で今や8000円の大金を払ってビザを取る必要があるとなたかだか数時間の中国滞在のためにそれはないわーと思って諦めかけたところに、珠海の国境では「特区旅遊(E)ビザ」といういわゆるアライバルビザを発行しているという情報が。しかも日本人のこの特区ビザの申請料金は2023年12月31日にそれまでの275元から130元へと大幅に引き下げられたばかり。
このビザの滞在可能エリアは申請した特区のエリア内のみ。深圳で申請した場合は深圳市内のみ、珠海で申請した場合は珠海市内のみで、滞在可能日数は申請した地区によりますが、最長3日〜6日ほどの短期滞在のみが申請対象です。 この特区旅遊ビザは深圳、珠海、厦門など中国のなかでも数箇所のみ発給可能となっています。
ということで、このアライバルビザとって水族館行くことに決めました。
なお、これまでマカオと珠海(横琴)の出入国手続きはマカオ側(蓮花口岸)と珠海側(横琴島口岸)それぞれ別の建物で行われていて、マカオの出国手続きの後は有料のバスに乗って蓮花大橋(Lotus Bridge)を通って大きな川を渡って中国側の建物で入国手続きを受ける、という流れでした。
しかし、2020年8月、珠海側(横琴)の施設内だけで中国とマカオの出入国検査を一ヶ所で同時に行える「一地両検」のシステムが開始されたので、とても楽になったようです。
自分たちが泊まっている、コタイ地区のスタジオシティホテルのすぐ裏が蓮花口岸で、徒歩数分で行けるのですが、先述の通り、すでにマカオ側のイミグレは橋の向こうの横琴地区へ移動しているので、蓮花口岸から有料バスで橋を渡る必要があります。
しかし、一地両検システムの導入に伴い、各カジノ無料バスも、もともと蓮花口岸までだったのが、橋の向こうの横琴口岸まで乗り入れが可能になりました!
なので、徒歩でも行けるがしかしそれなら無料バスに乗った方が安いしラクだろう、ということで、無料バスで向かいます。
スタジオシティからも横琴口岸行きは出てるのですが始発が10時台で、ビザ発行ブースが開くのは9時なのでできるだけ早く行きたい我々は、スタジオシティから少し歩いてシェラトンに行き、シェラトンの9:15発の始発のバスに乗りました。
シェラトン発の横琴口岸行きのバスは、他の多くのバスが発着するメインロビーではなく、サウスロビーと呼ばれるひっそり小さな出入口が発着場所でした。わかりづらいのでホテルスタッフに聞いてくださいませ。英語でHengqin Port(発音はヘンキンポートよりヘンチンポート、の方が通じるようです)と言えばすぐわかります。
一地両検システム導入後の各カジノの横琴行き無料バスの情報が皆無に近くて、本当に橋を渡って中国側まで行くのか心配してたけど、大丈夫でした!橋、渡りました
見えてきました、横琴口岸!
バスに乗ってから10分弱で到着。
他のカジノバスも停まってますね。ピンクがパリジャン、青がヴェネツィアン。
バスを降りてテクテク5分ほど歩くと横琴口岸の建物正面に到着。エスカレーターで上がりますが、ベビーカー押してる我々は↓の写真の左奥に少し進むとあるエレベーターで上へ。
人の流れについていくと、すぐイミグレの列があります。が、アライバルビザはどこで申請するんだ?まったくそれっぽいところないぞ
とりあえず係員(英語通じなかった)に『特区旅遊査証申請』とスマホにメモ機能で書いて見せてみる。なんとか通じて、イミグレに向かって右の壁沿いに案内され、奥に進むと、ありました!アライバルビザのブース!!
申請書類がこちら↓
これ、横琴でこの特区ビザ取った人の情報がほんっとーーーに見つからなくて、事前にこの書類入手したかったのに画像が手に入らず、仕方なく、項目が同じであることを期待して、深圳で申請した人のブログから書類の画像を3枚分コピー、家族3人分それぞれの項目を書き込んだものを持っていきました。
2歳児のご機嫌とりながら、初見の重要書類を記入するのは至難の業だろうな...と思ったので
そしたら!なんと、全項目、全く同じでした!やったー!!書き写すだけなので超絶ラクでした。
↓これが深圳バージョン。
職業のところ、未就学児はUnemployed でOKでした。
裏面は画像ないけど、申請人のサイン(パスポートと同じサイン)と今日の日付を記入するのみです。
日付は日-月-年(西暦4ケタ)の順です。2024年2月18日の場合は18-02-2024。
で、深圳で申請したみなさん、写真は↓の機械で無料で撮ってそれを貼る、って書いてたので、我々も同じ機械あったし、これで撮るもんだと思っていたのですが...
書類を提出した時も、その後待っている時も、特に写真のことは何も言われず、いつ撮るんだろー。この待ち時間に撮りたいなぁ、と思っていたら、まさかのパスポートの写真を転用してくれてました笑
ちなみに、中国入国にはアライバルカードも記入が必要です。
この書類はビザのブース内に無いので、ビザの発行を待ってる間に一度ブースの外に探しに行って、イミグレ列横の記入台に置いてあるのをもらってきて、ビザのブース内で記入しました。
こちらも事前に3人分下書き済み。
悩みそうなポイントとしては、
《表面》
・日付を記載するときには年(西暦4ケタ)月日の順。2024年2月18日の場合20240218と記入。
・Visa Noはビザの発行が終わったら、ビザ右上にあるビザ番号を書き込む。
・到着便名は陸路の場合は空欄でOK
・滞在先名は日帰りの場合はDay Tripと書けば大丈夫でした。
《裏面》
・出発便名も同様に陸路の場合は空欄
・その下は中国側で招待者がいるかどうかなのでいなければ空欄のままでOK
記入が終わった頃、ビザの発行も完了しました。
3人分で390元。アメックスカードは使用可能の表示出てたけど結局エラーが出るようでVISAで払いました。
申請用紙を受け取ったのが9:35、出来上がったビザを受け取っのが10:15。申請待ちは最初から最後まで我々3人しかいなかったのですが、40分ほどかかりましたねー。これ、先客がいたらもっと長かったんだろうな...
でもビザブースの人たちみーんないい人で、英語話せる人もいて不足事項があればわかりやすく教えてくれて助かりました。
※たまたまかもしれませんが、私は結婚して名字が変わっているので、以前の旧姓も漢字で空いたスペースに書き込んでくれと言われました。パスポートの氏名が新姓になっている女性は、もしかしたら旧姓書けって言われるかも、と心づもりだけしておいてください。
イミグレ列は、朝9時半の段階ではほぼ列はなかったのが、10時過ぎには少し長い列になってました。列に並ぼうとすると、子供が何歳か聞かれ、3歳未満(以下かも)なら優先レーンに行っていいよ、と言われてすぐ通過できました。子連れ優先、ありがたやー
無事に中国入国です!!
ちゃんと見てるのか見てないのかわからない荷物検査をセルフで行い、
バスの到着から約1時間後、中国側のアライバルホールに出ました。
このあと長隆海洋王国に行った話は、ブログ本編でおいおい書きますね。(いつになることやら)
ちなみにマカオへ帰る出入国の様子もお知らせすると、海洋王国からタクシーで横琴口岸へ戻ってきて、
ものの10分もしないうちにもうマカオ側のカジノバス乗り場まで戻ってこれました笑
イミグレは秒で通過でした笑
帰りはスタジオシティ行きの無料バスに乗ります。
以上、取り急ぎ、直近で行く方の参考になりそうな情報だけ先にアップしました。
お役に立ちますように