「#おうちで台湾」する時や、とっておきのお茶やお菓子(台湾で買って来た、もしくはお土産のパイナップルケーキなど)、飲み物がある時に嬉しいのが、台湾で買って来た「食器・茶器・カトラリー」の類いです。


*これまでの「台湾行ったら何買おう!?食にまつわるもの編」はこちらからどうぞ!





台湾にはお高い陶器ブランドのものから普段使いしやすいシンプルなもの、お店で使われているチープで楽しい食器・カトラリーなどいろいろあって食器好きの方にも楽しい国であります。


↑台南の雑貨店で購入したお椀。

実は度小月で使われてるものと同じなのです!


お高いものにももちろん憧れはしますが、普段から「何にでも合わせやすくて使いやすい」「丈夫」、そして「お値段お手頃」な食器・カトラリー類を使っているので、買う場所もニトリや3COINS(もちろん100均も)、もしくはちょっぴり贅沢してアウトレットにあるブランド食器のお店(たち吉とかウェッジウッドとか)で買う程度です。

つまり大したこだわりは無いという状態。

昔(高校生ぐらいの頃?)は「結婚したら全部アフタヌーンティーの食器で揃えたい!」とか言ってた記憶がありますが、おばさんになった今は「これ食洗機大丈夫なやつ?」という事が最も気になるズボラぶりであります。


しかし、そんな私は台湾ではわりと食器を買う事が多いのです。

それは冒頭でも触れたように、おうちで台湾気分を味わいたいから。


単なる青菜炒め(空芯菜がある季節は空芯菜、それ以外の季節は小松菜炒めやキャベツ炒めなど青菜なら何でも)でも台湾の食堂で使われている「あの」お皿に盛ると一気に台湾気分になれるし、台湾で買って来た茶葉でのティータイムにはやっぱり台湾で買って来た茶器があるとテンションも上がるってもんです。

例えお茶菓子は業務スーパーで買った冷凍の月餅(でもこれめっちゃ好き。特にココナッツ餡のやつ)や、その辺のスーパーで売ってたドライフルーツ、自作した中華菓子(マーラーカオしか作れませんが…)だったとしても、頭の中では台湾の茶藝館にいる気持ちになれるからです。


台湾でこれらのものを買うのは主に迪化街や永康街、小北百貨などの生活百貨、各文創園にある雑貨店など。


それでは、そんな「食器・茶器・カトラリー」をご紹介してまいりましょう。


①基本はやっぱり「おいしい」「いちばん」!?



台湾の食堂で「おいしい」「いちばん」とひらがなで描かれている食器に出会った事がある方は多いと思います。

我々日本人旅行者が「あ!日本語で書いてある!」と思わず嬉しくなっちゃうやつですね。

もちろん私も初めて見た時から「何これ!?欲しい〜!」となった口です。



この「おいしい」皿は生活百貨と呼ばれる、スーパーから生鮮食品を無くした感じのお店で出会う事が出来ました。

中でも小北百貨(旅行者にも行きやすいのは台北・寧夏夜市の近くにある店舗)は品揃え豊富。

お皿だけじゃなく、ラーメン鉢やレンゲ、小皿などまであり、しかも軽くて割れにくい素材(メラミン素材)で持ち帰るのにも最適。しかも安い!

めでたく平皿やお椀類などあれこれゲットし、自宅へと持ち帰ったのでした。


↑早速「#おうちで台湾」しました。


②レトロ感がたまらない!食堂の小花柄食器


こちらもまた食堂で出会った小花柄の食器。

しかし、こちらは「いちばん」皿ほど簡単に見つけられませんでした…。


↑レトロな雰囲気のお店にバッチリ合ってた小花柄のお皿。


この手のお皿はもうすでにメーカーで作られてないらしく、店頭に並んでいるものはデッドストック状態のものであり、売り切れてしまえばもう買う事は出来ない…という事だったからです。

実際、「○○近くにあるお店には売ってるみたい」という噂(ネット上での)を聞きつけ、渡台時に向かってみるも、その店自体がすでに閉店しているような状態(長らく閉めている)だったりする事が少なくなかったのです。


↑龍山寺近くにあるこのお店に揃ってるとの情報でしたが、店主の方がご高齢だそうでしばらくお店を開けてらっしゃらないとの事でした。


ようやく出会えたのは太原路(台北駅裏エリア)の問屋街の一角にある食器店(問屋的な感じの)でした。

そこにもすでに欲しかった平皿はないという有様でしたが、何とかお椀タイプの小・中サイズを購入する事が出来たのでした。


平皿、いつか欲しいなぁ…。


↑豆花や鹹豆漿を「#おうちで台湾」した時に活躍してくれています。


③種類豊富!可愛いビールグラス



台湾の飲食店でビールを頼んだ時にちょこんと添えられてくるビールグラス!

サイズ感が可愛らしく、これまた一目で「持ち帰りたい!」となってしまいました。

しかし、当時は台湾ビールの会社のノベルティであるこのグラスをお店で売っている事は無く、運良く手に入れた方は「お店の人に頼んで譲ってもらった」というハードルの高さだったのです。

それがいつからか「どうやら日本人旅行者はこのグラスを欲しがってるらしいぞ」とお店(雑貨店など)でも仕入れて売ってくれるようになったのです。


という事でようやく私の手元にやって来た、台湾啤酒グラス!!

今も大切に時々ビールを入れて飲んでおります。



買えるようになるまでは台湾啤酒のビールコップと同じサイズの可愛いグラスがいろいろと売っていたので見かけたらちょこちょこ買ったりしておりました。


↑川島小鳥さんの写真展・明星の会場で売っていたビールグラス。

ちなみに蒸篭と竹素材のカトラリーは迪化街で購入しました。

↑青木由香さんのお店、「你好我好」オリジナルのグラス。

↑食周りの雑貨が揃った「小器」のフルーツ柄のグラス。

いろんなフルーツのグラスが揃っていますが、迷いに迷ってパイナップルとパパイヤに。


⑥自分好みでいいじゃない!茶器


茶器を選ぶセンスも目もないので、お店で「これ素敵!」と思ったものを(買える価格であれば)買う事が多いです。

素敵なお店で使われているものなら間違いないですからね〜。



初めての茶器を買ったのもそんな状況からでありました。

しかも、台湾旅行初日に初めて行った茶藝館で使われている茶器があまりにも自分好みだったのでその場で購入したという電光石火ぶり。



購入したのは九份茶房で使われていた(今もかな?)お花モチーフの茶器。

元々花モチーフはすごく好きなのですが、あまりにも甘い感じはやっぱりちょっと使いにくい。

しかし、ここの茶器はモダンさとシンプルさが融合されたデザインで好みど真ん中!なのでした。


茶器と言っても普段使うのにあまりにも重厚だったり渋いものは使いにくいのである程度汎用性と言うか、何にでも合わせやすそうなものを選ぶことが多いです。


という事で、台中の漢方茶のカフェで使われていたものも一目惚れして購入。



このお店は台湾さんぽの達人・奥谷道草さんにご紹介頂いた所だったのですが、お店で使われていたスプーンに素敵だから欲しいと思ったとメールで報告したら、何とオーナーさんに交渉してくださり、数本譲ってくださったのです(奥谷さん、オーナーさん、その節は本当にありがとうございました!)。

そんなスプーンはやっぱり花モチーフ。

やっぱり好きなんだよなぁ。


以上、本当はまだまだご紹介したい食器・茶器・カトラリーがあるのですが、とんでもなく長くなりそうなのでこれにて締めたいと思います。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!