梅雨入り前ではありますが、いよいよ夏の到来を感じさせられる今日この頃。
気温も湿度も高くなり始め、暑いのが苦手な私(しかし南国好き)はすでにぐったりしているわけですが、暑くなってくると食べたくなるのがやっぱりタイ料理、というわけです。
辛くて甘くて酸っぱい。そして切ない。
そんな複雑な味はまさにタイそのものを思わせるようであります。
そんなタイ料理を一から作るのは、食材や調味料を揃えるという点から見てもやっぱり大変。
しかし、そんなタイ料理初心者(もちろん私も)に心強い味方があるのです!
それは…各種タイ料理ペースト(大山のぶ代さんバージョンのドラえもんの声で再生してください)!
「…え?でもこれって『バンコク購入品』なのよね?じゃあ、日本では手に入らないんじゃ…」と思われた方もご安心ください!
今や日本中にある(ありますよね?)カルディなど輸入食品店(AmazonなどECサイトでももちろん買えます。検索するとめちゃくちゃ出て来る!)には必ずあるタイ料理関連商品。
今回ご紹介するカレー用ペーストだけではなく、パッタイキットやナンプラー、ココナッツミルク、その他各種調味料、レモングラスやライムリーフなどの乾燥ハーブなど、誰でも簡単かつ本格的に「#おうちでタイ」を楽しめるものが揃っているのです。
*業務スーパーでもいろいろ置いてあります(品揃えはお店によって違ってくるとは思いますが)。
大容量でお得(かつ味も美味しい)なグリーンカレーペーストやトムヤムペースト、ココナッツミルク(業務スーパーのが一番安い)、ジャスミンライスまで置いてあり、心強い存在。
という事で、今回の「カレー編」ではバンコクで買って来たグリーンカレーペーストを使って作ったグリーンカレー、そしてバンコクでは食べられなかったマッサマンカレーを近所のジュピター(輸入食品店)で購入したマッサマンカレーキットを使って作ってみました!
作り方・難易度は日本のカレールーを使って作るカレーとさほど変わりません。
カレールーを使って作るカレーが誰にでも美味しく出来るように、こちらも失敗なく美味しく本格的に作れます。
では、工程をザッと写真と共にご紹介していきましょう。
まずはグリーンカレー(ゲーンキアオワーンガイ=鶏のグリーンカレー)から。
主に必要なものはグリーンカレーペースト、ココナッツミルク、ナンプラー。
後はお好きな具材を。
私は鶏もも肉(海老も美味しい)、茄子、ヤングコーン、しめじを用意しました。
その他の具材例としては筍の水煮やふくろだけ(缶詰)、ピーマンやパプリカあたりでしょうか。
↑ヤングコーンを使うというアイデアはSNSでフォローさせて頂いている方のもの。
筍の水煮を入れたいけどちょっと多いしなぁ…と思っていたら、食感も風味も似ているヤングコーンを使ってらっしゃって天才だと思った!
まずは鍋に油を入れ(ちょっと多め?)、グリーンカレーペーストを加えて炒め、香りを出します。
↑強火でやると咽せるし焦げる心配も。
中弱火あたりでじっくり炒めます。
香りが出たら水を少量加えて伸ばします。
そこにさらに水を(1/2カップ程度)加え、鶏肉を入れて肉の色が変わるまで火を通します。
鶏肉に火が通ったらなすやしめじなどその他の具材、ココナッツミルク、あればこぶみかんの葉(ライムリーフ)を加えて煮込んだら完成!
空芯菜の炒めもの(パットパックブン)、ヤムウンセンと共にいただきます!
☆ヤムウンセンのレシピはこちら
↑簡単!美味しい!作りやすい!コウケンテツさんのレシピです。
カレー2品目は「世界で最も美味な料理ランキング」で1位に選出された事がある、マッサマンカレーこと「ゲーン・マッサマン」。
先ほども触れたようにバンコクで食べたかったのですが、残念ながら食べる機会が無くて…(涙)。
でもマイペンライ、私!
こちらも気軽に「#おうちでタイ」出来るキットが売られております。
↑「タイの台所」ブランドのマッサマンカレーキット(ペーストとココナッツミルク入り)、ジャスミンライス(一袋で3合分)を購入。
ココナッツミルクも一緒に買ったのですが、キットにちゃんと入ってたと言う…(ちゃんと袋を読めよ!)。
マッサマンカレーもグリーンカレー同様、まずは鍋に油を入れてペーストを炒めます。
香りが出たらココナッツミルク、水を入れて具材を入れて煮込むだけ。めちゃくちゃ簡単!
具材は鶏肉・じゃがいも・玉ねぎ。
具材が柔らかくなり、とろみがついたら出来上がり。
味を見て塩や砂糖(ココナッツシュガーがあればコクが出てなお美味しくなる!)で味を整えます。
辛さ控えめでじゃがいも入りのマッサマンカレーはタイ料理に慣れてない方にもきっと美味しく食べて頂けるはず。
さすが世界一に選ばれた味。めちゃくちゃ美味しいです。
またもや空芯菜の炒めもの(近所の農産物直売所に空芯菜が出回るようになったので、これからの時期は空芯菜を食べる機会が増えるノムノム家)、目玉焼き入りのサラダをお供に食べました。
いかがでしたか?
現地タイではもちろん、日本でも手に入りやすいタイカレーペーストを使ったカレー2種を作ってみました。
先ほども書いたようにカレールーを使って作るカレーと同じぐらい簡単でありますが、本格的な味に仕上がるので「タイ料理を作った!」という謎の達成感も味わえます(私だけ?)。
とにもかくにも、これからの季節にさらに美味しく感じるタイ料理。
ペーストの力を借りて暑い夏を美味しく乗り切りましょう!