。2024年4月の「おばさんバンコクひとり旅」の滞在記も前回の更新で無事に最終回を迎える事が出来ました(読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます!)。


という事で今回からは関連記事を書いていきたいと思うのですが、まずはやっぱりこちらをば。

今回のバンコク旅で拠点にした滞在ホテルのご紹介です。


今回私が滞在したのは「Josh Hotel」。

一風変わった名前のこのホテルは、「Mr.Josh」という18世紀(!)の架空の男性のライフスタイルをコンセプトにしているそうです。



今回は初めてのバンコク旅だったので、旅の拠点をどこにすれば良いのか見当もつきませんでした。

有名なのはチャオプラヤー川沿いにある高級なホテルや都心部にある日系・欧米系ホテルでしたが、それらは私のひとり旅には贅沢すぎ。

かと言って「バックパッカー御用達」的なホテルは「おばさんひとり旅」にはキツい…。


そんな時、ガイドブックに掲載されていたホテルの中で最も心惹かれたのがJosh Hotelだったのです。

「ここ良いやん!いくらするんだろう?」と思って予約サイトを調べてみると…お手頃な料金!

私が旅を予定していた時期だとデラックスルームで3泊約24000円というお値段でありました。


さぁ、そんなJosh Hotelは一体どんなホテルだったのでしょうか?

まずは立地からご紹介していきましょう。


ホテルがあるのはBTSスクムヴィット線アーリー駅エリアです。

駅からホテルまでは徒歩で10分以内といったところでしょうか。


↑タイ語で「優しい」という意味を持つAri。

その名前通り、温かく可愛い街でした。

ちなみにホテルから一番近い出入り口は3番。


駅周辺には地元の人々やこのエリアで働く人たちで賑わっている屋台や飲食店がたくさんあります。


↑アーリー駅からすぐの場所にある「オントン・カオソーイ」。

都心のショッピングモールのフードコートにも出店している名店。美味しかったです!

↑飲食店ではありませんが、めちゃくちゃ良かったマッサージ店の「AIYABUREE」。

私が行った時は飛び込みで受け付けてくれましたが、週末の午後はすごく混むそうなので予約必須らしい(「歩くバンコク」より)。


↑アーリーエリアもばっちり掲載!


バンコクっ子からは「お洒落な街」として認識されているらしいアーリーの街には「映え」を狙った可愛いお店もたくさん。


↑バンコク滞在記ではホテルから駅までの「映え」スポットを巡っております。


Josh Hotelにも宿泊客以外の人からも支持されている人気のカフェやレストラン、バーがあります。



旅の途中で参加したツアーのガイドさん(タイ人女性)はアーリーを「バンコクに10回ぐらい訪れた人が滞在先として選ぶ街」と仰られてましたが、そんな街でバンコク超初心者のノムノムは大丈夫だったのでしょうか?


詳しくは滞在記を読んで頂きたいですが、結論から言うと全く問題なし!マイペンライ!でした。


確かに日本人がたくさん滞在するエリアやホテルは何かと便利で安心だし、ホテルの周りに大型のショッピングモールや有名なレストランがあったりする都心部は楽だし楽しいと思います。


*台湾で言えば台北駅や中山、ソウルなら明洞?


しかし、アーリーエリアも決して不便ではありません(↓理由)。

先ほども触れたように駅からホテルまでの間には飲食店がたくさんあり、コンビニやマッサージ店もあるので何ら困る事はないのです。


・エアポートレイルリンクのパヤー・タイ駅からBTSに乗り換えて3つ目がアーリー(=スワンナプーム空港からのアクセス良し)


・BTSスクムヴィット線に乗れば都心部まで30分以内で行ける


・チャトチャックウィークエンドマーケットがあるモーチット駅はアーリーから2つ目


・隣駅のサパーンクワーイ駅近くにはBig C(大型スーパー)あり


↑駅構内にもいろんなお店やコンビニ(ちょっとお洒落な品揃え)があって便利かつ楽しい!


ホテルに辿り着くまでの話が長くなりましたが、ようやくホテルへとご案内させて頂きたいと思います。


↑ホテルがあるのはBTSが通っているパホンヨーティン通りから側道であるソイ7へ入り、さらにソイ・アーリー4へ。

ソイ・アーリー4の路地の突き当たりにホテルがあります(写真の看板が目印)。


ではでは、早速部屋へ参りましょう。

私が滞在したのは301号室(デラックスルーム)。


落ち着いた壁の色に優しめの照明が印象的。


↑大きいベッドを1人で独占!←いつも愛犬に押されて端っこに追いやられてる

ホテルのレビューには「ベッドが硬め」というコメントもありましたが、私は気にならなかったかな(柔らかい方が腰が痛くなる)。

↑ベッド脇にはロッキングチェアー(憧れ)。

夜はここに座ってひと時のくつろぎの時間(=ビールタイム)を過ごしました。


正直言ってそんなに広くはないですが、1人ならちょうど良いぐらいかと…(スーツケースもちゃんと広げられます)。


ベッドの対面にはテレビ、写真には映ってませんが左手には冷蔵庫や服を掛けられるスペースがあります。



ピンクのドアの向こうはバスルーム(中にトイレも)。

実は、一番の懸念事項はこのバスルーム(兼トイレ)でありました…。


シャワーの位置がトイレのすぐそばなので、どうしても床がびちゃびちゃになってしまうという口コミを読んだからです(だからビーチサンダル的なものを用意した方が良いというアドバイスがあったのでそうした)。


確かにシャワーとトイレの場所は近く、シャワーを使えばバスルームの床はびちゃびちゃになります。

…が、確かにサンダルがあれば何とかなるし、実際はそこまで困る事はありませんでした。


↑意外と良かったのがホテルオリジナルのシャンプー&ボディウォッシュ。

南国を感じさせる良い香り!


シャワーは簡素なタイプではあったものの、湯量も温度も問題なく快適に浴びる事が出来ました。

トイレも同じく簡素なものであり、もちろん最新式のものではありません。

シャワートイレの代わりに小さいシャワーが付いてるという、人生初のタイ式のトイレでした(何とか使えた!)。


そんなバスルームから出てすぐの所には洗面台(&ドライヤー)が。
これが動線が良くて意外と便利だったのです。

↑アメニティもちゃんと揃ってました(私が使ったのは歯ブラシセットとシャワーキャップ)。


このホテルにはフェイスタオルやハンドタオルの用意はなく、バスタオルのみが用意されていました。

必要であれば持って行くか現地で調達しましょう。

あとティッシュが無いのでそれも持参した方が良いです。


何もかも揃っているホテルに慣れていると「マジで!」と驚く事になるかも知れませんが、足りないものは自分で用意すれば良いだけなので、まぁ何とかなるっちゃなる?


↑ドリンク類とカップはちゃんと用意されております。

やっぱりドリアンは持ち込み禁止なのね…。


この部屋にはもう1つ面白い特徴がありました。

それは「バルコニー」の存在です。

事前に部屋にバルコニーがあると記載されているのを見つけたので、「バルコニーってどこだ?」と思って探してみると…


見つけた!めっちゃちっちゃいバルコニー(笑)!!



住宅街でもあるこのホテルの周りには当然普通の民家もあり、朝に夕にわんこの鳴き声などが聴こえてくるのがまた良い感じなのでした。


正直言って、設備的にも立地的にも好き嫌いが分かれるホテルかも知れません。

しかし、私はすっかりこのホテルを気に入ってしまいました。

初めてのバンコク旅行がここで良かったと心から思います。


スタッフさんたちの対応もテキパキしながらも温かみのあるものだったと付け加えておきましょう。


あ、朝ごはんもとても美味しかったです!


↑また泊まれたら今度はプールにも入りたいな。


☆Josh Hotelの公式サイトはこちら