昨夏、暑い中えっちらおっちらと梅田にある大阪の観光名所・スカイビルの一角にある映画館に足を運んで観に行ったのが「さらば、わが愛 覇王別姫 4K」でした。



昨年は公開30周年、そして主演俳優であるレスリー・チャンの没後20年という事で4K版が製作され、劇場で公開されたのです。



そしてレスリー・チャンの命日である4月1日、今度はCSの映画専門チャンネル ムービープラスで放送される事に。



劇場でこの作品を観て以来、「何でもう一回観に行かなかったんだろう…」と何かにつけてふと考えてしまうほど、強烈なインパクトを与えてくれた「さらば、わが愛 覇王別姫」。

重いテーマだし、見るのが辛くなるような場面も多々あるのですが、それでもやっぱりまた観たいと思っています。


↑配信情報も掲載されている作品の公式サイト。

現在はBlu-rayも発売中。


レスリー・チャンのように自ら死という結末を選ぶ人が後を絶たず、そのような報道を耳にする度に衝撃を受けてしまいます。

赤の他人である私ですらそうなのですから、自殺してしまった方の近しい人々の悲しみや衝撃は想像すら出来ないぐらいです。

自分でそんな結末を選ばなければならないぐらい辛い事が世の中にはきっとあるだろうし、心身の不調によって…という事もあるかも知れません。


だからと言って私なんかが言える事は何もありませんが、それでもその決断をする人が1人でも少なくなって欲しいと思うし、その決断を先延ばしにしたらまた少しずつ自分の人生を歩く事が出来るようになるかも…。


時間は薬だとも言います。


その日ものすごく辛くても、翌朝には何かくすりと笑えるような出来事があるかも知れないし、翌朝ではなくても1ヶ月後や1年後には「あの時死ななくて良かった」と思える事があるかも知れません。


「かも」ばかりで申し訳ありませんが、それでもやっぱり…生きて欲しいと思います。自戒も込めて。