さて、「ドラマ 地球の歩き方」もいよいよ第3のパートであるサイパン編に突入しました。


サイパンを歩くのは女優の松本まりかさん。

華奢な身体に甘い声、柔らかい雰囲気の彼女にノックアウトされております。



しかし、見た目の印象とは反してしっかりした意思を持ち、地元の人々と果敢に英語でコミュニケーションを取る松本さんはとても頼もしい地球ウォーカーであると感じました。


サイパン編の冒頭で取材先を決める時、ズラッと並べられた「地球の歩き方」から松本さんがはじめに選んだ目的地はサイパンではありませんでした。

その目的地(キューバ)がダメだった理由は取材をするには(現時点で)適さないからという事でしたが、松本さんは「どこでも良いって言ったのに…」とほんのちょっぴり不満げ(私もそう言うと思う)。


サイパンはどうかと提案された時、松本さんはデビュー当時の10代の頃に写真集の撮影で訪れた事はあるけれど、あまり良い思い出がない…と。

しかし、「だからこそ今行ってみるのは良い事かも知れない」と気持ちを切り替え、サイパンに向かう事になりました。


☆松本まりかさんのサイパン取材レポートはこちら!


到着後は地元のカフェやレストラン、そして写真集の撮影地であったビーチを再訪したりしてサイパンを満喫。


しかし、その日の夜に松本さんの腕に謎の痣が浮かび上がり…。


↑リゾート感たっぷりな衣装やメイクにも注目!

めっちゃ可愛いのです。


そこからはサイパンで信じられている「精霊」についての知識を深めたり(腕の痣を治すため、シャーマン・キキさんから精霊と会話するための儀式を受けます)、太平洋戦争中の日本との関係についてを地元ラジオ局のDJ・ギャリーさん、ゴードンさん、そしてリスナーの方と語り合ったり…と、ただ観光で訪れるだけではなかなか体験出来ないサイパンへと足を踏み入れます。


タイ編の時にも書いた事ですが、これはあくまで「『ドラマ』地球の歩き方」であるゆえ、どこからどこまでが真実かはわかりません。



しかし、サイパンやグアム、ハワイ…いや、世界中にある「海に浮かぶ小さな島」にはその島独自の文化や風習があり、精霊など目に見えないものが信じられていたりします。


↑ハワイ島で訪れた「ヘイアウ」。

ヘイアウとは古代ハワイ人が建設した(定めた)聖域の事。

ヘイアウ毎に様々な目的があったようです。

ちなみにこの「プウホヌア ホナウナウ」は掟を破った人や戦争に敗れた人々などがここへ逃げ込めば許されるという駆け込み寺的な場所でありました。

↑ここから眺める海はただただ静かで深い色をしていました。


普段はそんな事をあまり気にせず生活している私ですが、静かな海を見ていると自然にそういったものを受け入れている事に気付きます。


↑台湾の東海岸、花蓮・七星潭では台湾の原始の風景が見えるような不思議な感覚に。

↑同じく台湾・東海岸に多く暮らしている原住民族のレストランにて。

台湾の原住民は東海岸だけではなく台湾各地に暮らしていますが、現在その文化や風習が色濃く残るのは東海岸や山岳部、または離島である事が多いようです。


元々ビーチリゾートの代表格であるハワイから旅を好きになった私なので、海への思いは強めかも知れません。


ビーチ沿いのバーで浮かれてカクテルを飲んだり、海に浸かってぼんやりしたり、朝起きて海沿いを散歩したり…。


とにかくそこにあるだけで嬉しくなるのが海ってものなのかも知れません。