旅に出ていない時は基本的に引きこもり主婦として生きているので、テレビねた&書籍ねた多めの拙ブログです。


今回は、今私が最もハマってるテレビ番組「ケンコバのほろ酔いビジホ泊 全国版」から学ぶ、ビジホ(国内&海外)を拠点とする旅について考察していこうと思います。


↑毎週木曜日・午後10:30〜午後11:00、BS朝日にて。

本日は東京・蒲田のビジホに宿泊!楽しみだ〜。


☆番組について、詳しくはこちら!


私が旅の初心者も初心者だった頃、旅と言えば1泊2食付きの旅館(温泉付き)に泊まるのがスタンダードでした。

滞在先に到着する前やチェックアウトした後にチラッと周辺を散策したりする事はありましたが、朝夕のごはんは滞在先で食べるので周辺の美味しいお店を探したり…なんて事はほとんどしなかったと思います。


しかし、ある年の冬。関西人が冬になればこぞって蟹を食べに出かける、日本海側のとある温泉街に宿泊した時の事です。

宿をチェックアウトした後、珍しく温泉街にあるお店にお昼ごはんを食べに出かけました。


夫はその頃友人たちと毎年蟹を食べに日本海方面を訪れておりました。

そのお店もその時に行って美味しかったから、と連れて行ってくれたのです。

そこでは海鮮丼を食べたのですが、めちゃくちゃ美味しくてびっくり!

メニューには昨夜旅館で食べたような蟹のフルコースなんてものもあり、昨夜食べたものももちろん美味しかったけど、このお店で食べてもきっとめちゃくちゃ美味しいんだろうなぁ…と思ったのです。


先ほども触れたように、私の中ではその頃の旅というものは「近場の温泉で1or2泊」するものであり、朝晩の食事は宿でするものだと思い込んでおりました。


だけど、何もわざわざ宿で食べなくても良いのではないか?

泊まるのもビジネスホテル的な所で充分なんじゃないか?

ビジホを拠点にしてその街にある美味しいお店を食べ歩いたら楽しいんじゃないか!?←まさに「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」です。


…と、その時初めて思ったのです。


今は完全に「泊まるのはビジネスホテル的な所」で、「宿で食べる事はほぼない(朝ごはんが付いてる時は食べる)」という「ビジホ泊旅派」になっていますが、その時そう思った瞬間、雷に打たれたかのような衝撃を受けました(大袈裟ですが)。


現在は海外でそういう旅をすることが多かったりしますが、この番組を観ていると「国内旅もやっぱりいいなぁ」と羨ましくなります。

タイトルに「全国版」と付いているように、ケンコバさんがこれまでに訪れた街は東京・大阪・名古屋・兵庫県(神戸・尼崎)・博多(この先もっといろんなエリアに行くのかな?と思うとわくわく!)。


↑ケンコバさんがいつも携えている巾着袋が気になってましたが、スペシャル回の博多でついにその謎が解明。

何と屋台の上部に吊り下げる事が出来る(=場所を取らずに収納出来る)のだとか。


ところで、「ビジホ=ビジネスホテル」の定義って何でしょうね?

何となくイメージで「こういう感じ」と言うのはありますが、今はビジネスホテルと言ってもほぼシティホテルでは…?と思うような所もあったりするし、私から見たら「ここは完全にシティホテルっしょ?」と思うようなホテルをビジネス使いしている上級ビジネス人もいらっしゃるのでいまいちよくわかりません。


↑商務酒店=ビジネスホテルです。写真は台北のサンワンレジデンス。

私はこのホテルをシティホテルだと思っていたけど、そう言えば朝食会場には仕事で来てるっぽい人がたくさんいらっしゃったなぁ。


部屋が狭めでシングルユースであり、小さいながらもライティングデスクが置かれている、というのが私のビジホのイメージ。


↑まさにそんなイメージと合致する、これまた台北のジャストスリープ台北林森館。

「部屋=ほぼベッド」な造りですが、必要なものが全てコンパクトにまとまっていてひとりならこれで完璧。


ちなみに水まわりは狭くて超使いにくい…という欠点がありますが、最近の日本のビジホには大浴場がある所も多く、その場合その欠点は全く気にならなくなります。

大きいお風呂、気持ち良いもんね〜!


↑「天然温泉」の文字がありがたい!


なお、朝ごはんは料金に含まれている事も多いですが、「含まれてるのにこんなに豪華でいいの!?」というパターンと「…うん。こんなもんよね。」というパターンが(もちろんその中間も)。

しかし、ホテルによっては深夜にお茶漬けサービスがあったり、カレーが頂けたり、夜鳴きそばが登場したりする所もあったりします。


「私は朝ごはんを重視したいな」「朝は寝坊したいからサッとでいい。夜食がある方が嬉しい」と、それぞれのニーズによって使い分けましょ。


↑別料金だったけど(プランによる)超豪華で味も最高!だった三井ガーデンホテル。

とは言え、ここはビジホかシティホテルかどちらなんだろう?


先ほどからちらちらと台北のホテルを例に出させて頂いてますが、日本のビジホブランドはもちろん海外に進出済みだし、現地発のビジホ的存在のホテルもあります。


韓国で東横イン、台北でサンルート、ベトナムでルートイングループのホテルに滞在された事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?


↑2023年12月の「おじさん台北ひとり旅」で夫が滞在したのもサンルート台北。

気になるお部屋の様子は動画でチェックしてみてくださいね〜!


日系のホテルに泊まると日本語が通じやすかったり、日本基準のサービスを受けられたり…と何かとメリットも多いはず。

「初めて行く国だから不安」と言う場合は、とりあえず日系のホテルを選んでおくと心強いかも知れません。


かく言う私も初めての台北でチョイスしたのはビジホでした。



東京國際ホテルは日系のホテルかどうかは未だにわからないのですが(たぶん違う)、24時間日本語が通じるという安心感抜群のホテルであります。


また、この辺り(中山エリア)は台北の中でも特に日本人旅行者(ビジネスで来ている方も観光客もどちらも)が多いエリアなので、ビジホ的なホテルがたくさんあります。

ホテルの近くには「日本人に人気のレストラン」「日本人向け土産店」「日本人客が多いマッサージ店」「日本人がよく利用する大人の社交場」などがあり、一瞬「ここは日本か!?」と思ってしまうほどです。


コロナ禍を経てそのきらいは減少したように思いましたが、やはり夜に日本語で呼び込む人を見かけると「やはり…」と思うと同時に安心してしまう自分がいるのでした。


↑私の中では中山の一部エリアは「台北のワイキキ」。

うなぎも食べられるしね(写真の京都屋さんはすでに閉店していますが…涙)。


以上、「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」に学ぶ!国内&海外ビジホ旅でした。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。


まだ「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」を見た事がないよ〜って方は、どうぞ本日22時30分にチャンネルをBS朝日に合わせてみてくださいね!