という事で、今回は現在滞在記を更新中の「おばさん台北弾丸ひとり旅」での拠点となった(1泊しかしてませんが…)Just Sleep Hotel台北林森館を「勝手に滞在先レポート!」したいと思います。



何を隠そう、私は大のジャストスリープファンであるジャストスリーパー(そんな言葉はありません)。


何とあの台北の高級ホテルであるリージェントホテルのカジュアルラインホテルであるジャストスリープホテルは、お手頃な宿泊料金でリージェントスピリットを感じるおもてなしを受ける事が出来るお値打ちなホテルなのです!


*これまでのJust Sleep Hotelの滞在先レポートはこちら!





*何と大阪にも誕生!



今回滞在した林森館は↑でも触れたように、今や台湾だけではなく日本にもあるジャストスリープの中でも元祖的存在。

コンパクトだけど機能的で過ごしやすい部屋に、こだわりの寝具がある…という、ジャストスリープの基本をばっちり押さえておりました。

私の場合、地方のジャストスリープからデビュー(?)したので、わりと広い部屋に滞在する事が多かった(なぜかゴージャスな部屋にアップグレードしてくれる事が多いジャストスリープ)のですが、林森館は「これぞジャストスリープ!」という趣きに溢れています。


では、前置きはこれぐらいにしてJust Sleep Hotel林森館をご紹介していきたいと思います!


まずは立地。

林森館があるのは中山エリアです。

日本人旅行者が台北で最も安心して便利に過ごせるのがこの中山エリアではないでしょうか。

界隈には台湾料理のレストラン、小籠包、火鍋etc…に加えて和食(が食べたい時もありますよね?)、ラーメン・カレーまで日本人が食べたいものが何でも揃っております。


さらにお茶やMIT雑貨が買えるお土産店、マッサージ、台湾式シャンプー、そしてデパート(新光三越)にホテル(中山の3大高級ホテルであるリージェント・オークラプレステージ・ロイヤルニッコー台北)もあり、それらの場所では日本語が非常に通じやすいという。


*近年ヒルトンホテル系列のダブルツリーも仲間入り。

アンバサダーホテルは現在建て替えのため休業中です。


当然日本人旅行者が多く滞在するエリアなので、わたくしなどは中山を「台北のワイキキ」と呼んでいた事も。


Just Sleep Hotel林森館があるのは中山エリアの中心部(中山北路と南京東路の交差点を中心とすれば)からは若干東へ行った辺り。

南京東路と林森北路の交差点を5分ほど南下した場所に位置しております。


↑南京東路から林森北路を南に入ってすぐの所はこんな感じ。

基隆の有名なパイナップルケーキ(太陽餅や緑豆を使ったお菓子などの中華菓子も)が買える李製餅家があります。

懐かしい感じの味とレトロなパッケージが好きな方も多いはず!


林森北路を5分ほど南下すればこんなブルーの看板が見えて来ます。


そこが目指すジャストスリープ林森館です。



ホテルに入ると、若干奥まった場所にエレベーターが見えるのでそれに乗って3階へ。


3階にはフロントや朝食会場兼ラウンジ(朝食の時間以外もコーヒーなどが頂けるようでしたが、残念ながら私はホテル滞在時間が短くてその恩恵に与れず…)があります。


☆ホテルの朝ごはんはこんな感じ。

ビュッフェスタイルです。







そんなに種類は多くないのですが、台湾らしい一品やおかず、お野菜(&フルーツ)、ごはんのお供系がいろいろと用意されておりました。


ではでは、フロントで無事にチェックインも済ませたのでお部屋へと参りましょう。


*今回フロントにいらっしゃったスタッフさんは日本語ではなく英語でのやり取りとなりました。

中山が台北のワイキキではなくなって来た…?


今回私が滞在したのはスーペリアクイーンルームというカテゴリーのお部屋です。

まず、部屋の真ん中にはベッドがどーん。

はっきり言って部屋=ほぼベッドという造りであります。



しかし、狭さをカバーする工夫がたくさんされているのがジャストスリープのジャストスリープたる所。


「あれ?ティッシュが無い…」「水はどこ?」「スリッパは?」と思いながら壁を見れば…ハマっております。何と!



ビジネス客も多い中山という場所柄、しっかりとしたライティングデスクがあるのもありがたい。


↑何でも手を伸ばせばすぐに届く場所にあって最高!

就寝時も灯りのスイッチが1つにまとまってて寝転びながら一撃でON・OFF出来ます(↑の写真の電話の後ろにあるのがそのスイッチ)。

セキュリティボックスももちろんあるでよ(その下は冷蔵庫)。


*写真は撮り忘れてしまったのですが(大ポカ)、クローゼットは無くともハンガーを吊るしてあるスペースがあるのでそこに持って来た服を数着掛ける事が出来ます。

床にはスーツケースを広げられる場所もありました。


窓からの眺めはこんな感じ。

まぁ、台北だとシティビューって言ってもこんな感じですわな…。

窓があるだけありがたいのさ。



そして、やっぱり気になるのは水回り。

こちらもコンパクトにまとまりつつも使いやすかったです。


↑この洗面台が今まで滞在したホテルの中(高級と言われるホテルも含む)で一番使いやすかった!

部屋の広さのわりにはしっかりスペースがあるのがわかるでしょうか?

台の高さもちょうど良かったです。

↑浴槽は無くてシャワーのみ。

トイレはもちろんシャワートイレ付き!


はっきり言って、ひとり旅にはめちゃくちゃ最適なお部屋だと思います。


そうそう、特筆すべきはベッド。

最高に寝心地が良いんです!


今回の旅では睡眠時間もかなり削る事になったのですが、それをカバーしまくってくれたのがここのベッドでした。

さすがリージェントクォリティ!

短時間でもしっかり熟睡出来ました。


*台北一の繁華街(=飲み屋街)の近くなので、もしかしたら夜うるさいかも…と思いましたが、意外なほど静かなのも嬉しい誤算でした。

飲み屋があるのはまた別の通りなので、治安も悪くないです(変な酔っ払いがうろうろしてたりしない)。


はっきり言って、次のおばさん台北ひとり旅もまたここに泊まりたい!…というぐらい私にとっては「ジャスト」なホテル(ジャストスリープなだけに…)なのですが、今回の旅は1泊3日というイレギュラーな日程のものでした。


という事で、このホテルをチョイスした事について「ちょっとミスったかも…」と思う事があったわけです。


*ホテルが悪いわけではなく、あくまでも私の今回の旅程の都合です。


まず、今回の旅の旅程をちょっとだけおさらいさせて頂くと…


1日目 午後ホテル着→1泊

2日目 チェックアウト(〜11:00)→MRT桃園機場線の最終便で桃園空港へ

3日目 午前4時過ぎの飛行機で帰国


…と、こんな感じでした。


ここで困ったのが2日目にチェックアウトした後のスーツケースの置き場所です。


当初、スーツケースをチェックアウト後23時過ぎまで預かってもらえないかダメ元で訊いてみるつもりでした。

しかし、それは不可能だという事を初日の締めくくりに知らされました。


初日は深夜0時過ぎにホテルに帰って来た私。

エントランスを開けようとすると…開かないじゃないか!!


何と、ホテルのエントランスは19時以降ルームキーが無いと出入り出来ないとそこに書いてあったのです(その時まで全く気付かなかった)。


*エントランス付近にルームキーを「ピッ」とする所がありました(ちょっとわかりにくい)。


いや、これ通常のひとり旅であればセキュリティがしっかりしているという事で安心だと思うのです。

しかし、これで23時までスーツケースを預かってもらう事はきっぱりと諦めねばなりません(当然チェックアウトの時にルームキーは返しているので)。


*結局スーツケースをどうしたのか?

それは台湾滞在記の続きをお楽しみにして頂ければ嬉しいです。


というわけで、「それだったらエントランスが24時間開いててMRT桃園機場線の台北駅に近いエリアのホテルの方が良かったかもな…」と思った、という事なのでした。


*例えばこことか。


しかし、やはり何と言っても便利な場所にあるし(MRT淡水信義線・松山新店線中山駅からはちょっとだけ離れてますが、その分松江南京エリアに行くにも徒歩圏内)、どこへ行くにもアクセスが良いのも大きな魅力!


周りにはコンビニ・ドラッグストア・スーパーもあるし、先ほども触れたように飲食店に困る事もありません。

マッサージ店も近くにたくさんあるので(これぞ中山って感じですよね)、食・買・癒には不自由しない、と言うわけなのです。


↑南京東路を渡れば緑がいっぱいの林森公園&康樂公園が。

散歩も気持ち良いですよ〜。


お部屋に関しては、ひとり旅に最適なコンパクトさ&機能的なところが「基地」って感じで超ツボでした。

あくまでも私の好みなので、「私はもっとゴージャスで広いお部屋でないと」という方にはご本家リージェントやオークラを勧めざるを得ませんが、「狭い部屋ほど落ち着く」という同好の士の皆さまには胸を張ってお勧めさせて頂きたい!


いや〜、やっぱりジャストスリープは侮れません。