今回のおばさん台北弾丸ひとり旅の滞在ホテルである、「Just Sleep Hotel 台北林森館」に到着。
*前回の台湾滞在記はこちら!
大きな看板は出ているが、若干わかりにくい入り口である(中に入り込むようになっていて、外からは見えないため)。
エントランスを入り、奥へ進むとエレベーターがあった。
フロントがあるロビー階は3階のようである。
という事でエレベーターで3階へ。
エレベーターの扉が開くと正面にフロントがあった。
パスポートを出しながら、「I have a reservation today…」と言うと、フロントにいた女性はすぐさま調べてくれ、「もう部屋に入る事が出来ますよ」とルームキーを渡してくれた。
*この時の現在時刻は13時過ぎ。
本来のチェックイン・入室可能時刻は15時。
「ラッキー!」と思いながら、「Thank you!」と喜びを最大限に表して(言葉に自信がない分、表情やジェスチャーで表現する事が重要)部屋のカードキーを受け取った。
しかし予想外だったのは、中山エリアにあり、しかも林森北路という、特に日本人が多そうなこのエリアのホテルで日本語が通じない事である。
いや、それがいけないという事では決して無い。
ただ単純に、コロナ禍を経て「中山で林森北路=日本人」という図式が変化したのかも知れないなぁ、と思っただけなのだ。
早速今回の我が基地である906号室へ入り、荷物を解いたり着替えたりスマートフォンの充電などをしてしばしの時間(1時間程度)を過ごした後、再び林森北路に飛び出した。
↑「夜の街」のイメージが強い林森北路界隈であるが、滞在ホテルがある辺りは他の宿泊施設やコンビニ、ドラッグストア、小吃店などが点在する場所で、わりと健全なエリアと言って良いと思う(滞在ホテルについては後日別記事で詳しくご紹介します)。
南京東路に出ると、林森公園・康樂公園という2つの公園の緑が出迎えてくれた。
そして、先ほどまでぱらついていた雨はすっかり上がっている。
目に鮮やかなグリーンのトンネルを楽しみながら、わくわくと歩き始めた。
公園があるエリアを抜け、しばらく歩くと長春路に出る。
この辺りにもホテルやマッサージ店、また京鼎樓や鶏家荘という日本人旅行者にもお馴染みのレストランがあるので通った事がある人も多いと思う。
何を隠そう、私が初めての台北旅行の時に滞在したのはこのエリアにある「東京國際ホテル」であった。
ホテルを出て周辺を歩いていると、次々と日本語で呼び込まれるし(マッサージ店など)、それこそどの店に入っても日本語が通じるので驚いた記憶がある(だから、先ほど滞在ホテルで日本語が通じない事に逆に驚いてしまったのだった)。
長春路を中山北路の方へと進む。
道中にあったセブンイレブンを見て「!」。
台湾のセブンイレブンのキャラクターであるOPENちゃん(とそのお仲間)が、店先から店内で(ちょっとパンク調でありながらも)可愛くお出迎えしてくれているではないか!
OPENちゃんが台湾セブンイレブンのキャラクターと言えど、実は一般的な店舗では店内にキャラクターのイラストが描かれている事はおろか、キャラクターグッズなども置いてある事はなく(お菓子やパンのパッケージに印刷してあるぐらい)、OPENちゃんグッズを購入するためにはわざわざ特別な店舗に出向かねばならなかった。
その店舗も数少なく、以前はMRT板南線龍山寺駅の構内にあるセブンイレブンにOPENちゃんコーナーがあったが、ある時からそのコーナーが無くなってしまい、途方に暮れた事もあった(いい歳して!と呆れられている事でしょう)。
↑近くにあった別のセブンイレブン。
今回こういった店舗を多く発見する事が出来て非常に嬉しい。
しかし、いきなりこんなセブンイレブンに出会えるなんて!
嬉しさで鼻の穴を全開にしながら店内へと突入!
まんまと店内の一角に「OPENちゃんコーナー」を発見し、どれにしようか吟味しまくった結果、OPENちゃんとキティちゃんコラボのマスコットをゲットした。
レジのお姉さんが半笑いなのは気のせいだろうか…。
嬉しさでスキップする勢いになりながら中山北路に出る。
中山北路沿いには高級ホテルやハイブランドのお店が建ち並ぶが、コロナ禍の影響なのか以前あったGUCCIは姿を消してしまっていた。
*GUCCIはともかくとして(入ることも無いし)、ホテルからここまでの道にかつてあった店が姿を消していた事に胸を痛める。
やはり、旅行者が多いこの街でコロナ禍を生き延びる事は困難だったようである。寂しい…。
そして、これまた以前滞在した事があるamba台北中山の前を通り過ぎる。
このホテルはすぐ近くにあるアンバサダーホテル(現在建て替えのため休業中)のカジュアルライン(セカンドライン?)的なホテルであり、台北のデザイナーズホテルの先駆け的な存在の1つではないだろうか。
部屋のカテゴリーはミディアムルームやラージルームなど、広さにより分けてあるが(スマートルームやバルコニー付きというカテゴリーの部屋もある)、私個人としては広めの部屋よりミディアムルーム(最もスタンダードなタイプの部屋)がこのホテルらしい特徴がよりあって楽しいと思う。
1階のレストラン、地下のバーも人気のamba台北中山、お勧めのホテルである。
中山北路をさらに北上すると、民生西路との交差点に出る。
そこを左方向に渡ると雙連エリアだ。
この辺りまで来ると、高級ホテルとブランド店が目立つ中山北路辺りの雰囲気は消え、途端にローカル感が増してくる。
とは言え、MRT淡水信義線雙連駅に隣接している雙連朝市や人気の飲食店も多いので、何かと私たち日本人旅行者も訪れる事が多いエリアであると思う。
↑人気の台湾カステラ(って現地では言わないだろうが)のお店。
ふわふわでつい食べたくなるが、ひとりじゃ多いのよなぁ。
私がこの辺りを訪れる理由は、何と言ってもこの店である。
その店の名前は冰讃。
すでに台北を訪れる日本人旅行者にはめちゃくちゃ知られた存在である冰讃は、生のマンゴーが流通する季節しかオープンしない事でも有名だ。
*大体例年4月の中〜下旬から10月の下旬(年によっては11月の初旬)まで。
ここまで書くと察した方も多いかも知れない。
今回の旅を4月の下旬に設定したのも、3年2ヶ月ぶりの台湾で食べたいもののナンバー1が冰讃のマンゴー雪花冰だったからである。
出発前、夫からは「冰讃めちゃくちゃ並んでるらしいぞ!」と聞かされていたが、平日であるこの日は旅行者の姿は見えるものの空席もあり、注文もすぐに受け付けてもらえた。
いつものように(ここに来たのは4年ぶりだが)、マンゴー雪花冰にプリンのトッピングで注文し、会計をして番号が書かれたプレート(出来上がったら震えて光るやつ)を貰う。
隅っこの方に空いた2人席を見つけ、そこに陣取ってほっと一息。
そして、「変わってないなぁ」と独りごちた。
この雰囲気は以前と全く同じである。
そりゃ、初めて来た時より値上がってるし、こんな震えて光る番号プレートも無かったけれど。
でも、やっぱり大好きな冰讃は変わらないのだ。
テーブルの上のプレートが激しく震えて光り始めたので、慌ててカウンターへと向かう。
いよいよ、マンゴー雪花冰とご対面だ。
そして、マンゴー雪花冰も以前と変わらない。
カレー皿ぐらいの大きさの器(はっきり言って1人で食べるには多いけど、このかき氷は分けっこしない主義)にてんこ盛りにされたふわっふわの雪花冰にまるで宝石のように輝くオレンジ色のマンゴー。
そこに可愛らしく添えられた昔ながらのプリン。
完璧だ。
端っこの方からそっとスプーンを入れ、雪花冰とマンゴーをすくって口の中へ。
冷たいけど、キーンとはならない優しい雪花冰。
そして、ジューシーで香り高く、甘いマンゴー。
こんな幸せな味ってあるだろうか?
久しぶりの美味に涙ぐみながら、夢中になってあっという間に食べ終えてしまった。
さて、次はどこへ行こうかな。
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