一体、いつになったら台湾の地を再び踏む日が来るのだろう…。
私と同じように、台湾好きさんたちは毎日のようにそんな思いにとらわれる事があると思います。
少し先にはなりますが、もしかしたら台湾へ観光で出かけられるようになるかも知れない、という嬉しいニュースが入って来ました。
しかし、あくまでもその時に「台湾と日本の感染状況が同程度である事」や「ワクチン接種を3回終えている事」など、いろいろな条件が噛み合った上での事。
またいつ感染力の高い新種のウィルスが私たちを襲うかはわかりません。
しかし、ヨーロッパ(特にイギリス)のように新型コロナウィルスに対する規制を全て撤廃するような国も出てきました。
私たち日本に住む者からしたら「えっ、怖…」と思ってしまわなくも無いこの対策ですが、そうなったらどんなに気持ちが解放されて自由になれるのだろう、とも思います。
全ての人がそうではなく、重症化する方もいらっしゃるという事はもちろんわかっていますが、最近感染した人々からは「ちょっと熱は出たけどそれぐらいだった」と言う声も多く、エリザベス女王は新型コロナウィルスに感染されている(なおかつ高齢であるのに)というのに、何と簡単な公務をこなされているという…!
これまでも「風邪は万病のもと」という言葉があるように、風邪でも酷くすると死に至る事もあるし、私たちもこれからは国主導ではなく、個人個人で感染を予防していくようにシフトするべき時期が来たのかも知れません。
前置きが長くなりましたが、そんな時期の到来を知らせてくれるような動画が台湾観光協会から公開されました。
タイトルは
「台湾は準備を続ける、また会えるその日まで」。
この動画は英語・日本語・韓国語など7つの言葉の字幕が付けられており、それらの言葉を母国語とする国の人々へ向けての嬉しいメッセージです。
まずは30秒バージョン。
そして3分バージョン!
私が最後に台湾に行ったのは2020年の2月でした。
前半2泊を台中、ラスト1泊は台北で過ごしましたが、感染対策はしているものの、まだ街は人で賑わい大らかな雰囲気の台中と比べ、台北に足を踏み入れた瞬間感じたのは普段より人が少ない事とピリピリした空気でした。
↑「今日って平日やんな?」と思ったぐらい賑わっていた審計新村(台中)。
↑いつもなら賑やかな中山は人出が少ない(台北)。
朝から晩までテレビでは各国(特に日本)の感染状況を報道し、その日本からこんな時期に台湾に遊びに来た私たちに対して「早く帰って」と言われているよう(いや、言ってたんだと思う)に感じて外に出る事すら憚られ、予約していたアフタヌーンティーから帰ってきた後は暗くなるまで部屋に篭っていました。
↑アフタヌーンティーは最高でしたが…。
またリベンジしよう。
その時からちょうど丸2年が経つ今、ようやくまた台湾に行けるかも知れないという希望の一筋の光が見えて来ました。
どうか、その光が消えませんように。
↑ちょうど2年前、2020年2月22日の帰国日の朝の龍山寺。
ランタンフェスティバル期間中で美しく飾り付けられていました。