今のような状況になるまで、わが家的には4月が海外旅行のハイシーズンでした。
4月は、春休みが終わった後GWに入るまでは比較的空いてるし(ただ一度中華圏の連休と重なった時に行ったハワイは中国人たちでえらく混んでました)、夫も休みやすい時期なのです。
*3月は春休みで混んでるので避けます。
というわけで、今回は5年前(もうそんなに経つなんて!)の4月に出かけた台北旅行を振り返りたいと思います。
この時期の台北は、その年や行くタイミングによるかも知れませんが、すでに日本の梅雨の直前の時期のように気温も湿度も高くなっていて、まだ寒い日も多い日本から出かけて行くと、若干夏バテ的な症状に陥ったりしてしまいます(私が暑いのと湿度が高い事に弱いため)。
なので、どちらかと言えばこの時期に台湾に行くのなら地方の方がお勧めであったりします。
特に南部や東部は夏の陽気で、すでにマンゴーも美味しく食べられる季節に突入しているからです。
今回振り返るのは、まだそんな事は知らなかった記念すべき10回目の台湾旅行(10回のうち3回は南部)です。行き先は台北。
少しずつ台北に慣れ、お馴染みとなった街を気ままに食べ歩いた旅です。
では、2016年4月の台北の街へとタイムスリップしてみましょう。
台湾・桃園国際空港に到着後、空港リムジンバスで台北駅へと向かい、コインロッカーにスーツケースを預け、MRT板南線で市政府駅へ向かいました。
誠品書店信義旗艦店にある、創作四川料理のKIKIレストランで今回の台北旅行一食め&台湾啤酒。
↑見た目地味だけどめっちゃ美味しい!卵豆腐を揚げたやつ。
KIKIは何を食べても美味しいのですが、四川料理がベースになってるだけあってたまにめちゃくちゃ辛い料理が…。
メニューにある唐辛子マークの数で辛さ具合を要チェック!
KIKI、また行きたいなぁ。
食事後は誠品書店でちょこっと買い物。
再びMRTに乗り込み、滞在先の最寄駅である民権西路駅へ。
今回の旅の基地はCHアパートメントホテルとする!
この辺りはオフィス街であり、旅行者向けのホテルが点在するエリアでもあり、台北に住む人々が暮らす生活圏でもあります。
当然、地元の人に人気の美味しいもののお店もたくさんある楽しい街。
無事部屋にチェックインし、荷物をざっと片付けたら再び出発。
民権西路駅からMRTで台北駅へ向かい、台鐡で瑞芳駅まで。
駅前からはタクシーに乗り、九份へと向かいました。
私が九份へと向かう理由=「九份茶房でお茶をしながら夕景から夜景に変わるのを眺めたい」なので、基山街にある小吃や甘物は全てスルーし、九份茶房に直行します。
九份茶房では花の香りがするお茶を飲み、烏龍茶チーズケーキを食べながら、陽が落ちるのを待つのでした。
すっかり陽が落ち、美しい夜景を楽しんだら九份茶房を出て九份を出発します。
石段を降りた所にあるタクシー乗り場からタクシーに乗り、基隆の廟口夜市へ。
港町なので海鮮料理が有名で、なおかつ基隆発祥の小吃もいろいろとある、台北北部屈指のグルメ夜市である基隆廟口夜市では、一口香腸や栄養三明治、泡泡冰などを食べ歩きます。
↑特にこのイカスープ&焼きそばが美味しくて…!
夜市を充分に楽しんだ後は台鐡基隆駅の近くにあるバスターミナルから國光バスに乗り、台北駅まで戻りました。
この時点でかなり疲れてたのですが(朝早かったし)、夫に「冰讃行かへん?」と訊くと「行く」と言うのでまたもやMRTに乗り、雙連駅へ。
↑毎年4月の中旬以降にオープンする冰讃(マンゴーの時期しか営業しない)。
ありえないぐらいクタクタになった私たちは何とかアパートメントホテルに戻り、シャワーを浴び、ベッドへ墜落。こんな感じで1日目は終了。
2日目。
この地を滞在地として決めた理由に「Mr.Lin'sが近いから」というのがありました。
という事で、CHアパートメントホテルのすぐ近くにあるMr.Lin'sで朝ごはんです。
フレンチトーストにチーズと焼いた豚肉(台湾の朝ごはんメニューに焼いた豚肉を挟んだトーストや蛋餅があったら必ず注文するぐらいこれが好き)を挟んだものがお勧めだと注文時に言われたので、素直にそれをチョイス。
*本当にめちゃくちゃ美味しかったので感動して2日連続で行ったほどでしたが、Mr.Lin'sは残念ながら閉店してしまいました…。
近くにある雙城美食街に寄り道した後再び部屋に戻り、ダラダラ。
蒸し暑さが応えてどうもやる気が出ません。
テレビを観たり、前日買ってきたケーキを食べたりしているとあっという間に時間が経ってしまったので意を決して(?)部屋を出る事に。
↑前日に統一百貨店の地下で購入していたタロイモのロールケーキ。
かなり美味しいけど、芋だけあって胃にズッシリ。
民権西路駅からMRTを乗り継いで南京復興駅で降り、食べてみたかった海南チキンライスのお店へ。
↑柔らかく、ジューシーなチキンがたまりません!
慶城海南鶏飯に到着すると、お昼の時分どきだけあり付近のオフィス街で働く人々が列を作っていました。
しまった、旅行者である自分達は時間をずらして来るべきだった…と後悔しながらも列の後ろに着きました。
日差しも強くなり、めちゃくちゃ暑い!
しかし、カウンターで注文するだけの列なので進みは早いです。
南京復興駅からはまたまたMRTを乗り継いで龍山寺へ。
すでにかなり暑くなって来てましたが、何とか参拝。
参拝後はご褒美に冷たい甘物!
*胃が重いとか言いながら食べてばっかりだな、我ながら…。
↑龍都冰菓専業家にて八寶冰。
三たびMRTに乗り、隣駅である西門町へと向かいました。
↑西門町ではお約束の阿宗麺線。
このサイズ感がいいですな。
そして、一旦部屋に戻る事に。
↑アパートメントホテルに戻る前に近くのお店でミルクプリン!
暑さと暴食が祟ったのか、この辺りから段々本格的に体調を崩し始めた私。部屋でしばらく休憩します。
もう晩ごはんは要らないかな…と思いつつ、この食都台湾で食べないだなんてありえない!と部屋を出ます。
でも、何にしよう…。
なぜか台北ではこういう事が多い気がする私たちの旅です。
結局、中山に鰻を食べに行き2日目終了。
*MRTで中山に向かう前に脆皮鮮奶甜甜圏でドーナツを食べた。
**4月に台北に行くと毎回鰻を食べに行っている私たち。
そして迎えた最終日。
またもやMr.Lin'sで朝ごはんを食べ、晴光市場や雙城街をぶらぶら。
部屋に戻ってパッキングを済ませ、お世話になったアパートメントホテルを出発。
食に関して充実しまくっていたエリアだったので、またこの辺りに滞在して食を満喫しまくりたいものです。
↑食以外にも気になるスポットが!
中山國小駅からMRTに乗り、松江南京駅で下車。
今では大ファンになっている梁記嘉義鶏肉飯ですが、この時初めての訪問でした。
お昼の時分どきは混むと聞いていたので(前日の慶城海南鶏肉飯を教訓とし)、オープン直後の早めの時間に到着したので貸切状態!
タクシーで台北駅に向かい、コインロッカーに荷物を預けて行動再開。
まずは中山で足つぼマッサージをしてもらい、軽くなった足でこの旅2度目の冰讃へ。
とろけるようなマンゴー雪花冰を飲み物のように一瞬でやっつける。美味すぎる…!
雙連駅からMRTに乗り、東門駅で下車。永康街にやって来ました。
まずは度小月で2度目の昼ごはんをば。
↑何かやっぱり台湾では「今のうちに食べとかなきゃ!」って気持ちになってしまうのです。
…え?私だけ?やっぱり!?
ちなみにこの時2015年10月と2016年1月に台南に出かけたので我的担仔麺ブームでした。
この後、永康街から師範大学を通り抜けて元銀手作でお買い物。
東門駅に戻り、MRTで台北駅へ。
バスターミナル(この時MRT桃園機場線は開通前)から来た時と同じように國光バスに乗り、桃園国際空港へと向かうのでした。
初日に九份&基隆へ出かけた事以外は、台北の市街地をMRTでぐるぐる巡って食べたいものを欲望の赴くまま食べ歩く、という旅でした。
わが家には愛犬がいるので、旅の間ぐらしいしか時間を気にせずのんびり街歩き出来ません(外出時には愛犬を留守番させる事になるので出かけても「早く帰らなきゃ」と焦る)。
なので、こんな感じの街歩きは旅をしている最中にしか出来ず、日常の延長のようでありながら非日常な過ごし方なのです。
非日常であるからこそ、より楽しく、貴重な時間であるという事に今更ながら気付きました。
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