前回の(架空)台湾TRIPはこちらからどうぞ。
夕暮れ時を迎え、台中の街は少しずつ色を変えて行きます。
夕暮れ時を迎え、台中の街は少しずつ色を変えて行きます。
昨日も通った審計新村やCJSJがある辺りを見ながらぶらぶら歩く黄昏時。
勤美誠品緑園道が面している公益路周辺には人気の飲食店が点在していて、一際賑わっているエリアであります。
*台中発祥の無老鍋も公益路沿いにあります。
この台中ラストナイトのために取っておきのレストランをホテルで予約してもらったのですが、その店は公益路沿いではなく、公益路と台湾大道が交差する地点の台湾大道寄りの場所にあります。
辺りがすっかり暗くなった頃、私と旅のお供さんは賑やかな公益路を外れ、住宅街のようなエリアに迷い込むように入ってきました。
周りは暗くて静かな場所であるにも関わらず、「十二月」の前には店に入るのを待っている人がたくさんいました。
予約しておいて良かったね〜、と胸を撫で下ろす私たちです。
*ここは台湾さんぽの達人・奥谷道草さんに強力推薦して頂いた店で、奥谷さんのご本を読んで私も気になっていた所でした。
「行く前に予約した方がいいですよ」とアドバイスをしてくださったのでホテルのスタッフさんに予約して貰って出かけたら↑のように人がたくさん待っていたのでした。
本当に予約必須の台中人に大人気のお店です。
店員さんに予約している事を告げると、すぐに二階席に通してくれました。
席に着いてメニューを決めたら、まず一階のレジに行きお会計を済ませます。
後は再び席に戻り、料理が到着するのを待つだけ!
ちなみにこのお店のメイン料理はお粥です。
誰ですか?「お粥〜???」ってボヤいたのは!
安心してください。
お粥と言ってもただの白粥が出てくるわけではありません。
海老や鮑や牡蠣や蟹、鶏…と種類豊富な高級粥が登場するお店なのです。
今回私たちがチョイスしたのは蟹!
もう、最後のひと匙まで掬って掬って掬いまくりたくなる美味しさ!
しかも、人数分で注文でき(写真は2人分。でもあまりに美味し過ぎて「3人分にすれば良かった!」と思ってしまった事を白状します)、意外とお値段もリーズナブル。
もちろんお粥だけでは物足りないので、他にもいろいろ注文します(一品料理の種類も豊富です)。
そして蟹味噌焼売です。
お粥にはいろいろトッピングしてある(パクチーとか)のですが、苦手なら抜いてもらう事も可能です。
お酒よりお茶などソフトドリンクの方が幅を利かせているのがやっぱり台湾?
「どれも美味しいね!でもやっぱりこのお粥が最高!」と喜んでいるお供さんを見てほっとする私。
でも、ここのお粥が美味しくないって言われたらもうどこへ行ったらいいかわからない。
それぐらい超超超おすすめな十二月なのでした。
さて、この後だけどどうする???
この辺りでもう少しお酒を飲んで帰るか、前日に行った逢甲夜市とはまた違う雰囲気のローカル夜市に行くか。
「どっちがいい?」と訊くと…
夜市!と元気いっぱいに答えてくれる旅のお供さんなのでした。
それでは台灣大道からバスに乗って、夜市まで移動しましょうか。